
この記事でわかること
iPhoneでプレフィックス番号を自動付与させる方法
iPhoneをご使用の皆様、格安スマホ・格安SIMへの移行はお済でしょうか。

移行したんだけど、通話アプリが使いにくくて困っているの
こういう方もいらっしゃると思います。
実は、格安スマホで通話をする場合、事業者によっては割引や通話無料にするためにアプリを介す必要があります。



IIJmioの『みおふぉんダイアルアプリ』やイオンモバイルの『イオンでんわ』などですね
ただ、iPhoneだとiOSの仕様上、それらアプリでは着信履歴を見られません。
また、ネット上の番号に発信したくてもアプリにコピペしなくてはならない、といった不便な点があります。
本記事では、それら通話アプリの不便さを少なくするための解決方法を紹介します。
安く快適にiPhoneを使用するために、さっそく内容を確認してみましょう!
あわせて読みたい
解決方法


早速ですが、解決方法は2つあります。
以下、1⃣の方が導入が簡単、2⃣は導入が若干複雑ですが、より根本的な解決方法となります。
両方の特性を理解して、両方導入するとより便利になります。
- アプリ「PrefixPlus」の利用
- iPhoneのショートカット機能より「PrefixCall」の利用
なお、対象は以下の各サービス・プレフィックス番号です。
対象のサービス一覧
格安スマホ・各事業者のプレフィックス番号一覧
1.楽天コミュニケーションズ系(プレフィックス番号:0037-XX)
・みおふぉんダイアル:0037-691
・nuroモバイル でんわ:0037-692
・イオンでんわ:0037-691
・エックスモバイル :0037-691
2.NTTコミュニケーションズ系(プレフィックス番号:0035-XX)
・Nifmo半額ダイヤル:0035-45
・LIBMO 10分かけ放題:0035-45
・LinksMate MatePhone:0035-45
3.ソフトバンクテレコム系(プレフィックス番号:0063)
・mineoでんわ:0063 or 006751
・DTIおとくコール:0063
・LINEモバイル いつでも電話:0063 or 006751
4.IPS系(プレフィックス番号:0032-XXXX)
・U-mobile MAX:0032-8246
・b-mobileでんわ:0032-8246 or 0032-4146
・HIS電話:0032-8246
5.KDDI系(プレフィックス番号:0077-XXX)
・BIGLOBEでんわ:0077-500
それでは、2つの解決方法について、それぞれを深堀してみます。
アプリ「PrefixPlus」


PrefixPlus 概要
iPhoneの連絡先アプリに登録している全ての電話番号はそのままに、もう一つプレフィックスを付加した電話番号を自動的に追加登録してくれるアプリ。
PrefixPlus のメリット
- 誰でも簡単にプレフィックスを付加した電話番号を登録できる
- 標準の電話帳・電話アプリから簡単にプレフィックス電話番号へ電話でき、各事業者の通話アプリなしで通話オプションを適用できる
- 着信履歴からもプレフィックス番号を付けて電話発信できる
PrefixPlus のデメリット
- アップデート共に連絡先データが一部改変されてしまうおそれあり(名前と電話番号の一部が消えるなど)
【解決策】iCloudに連絡先データを事前保存(バックアップ)しておくと、連絡先が改変されても改変前の状態に復元可能 - 電話帳に登録していない番号には適用されない。つまり、知らない番号から電話が掛かってきた場合、折り返してしまうと通話オプションが適用されない
【解決策】知らない番号からの電話は、電話番号をコピペで各事業者の通話アプリから掛ける - インターネット上に掲載されている電話番号に電話をする際も適用されない。
【解決策】インターネット上の電話番号は、電話番号をコピペで各事業者の通話アプリから掛ける - 新しい電話番号を登録する度にPrefixPlusを実行する必要がある
【解決策】ありません。手間ですが、新しい電話番号を登録する度にPrefixPlusを実行下さい。
PrefixPlus の使用方法
- PrefixPlus を App Store からインストール
- PrefixPlus を起動
- PrefixPlus 起動後、右上の [+] をタップ
- 名称欄・ラベル欄に自分が分かりやすい名称を入力(例:IIJmioであれば『みおふぉんダイアル』や『IIJmio』など)
- 番号欄に各事業者のプレフィックス番号を入力(例:IIJmioであれば『0037691』。ハイフン不要)
- 右上の [保存] をタップ
- (更新処理待ち)になるので、下部の [連絡先を更新する] をタップ
- 連絡先へのアクセスを許可するため、[OK] をタップ
以上で、連絡先の全ての電話番号にプレフィックスを付加した番号が追加登録されます。
一度iPhoneの連絡先を開いてプレフィックスを付加した番号が追加登録されているか、確認してみましょう。
本アプリは以上で完了です。
PrefixPlus 適用後の電話方法
新規で連絡先に登録している方へ電話する
- iPhone標準の連絡先アプリを開く
- 電話を掛けたい方の連絡先を開く
- プレフィックスの付加された電話番号に掛ける
折り返しで連絡先に登録している方へ電話する
- 着信履歴画面で、掛かってきた番号の右側にある [i] をタップ
- [発信] ではなく、登録したプレフィックス付きの電話番号に掛ける
着信履歴画面でそのまま折り返し発信すると、プレフィックス番号無しの通常の電話番号で発信してしまいます。すると、通常の電話の通話料が発生するのでご留意ください。
新規/折り返しで連絡先に登録していない方へ電話する(ネット上の番号へ電話する時も同様)
- 電話番号をコピーする
- 各事業者の通話アプリの発信番号へペースト(貼り付け)する
- 各事業者の通話アプリから電話する
ショートカット「PrefixCall」


PrefixCall 概要
連絡先やWeb上からコピーした番号などにプレフィックスを付けて電話出来るショートカット。
PrefixCall のメリット
- 誰でも簡単にプレフィックスを付加した電話番号に電話出来る
- 外部アプリの導入不要(iPhone標準機能のショートカット Appでの対応)
PrefixCall のデメリット
- ショートカット機能の使い方を理解していないと複雑で理解しにくい
- ショートカット機能を理解していないと導入で戸惑う可能性あり
- 着信履歴から直で折り返し電話が出来ない。
PrefixCall の導入方法
- ショートカット App を App Store からインストール(既に入っている場合、本手順不要)
- PrefixCall ショートカットをこちらのサイトからダウンロード(二次配布できないため、サイト紹介のみ)
- ショートカット App にて、PrefixCall を長押し⇒共有⇒ホーム画面に追加、と選択
以上で、PrefixCall の導入完了です。
PrefixCall での電話方法
連絡先に登録している方へ電話する
- ホーム画面のPrefixCallをタップする
- 「連絡先から発信」 をタップする
- 連絡相手をタップする
- 電話番号をタップする
- 「”PrefixCall vX.X”が通話することを許可しますか?」という画面が出たら「常に許可」を選択する(次回以降表示されません)
- 「確認ですが、(プレフィックス番号+電話番号)に電話をかけますか?」という画面が出て問題なければ「はい」を選択する
折り返しで電話する(連絡先に登録している方/していない方の両方に対応)
- 着信履歴画面で、掛かってきた番号の右側にある [i] をタップする
- 電話番号が表示されるので、長押ししてコピーする
- ホーム画面のPrefixCallをタップする
- 「連絡先から発信」 をタップする
- 「電話番号を入力」画面に、先ほどコピーした番号が入力されているはずなので、確認の上「完了」をタップする
- 「”PrefixCall vX.X”が通話することを許可しますか?」という画面が出たら「常に許可」を選択する(次回以降表示されません)
- 「確認ですが、(プレフィックス番号+電話番号)に電話をかけますか?」という画面が出て問題なければ「はい」を選択する
着信履歴画面でそのまま折り返し発信すると、プレフィックス番号無しの通常の電話番号で発信してしまいます。すると、通常の電話の通話料が発生するのでご留意ください。
インターネット上で見つけた電話番号等へ電話する
- 電話番号をコピーする
- ホーム画面のPrefixCallをタップする
- 「連絡先から発信」 をタップする
- 「電話番号を入力」画面に、先ほどコピーした番号が入力されているはずなので、確認の上「完了」をタップする
- 「”PrefixCall vX.X”が通話することを許可しますか?」という画面が出たら「常に許可」を選択する(次回以降表示されません)
- 「確認ですが、(プレフィックス番号+電話番号)に電話をかけますか?」という画面が出て問題なければ「はい」を選択する
まとめ
本記事では、iPhoneでプレフィックス番号を自動付与させる方法を2つ紹介しました。
まとめ
- アプリ「PrefixPlus」の利用
- iPhoneのショートカット機能より「PrefixCall」の利用
これで、格安SIMの通話オプションがより便利に適用出来るようになったと思います。
非常に簡単でオススメなので、まずは試してみて下さい。
本記事により、皆様が便利にスマホをご利用いただけるようになれば幸いです。
▼本サイトの情報リンク▼
データ通信量別最安SIM


▼スマホを賢く買うなら【ダイワンテレコム】▼


▼スマホの修理は【モバイル保険】または【スマホの保険証】▼



