格安スマホ・格安SIMのこと
- なぜ格安なの
- 信頼できるの
- メリット・デメリット
皆様、格安スマホ・格安SIMという言葉はご存じでしょうか
なんとなーく、聞いたことはあるけど…
今や小さな事業者を含めると1500社を超える格安スマホ・格安SIM。(出典:総務省)
本記事では、超簡潔にその概要をまとめてみました。
文章を読まずとも都度挿入されている図を見るだけで分かるようにしています。
皆が専門家である必要はありません。
『ざっくりこんな意味かぁ』と理解いただければ、と思います。
ということで、専門家目線では最適な単語で説明できていない部分もあります。(専門用語が分かりにくかったりするため)
敢えて誰にでも分かりやすい言葉で記載していますので、安心してお読み下さい。
格安SIM専門家の”うみ”と
初心者の”そら”でお送りします
それではさっそく内容を確認してみましょう!
今さら聞けない?格安スマホを超簡潔に解説!!(その2:MNO・MVNO・SIM・MNP)
この記事の登場人物
- スマホ初心者
- 『スマソム』で勉強中
- 楽&お得にスマホを使いたい
- 読者目線で質問
- 家電好き
- スマホの専門家・コンサル
- 「スマートフォン・モバイル実務検定」合格者
- 格安SIMをわかりやすく解説
- ガジェット好き
- 当サイト管理人
格安スマホ・格安SIMって何?
格安スマホ・格安SIMとは一般に
『大手キャリアと比べて安い料金で使えるスマホ』
を総称します。
ここで、大手キャリアとはNTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの3社のことです。
格安スマホは『本体価格が安いスマホ』を指すこともありますが、一般的には上記の意味で使用されることも多いです。本記事では格安スマホも格安SIMも同じ上記の意味で使用しています。
上の図のように、毎月の料金が半額以下になることもザラ。
物価の上昇が激しい昨今、固定費が年間5万円以上安くなると嬉しいですよね。
でも裏があるんじゃないの?
安心してください、安い理由やメリット・デメリットも解説します
理由やメリット・デメリットを確認し、納得して契約に進みましょう!
SIMとは、Subscriber Identity Module の頭文字を略したもの。通信契約の情報が記録されており、携帯電話・スマホに挿入されています。カード型が主流であるため、SIMカードという呼称が一般的です。SIMを通じて電波を受信します。
何で格安なの?
格安SIMが安い理由は単純明解。
主な理由は2つあります。
- 大手キャリアの電波を借りていること
- 店舗を持っていないこと(持っている場合もある)
大手キャリアの電波を借りているため、電波を発信する設備の新設・増設・保守管理費が掛かりません。
また、店舗を持っていないことが多いため、土地代や人件費を削減できます。
店舗を持っている業者もいますが、その分各プランの月額料金が高くなっています。
だから大手は高いんだ、よくわかった!
でもこの点はデメリットにも繋がります
デメリットは記事の後半で紹介します。ご確認ください。
信頼できるの?
信頼性は、各事業者によって異なります。
大きく3つの信頼性に分けられます。
一つひとつ内容を確認してみましょう。
事業者の信頼性:ahamoやIIJmioなど信用できる?
ドコモ・au・ソフトバンク以外の通信会社の名称を聞いてもパッとしないのではないでしょうか?
思いつくのは、UQ、Yモバ、楽天とか…
そうですよね。思い出せるのはCMをやっている企業くらいだと思います
しかし、ローカルの通信事業者を含めると世の中には1500社以上。(出典:総務省)
格安で優良な企業はその中にもあります。
ですが、CMを打つと料金に跳ね返ってしまうため、なかなか広告を出しにくいのが実状。
契約する事業者のことをよく把握したうえで契約することが必要ですね。
例えば、
- 会社の規模
- 会社の歴史
- 会社の背景(MNOとのつながり)
など。
ご自身のみで通信事業者を選定をされる場合、各通信事業者のホームページ等で上記をご確認いただければと思います。
え、それを教えてくれるんじゃないの?💦
そうですよね、1500社以上ある企業を調べて比較する時間はないと思います。
そこで、上記3点を考慮し、本サイトでは信頼性の高い企業に絞ってオススメを記載しています。
各社の基本情報、メリット・デメリットも記載しているので、是非確認してみてください。
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通信エリアの信頼性:電波つながる?
通信エリアは、どの格安スマホ・格安SIMを利用しても、ほぼ変わりません。
え、どうして?
大手の電波を借りているからです
そう、楽天モバイル※以外の格安スマホ・格安SIMは、全て大手(ドコモ・au・ソフトバンク)の電波を借りています。
そのため、通信エリアは選択したキャリアのエリアと変わりありません。
ドコモの回線を借りればドコモと同じエリア、auの回線なら…という理解で大丈夫。
通信・電波の安定性も大手と全く変わりません。
例えば、auで大規模通信障害が発生すると、au回線の格安スマホ・格安SIMもその障害を被ります。
通信速度の信頼性:遅くない?
エリアと異なり、通信速度は事業者によって異なります。
理由は、事業者によって大手から借りている回線数が異なったり、契約者数が異なるためです。
通信速度は、道路の車線数にして例えると分かりやすいです
上の図のように車線数が多いほど混みにくいことから、安定して速度を出せます。
規模の大きい会社ほど、大手から回線数(車線数)を多く借りられるため、速度が出しやすい傾向にあります。
また、速度は回線の混雑時に低下しやすい傾向にあります。(出退勤時・昼休みなど)
同時に道路を走る車両の数が多くなるからです。
どう選べばいいの?
目安としては、混雑時も0.7Mbps以上の速度が出る事業者を選べば問題ないです
一般に、Youtubeの動画を視聴する場合に必要な速度は0.7Mbpsと言われています。(出典 : YouTube公式)
そのため、混雑時も0.7Mbps以上出ていれば動画視聴はもちろんインスタやTwitterなどのSNSは余裕です。
本サイトのオススメの格安SIMの紹介文には、回線混雑時に0.7Mbps以上出るかどうかも掲載しています。
この速度は、毎日定期的に速度計測を実施しているみんそくさん、格安SIMの速度比較サイトさんの速度情報を集計し総合的に評価しています。
連日複数回の実測に基づく速度評価のため、単発測定のX(旧Twitter)などの口コミ情報や単日継続の情報より確かな速度情報を提供できています。
毎日の実測に基づくって凄いね!
是非参考にして下さい
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信頼できる格安SIMがあることが分かった、ありがとう!
格安スマホ・格安SIMには、メリット・デメリットがあります。
併せて確認してみましょう。
格安SIMのメリット
格安SIMのメリットは大きく3点あります
通信料が安い
今までの記載を読んでいただいた方は、もうご理解いただいていると思いますが、月額料金を安く出来ます。
その理由は、大手(ドコモ・au・ソフトバンク)から電波を借りたり、店舗が無かったりするためですね。
月額料金を1,000円程度にすることも可能で、大手との差額は5,000円以上となることもザラ。
年間6万円も節約出来たら、好きなことが出来ますよね。
旅行に食事に推し活に…✨
例えば、年間6万円を続けると20年で120万円です
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これが最大のメリットでしょう。
料金体系が分かりやすい
格安SIMには、データ通信量を1GB単位で分けたプランがあります。
これにより、自分の好きな高速データ通信容量のプランにすることが出来ます。
月額料金が安くなるのは、こういった理由もありますよね。
また、家族割引・固定回線との割引などを適用しなくても安くなります。家族割引が何人以上でいくら減額で、固定回線がいくら減額で、合わせていくら減額で・・・と言った複雑な条件を考える必要がありません。
今、大手で家族割引等を適用していても月額5,000円以上かかっている場合、適用しないで月額1,000円になる格安SIMも検討してはいかがでしょうか。
プランやオプションの選択肢が多い
1GBずつのシンプルな料金体系をベースとして、サービスやオプションを追加しながら個々に使いやすいようにカスタマイズ可能です。
例えば、通話オプションでも一回の通話が5分無料、10分無料、無制限やひと月60分無料・70分無料…と好きなオプションを付けられます。
大手のような何でもモリモリ契約にする必要はありません。
格安SIMのデメリット
一方で、格安SIMには以下のようなデメリットがあります。
店舗が無い(一部あり)
一部を除き、ほとんどの格安SIMの事業者は店舗を持っていません。
そのため、料金が安いのですが、自分で事業者変更や初期設定をすることになります。
今まで店頭で変更や初期設定をお願いしていた方にとっては、これがデメリットになるかもしれません。
逆に「初期設定くらい自分でできる」という方にとっては、デメリットになりません
また、通信事業者を変更すること自体はたったの2ステップで、簡単です。別記事(こちら)に変更ステップを説明しています。
さらに、本サイトに来ていただいた方はラッキーです。お問い合わせでご依頼いただければ、当サイト管理人が遠隔で初期設定することも可能です。
当サイトでは口コミレビュー(こちら)もいただいていますので、ご不安な方は一度ご確認いただければと思います。
私に丸投げしていただいて問題ないです
えー助かる!手間だから全部お願いっ!
比較的通信が不安定・通信速度が遅い
通信回線を大手3社から借りているため、大手と比べると不安定・速度が遅いことがあります。
特に平日の混雑時(7時頃、12時台、18時以降)、速度が遅くなる傾向です。
ただ、0.7Mbps以上の速度が出ていれば動画も視聴できます。(出典 : YouTube公式)
混雑時の回線速度を考慮して契約すれば問題ないでしょう。
本サイトのオススメの格安SIMの記事には、混雑時の速度情報も記載しています。是非参考にしてみて下さい。
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支払いがクレジットカードのみの場合が多い
支払い方法がクレジットカードのみの場合が多く、大手キャリアのように口座振替やコンビニ振込での支払いに対応している会社はまだまだ少ないです。
明細書もネットで受け取ることになることが多いです。
紙幣で支払いを確認したい、明細は紙で受け取りたい、という方には適しません。
しかし、実はこういった細かなところで格安SIMは安くなっているのかもしれません。
振込手数料がないってこと?
そうですね、明細書も紙で受け取ると月額料が上がっています
気づいていなかった…
格安SIMの超簡潔解説 まとめ
本記事では、格安スマホ・格安SIMを超簡潔に解説してきました。
- 格安スマホ・格安SIMは毎月安く使えるスマホのこと
- 安い理由は、電波を借りていたり、店舗がないため
- メリットは安くてシンプル、分かりやすい
- デメリットは初期設定や通信速度の安定性など
さあ、格安スマホ・格安SIMについての不明点は明確になったと思います。
あとは勇気を出して乗り換えるだけで人によっては年間5万円も自由なお金が増えます。
本記事により、皆様がお得にスマホをご利用いただけるようになれば幸いです。
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今さら聞けない?格安スマホを超簡潔に解説!!(その2:MNO・MVNO・SIM・MNP)
本サイトでは、料金・通信品質の観点で本当にオススメできる格安SIMを紹介しています。
宜しければ、あわせてご確認ください。
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