
製品名 | EarFun EH 100 |
タイプ | インナーイヤー |
防水規格 | – |
接続方式 | 有線 |
コネクタ | 3.5mmステレオアダプタ |
重量 (イヤホン単体) | 8.6g |
ドライバー | ハイブリッド型(同軸ダイナミック型 ✕ 2 + バランスドアーマチュア型 ✕ 1) |
低遅延モード | 遅延無し |
公式定価 | 12,980円 |
純粋に良い音を求めた有線イヤホン「EH100」
EarFun EH 100は、高音質を追求し、ハイレゾ認証を取得したEarFun社初の有線イヤホンです。同社の5周年記念として満を持して発売されました。
詳細は後述しますが、特に注目すべき点は有線であるがゆえに高められた音質で、ワイヤレスイヤホンとは大きく差が出ています。
また、高品質なケーブルを用いたり、耳掛け式の形状を採用したりすることで、快適な取り回し・装着感を得ることができます。
精密な彫刻技術を採用することで美しい仕上げになっており、その光沢感から見た目にも高級感があり、所有欲を満たすデザインです。
公式の定価は単体で12,980円となっていますが、同じく5周年記念で発売されたポータブルアンプ「UA 100」と同時購入することで25%OFFで購入可能です。この「UA 100」と一緒に使用することでさらに音楽の表現力を高められるので、セットでの購入がオススメです。
なお、Amazonでもクーポンで2,500OFFなどの割引となることがあります。ご確認いただければと思います。

製品名 | EarFun UA 100 |
タイプ | ポータブルヘッドホンアンプ |
防水規格 | – |
接続方式 | 有線 |
ヘッドホン端子 | 3.5mmシングルエンド、4.4バランス |
重量 | 11.5g |
DACチップ | ESS ES9038Q2M |
アンプチップ | Ricore RT6863 ✕ 2 |
対応フォーマット | PCM 768kHz/32bit、DSD 512 |
出力レベル | 2V/32Ω(125mW、3.5㎜)、2.5V/32Ω(125mW、4.4㎜) |
周波数帯域 | 20kHz−40kHz/−0.5dB |
THD+N | < 0.0008% |
信号対雑音比 | 121dB(A特性) |
クロストーク | クロストーク |
対応インピーダンス | 16Ω₋300Ω |
公式定価 | 9,980円 |
超軽量ヘッドホンアンプ「UA100」音楽の新次元へ
EarFun UA 100は、コンパクトでありながら多機能を詰め込んだEarFun社初のヘッドホンアンプです。こちらも同社の5周年記念製品としてEH 100と同時に発売されました。
わずか10.6gという軽量小型であるにもかかわらず、内蔵機器によりノイズ除去・安定した信号伝送・音楽表現力の増幅をサポート。そのうえデュアルヘッドホン出力ポートを備えており、さまざまなイヤホンに対応します。
UA 100を介すことで、音響の立体感が増強されるのを確実に感じることができます。音自体はキンキンせず、心地よい柔らかいサウンドになる傾向があると感じました。
その滑らかでもちやすいサイズ感・デザインは、携帯して外出時も使用したくなりつい触りたくなるようなデザインです。
公式の定価は単体で9,980円となっています。有線イヤホンEH 100との同時購入で25%OFFです。EH 100の実力を最大限に発揮できるものとなるので、ぜひ一緒に使用していただきたい逸品となります。
レビュー機は、メーカーからのサンプル提供品です。忖度なく客観的なレビュー・データを紹介していきます。
セール情報
外せないのは公式での同時購入割引です。EH100とUA100を同時に購入することで、25%OFFで購入することができます。合計5,740円の割引になりますね。また、Amazonでも頻繁にセールを実施しています。1,500~2,500円程度の割引クーポンが発行されていることが多く、ほとんどの場合割引料金で購入できる状況です。そのため、単体購入も視野に入れている場合は、都度Amazonで割引状況・詳細を確認してみると良いでしょう。
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EH100・UA100の特徴:EarFun 5周年記念・特別企画製品

EH100もUA100も、EarFun社の創業5周年を記念して発売されたブランド初の有線イヤホン&ポータブルヘッドホンアンプとなっています。

EarFun社は、2023年で言えばコスパの鬼で大人気の「EarFun Air Pro 3」や、それからさらに装着感を高めた「EarFun Free Pro 3」など、完全ワイヤレスイヤホンでも業界を驚かせており、その魅力に取りつかれたファンも多い企業です。
今回、同社初の試みとなる両製品EH100・UA100ですが、どちらもEarFun社の名前に恥じぬ高性能やデザインとなっています。挙げるときりがないですが、例えばイヤホンの有線部は32芯単結晶銅銀メッキ線を採用した2pinケーブルとなっており、非常に品質が高いです。
また、特に組み合わせて使用した時の音質・音響は素晴らしく、一度ぜひ試していただきたい逸品です。
EarFun EH100本体/付属品の外観ギャラリー
EH100の外箱はこのような見た目になっています。同社のワイヤレスイヤホンFree Pro 3と並べると少し大きめな箱ですね▼

ハイレゾ対応していることも、認証マークからも一目でわかります。
開封したところ、箱からも力の入れよう・高級感が伝わりますね▼

開封しすべてを並べるとこのような感じです▼

付属品もしっかりしていて、ケースまであるので持ち運びも安心です。
イヤホン本体は銀メッキで高級感を感じられ、所有欲を満たすデザインとなっています▼

質感は金属に近い感じで、剛性も高く感じられます。
ケーブルには32芯単結晶銅銀メッキ線を採用▼

触ってみないとわかりづらいと思いますが、硬いのに柔らかい(矛盾)ケーブルで、取り回しに優れているうえに、非常に品質が高いです。
イヤホン本体とケーブルを接続する際は、LRを確認する必要がありますが、本体に記載のLRが読みにくいので間違えないように注意が必要です▼

イヤホン本体の2ピン端子に差し込めば有線接続の完了です。
2ピン端子は本体に少しくぼみがあるので、見ればすぐにわかると思います▼

ケーブルは付け外し可能ですが、無線では使えないので注意くださいね。
ケーブル自体の質感はとてもよく、硬すぎない感じで扱いやすいです。
アジャスターもついているので、絡まりにくくて良いです▼

有線のプラグはストレートタイプ▼

個人的にはスマホに直接指すためにL型が好きですが、本機はUA100との組み合わせ使用が前提なので問題ないでしょう。
イヤピースは本体に装着されているものを含め、全部で5種類▼

シングルフランジタイプが大きさ別に4つと、ダブルフランジタイプが1つ入っています。
個人的にはダブルフランジタイプが好き、痛くなりにくいので。EarFun社は付属品も手抜きがなくて好きです。
また、本機の特徴として、2種類のサウンドフィルターが付きます▼

このフィルターはバランスフィルターとアンビエンスフィルターとなっています。
バランスフィルターは、高音域・中音域・低音域のすべてがバランスよく響くように設計されています。
一方、アンビエンスフィルターは低音域よりの音になっています▼

付け替えも簡単で、手で回すだけで交換ができてしまいます。
一つのイヤホンで2種類の音を楽しめる仕様になっていて、好みや音楽のジャンルによっても変更できるのが非常に良いですね。
当然ですが、説明書はちゃんと日本語対応です▼

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EarFun EH100の音質
それでは、EH100の音質を評価してみましょう。
耳掛け式なので安定性も高く、ずれたり外れたりせずに使用できますし、遮音性も高いですね。

なんといってもダブルフランジタイプがあるので、圧迫感も少なくつけられて個人的にはGOODでした。
有線イヤホンの定番として使えるほどの実力を備えた機種という印象です。
音の傾向は、いわゆる低音域と高音域が強調されたドンシャリサウンドで、EarFunらしいものとなっています。
EarFun社のイヤホンはワイヤレスでもドンシャリ傾向にありますが、本機は有線のためワイヤレスによる劣化がなく、より解像感が高くキラキラとしたサウンドになっています。

音はハッキリとした硬めなサウンドで、透明感があり広がりのある音になっています。
低音・中音・高音域の音のイメージは▼
- 低音域:こもりすぎず、迫力のあるベースラインを鳴らしてくれます。
- 中音域:ドンシャリの中でも埋もれすぎず、美しく響きしっかりと主張。
- 高音域:特に明瞭でキレがある一方、シャープに刺さりすぎず聴き心地のよい感じ。
音場は広めで、しっかりとした広めな空間の中で優しく響きを残して広がっていくようなイメージです。
個人的には、ロック・ポップス・ジャズが得意な印象で、特に低音域のベースラインを感じられる曲だと、より楽しんで聴き入ることができると思います。

アンビエンスフィルターを付けることで、ドンシャリのドン(低音域)がさらに強くなりました。
低音を感じたい方や、楽曲的に低音が面白いものはアンビエンスフィルターでより楽しめるでしょう。
\ドンシャリ有線イヤホンの新定番!/
EarFun UA100本体/付属品の外観ギャラリー
続いてUA100を見てみましょう。これは、もっと音質を高めて聴きたい方のためのポータブルアンプです。
外箱はこのような感じで、イヤホンの箱より小さいです▼

開封するとUA100本体とUSB-A to Cの変換ケーブルが見えます▼

付属品を並べるとこのようになります▼

USB-C to Cケーブル▼

USB-A to C変換ケーブル▼

ハイレゾ対応ステッカー▼

説明書▼


UA100本体は手のひらにすっぽり収まるサイズ感▼

それでいて、端子は3.5mmと4.4mm両方に対応しています▼

このサイズ・コンパクトな設計で2端子対応させてくるのは、EarFun社の設計力を感じます。真横に併設されている感じ。
ユーザーとしては対応イヤホンが多くなるので、とても嬉しい配慮ですね。
反対側はUSB-C端子を備えています▼

先ほどの付属ケーブルを使用することができます。
側面にはMODEボタンがあります▼

このMODEを切り替えることで、Nintendo Switchでも使用できます。
正面から見ると、対応ビットレートが32bit、768kHz、DSD512のオーディオデータ転送をサポートという記載が▼

大体の音源には対応しているということですね。
一つ残念なのが、付属品にライトニングケーブル to USB-C変換ケーブルが含まれないこと。
iPhone14以前の方は別途変換ケーブルが必要です▼
ただ、このUA100を使用するだけでスマホの音が変わるので、ぜひ試してみてください。
\さらに良い音楽体験を/
EarFun UA100の音質
続いて、UA100の使用感をお伝えします。
スマホとEarFun EH100の間に、UA100を挟んで聴いてみたところ、音量も音圧もグッと引きあがりました。

さらに音が太くなって濃厚・濃密かつマイルドな音になっていくイメージです。
特に、EH100だけではドンシャリ傾向にありましたが、UA100を介すことで中音域が補完される印象があります。
刺激感が軽減され、全体的にマイルドな優しい音楽を楽しむことができます。

もちろんEH100のメリットであった高音域・低音域の迫力は維持し、バランスが向上しているという感覚でしょうか。
音場も若干ですが広がりを感じさせ、EH100の直挿しよりもUA100を使用したほうが満足できる音になる印象があります。
今回はUA100とEH100をセットで組み合わせて使用しましたが、もちろん他の有線イヤホンを使用したり、4.4mmのバランス接続で使用したりできますよね。

そういった拡張性もあるというところで、スマホ音源を気軽に音質アップできるというのが大きなメリットではないでしょうか。
全体的に、スマホ直挿しと比べて出力向上の点から、臨場感のあるライブ音がより楽しめるようなものとなっていると思います。
\さらに良い音楽体験を/
EarFun EH100/UA100の実機レビューまとめ
本記事ではEarFun社の5周年記念商品である有線イヤホンEH100とポータブルヘッドホンアンプUA100をレビューしました。
EH100は有線イヤホンの新定番と言ってよいほどのクオリティになっていますし、特に低音・高音のドンシャリが好きな方にとっては刺さる逸品になっていると思います。
また、UA100は超軽量小型であり持ち運びに優れながらも、音質をさらにアップしてくれるということで、常に音楽を高音質で聴きたい方にピッタリな代物です。
総じて、ワイヤレスイヤホンにはない音質や音の濃密さを提供してくれ、また、両方を組み合わせることで非常に高い満足感を得られるものになっていると感じます。
それがセール価格になることで、両方合わせても1万円台で購入できてしまうことがEarFunの最高の強みですよね。
音質を求める方にとってコスパは最高だと思います。ぜひ手に取ってみてください。

特徴
- 有線のインナーイヤー型イヤホン、高音質モデル
- EH100:有線でも取り回しに優れ、快適な装着感
- UA100:間に挟むだけで簡単に音質向上
こんなあなたに
- 今のスマホで音質をできるだけ上げたい
- 1万円台でポータブルヘッドホンアンプを試したい
価格[税込]
EH100:12,980円、UA100:9,980円
→セール価格で合計1万円台(最大約5000円引き)
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