格安スマホ・格安SIMのこと(その2)
- MNO・MVNOって何?
- SIMって何?
- MNPって何?
皆様、格安スマホ・格安SIMという言葉はご存じでしょうか。
解説その1で少し分かったよ!
ありがとうございます
本記事では、解説その1に続き、格安スマホについてよく聞く横文字を解説してみました。
是非、最後まで読んでいただき、格安スマホ・格安SIMへ乗り換えの手助けになれば幸いです。
解説その1に引き続き
格安SIM専門家の”うみ”と
初心者の”そら”でお送りします
そもそも『格安スマホ・格安SIMが何か知りたい』という方は、以下の記事を先にご参照下さい。
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この記事の登場人物
- スマホ初心者
- 『スマソム』で勉強中
- 楽&お得にスマホを使いたい
- 読者目線で質問
- 家電好き
- スマホの専門家・コンサル
- 「スマートフォン・モバイル実務検定」合格者
- 格安SIMをわかりやすく解説
- ガジェット好き
- 当サイト管理人
MNO・MVNOって何?
MNO・MVNOは通信事業者のことと考えていただければ間違いないです。
MNOは店舗を多く持っていたり、電波塔(基地局)などの設備を持っていたりします。
一方、MVNOは店舗を持っている事業者が少なかったり、設備を持っていなかったりします。
一般的に格安スマホ・格安SIMと呼ばれるのは、MVNOのことが多いです。
店舗や設備を持っていないため価格を抑えられる、ということですね
それでは、MNO・MVNOについて、さらに詳しく解説します。
【MNO】基本情報とメリット・デメリットなど
MNOの基本情報
MNO は Mobile Network Operator(モバイル ネットワーク オペレーター)の頭文字を取ったものです。
日本語では『移動体通信事業者』と言います。
自社で通信設備を所有しており、店頭相談が可能です。
国内では現在、一般に以下の業者を指します。
- NTTドコモ
- KDDI(au)
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- ahamo
- UQ mobile
- povo
- Y!mobile
- LINEMO
※ahamo、povo、LINEMOは独自店舗無し。
MNOのメリット・デメリット・オススメな方
※ahamo、povo、LINEMO除く
要は、通信が高速で安定していることと店舗があること、これらとの引き換えに料金が高めに設定されています。
通信設備は変わらないため、通信が高速であることは今後も同様と考えられます。
しかし、店舗数は各社減少の一途を辿っています。(ドコモの例:数年で600~700店舗閉店予定)
今後もあなたのご自宅近くに店舗が残るかどうかは疑問が残ります。
え!?それは困る!
そうですね、店舗が少なくなりメリットが薄れてしまいます
そのため、どうせ店舗が減るのであれば、このタイミングでの乗り換えをオススメしています。
乗り換え先としてオススメな事業者は以下。MVNOの説明でも後述します。
是非ご確認ください。
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【MVNO】基本情報とメリット・デメリットなど
MVNOの基本情報
MVNO は Mobile Virtual Network Operator(モバイル バーチャル ネットワーク オペレーター)の頭文字を取ったものです。
日本語では『仮想移動体通信事業者』と言います。
通信設備を借り受け、独自の自社サービスを提供する事業者(企業)です。
国内では現在、1500社以上。(出典:総務省)
一例を以下に示します。
- nuroモバイル
- IIJmio
- 日本通信
- LIBMO
- HISモバイル
- イオンモバイル
- BIC SIM
- mineo
- y.u mobile
- BIGLOBE mobile
- J:COM MOBILE
- Links Mate
MVNOのメリット・デメリット・オススメな方
安くても通信速度が遅いと困らない?
ほとんどの場合で、そこまで高速な必要は無いんです
動画(Youtubeなど)を見るために必要な速度は 0.7Mbps と言われています。(出典 : YouTube公式)
そして、MVNOでも会社を選べば問題なく 0.7Mbps の速度は出ます。
そのため、動画視聴はもちろんインスタやTwitterなどのSNSは余裕です。
本サイトのオススメの格安SIMには、回線混雑時に 0.7Mbps 以上出るかどうかも掲載しています。
併せてご確認いただければ幸いです。
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なお、MVNOはNTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの全て、あるいは、いずれかの電波(回線)を借りています。
選択したいMVNOに、あなたが使用したい回線が無い場合もあります。
そのため、使用したい回線が選べるかどうかも考慮の上、MVNOを選択すると良いでしょう。
SIMって何?
SIMとは、Subscriber Identity Module の頭文字を略した小型カードのようなもの。
電話番号等の加入者情報・通信契約の情報を書き込んであり、携帯電話に読み込ませることで通信が出来るようになります。
現在は物理SIM、eSIMの2分類があり、MNO・MVNO各社が発行します。
スマホなどの端末に挿入して認識させるものを物理SIMといい、端末内部に予め組み込まれているeSIMといいます。
また物理SIMにも3種類のサイズがあり、大きい順にSIMカード・microSIM・nanoSIMと呼称されています。
なんだか難しそうだから、この章は聞いてよっと
物理SIM
物理SIMは、スマートフォン等端末の挿入するカードトレイのサイズが合えば、利用者が挿し変えて使用することもできます。
ただ、事業者を変更する際(乗り換えをする際)、プラン契約後はSIMカードが届くまで待機しなくてはなりません。
そのため、時間がかかってしまいます。
eSIM
eSIM は embedded SIM(組み込まれたSIM)の略です。
その名の通り、スマートフォン・携帯電話にあらかじめ組み込まれている SIM になります。
それに情報を遠隔で書き込むことで通信契約等の情報を付加します。
物理的に挿入する手間が無いため、契約直後に通信が可能というメリットがあります。
一方デメリットとして、比較的新しい規格なので契約等の仕方に手間取ってしまったり、そもそも対応している端末がまだ多くない点が挙げられます。
SIMロック
SIMロックとは、スマートフォン・携帯電話等の端末側が、使用できる通信事業者(回線)を制限している状態を指します。
端末によっては、国内の大手4キャリア(NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンク・楽天モバイル)のいずれかの回線でしか電波を受信しない、ということがあります。
例えば、NTTドコモで購入した端末は、NTTドコモの電波しか受信できないようになっていることがあります。
これを『SIMロックされている状態』といいます。
この状態を解除し、SIMフリー(以降参照)にすることを、『SIMロック解除』といいます。
SIMフリー
SIMロックされていない端末をSIMフリー端末と呼びます。
SIMフリー端末の対応電波(バンド)が合えば、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンク・楽天モバイル、どの電波(回線)でも使用できます。
利用者としては、様々な通信事業者のSIMから選択できるように、SIMフリーの端末を利用することが望ましいです。
このことも考慮し、2021年10月以降に販売される全ての端末をSIMフリーにするよう総務省が命じました。
それ以前の機種では基本的にSIMロックが掛かっています。
もし、別の電波(回線)を使用したい場合は、MNO各社へSIMロック解除を有償・無償で実施していただく必要があります。
対応バンド
各通信事業者と各端末には対応する電波(バンド)が存在します。
そのため、せっかくSIMロック解除しても別の電波(回線)で使用できないこともあります。
それを避けるためには、あなたが使用している端末の対応電波(バンド)を調べておく必要があります。
検索ワードは『機種名 対応バンド』、『機種名 対応周波数』といったもので、グーグルで検索可能だと思います。
以下にNTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンク・楽天モバイルの電波(バンド)を参考として記載しました。
各端末の対応バンドとの比較にご活用ください。
NTTドコモの対応バンド
世代 | 周波数帯 | バンド | 備考 |
---|---|---|---|
4G LTE | 2.0GHz帯 | B1 | 重要 |
1.7GHz帯 | B3 | 重要 | |
800MHz帯 | B19 | 重要、プラチナバンド | |
1.5GHz帯 | B21 | ||
700MHz帯 | B28 | プラチナバンド | |
3.5GHz帯 | B42 | ||
5G | 3.7GHz帯 | n78 | Sub6 |
4.5GHz帯 | n79 | Sub6 | |
28GHz帯 | n257 | ミリ波 |
※バンドのB1, B3, B19が必須。それ以外は、現状は必須ではない。
※5Gはsub6が普及しているが、ミリ波の方が高速。
KDDI(au)の対応バンド
世代 | 周波数帯 | バンド | 備考 |
---|---|---|---|
4G LTE | 2.0GHz帯 | B1 | 重要 |
1.7GHz帯 | B3 | 重要 | |
1.5GHz帯 | B11 | ||
800MHz帯 | B18 | 重要、プラチナバンド | |
B26 | 重要、プラチナバンド | ||
2.5GHz帯 | B41 | ||
3.5GHz帯 | B42 | ||
5G | 700MHz帯 | n28 | 4Gの速度 |
3.7GHz帯 | n77 | Sub6 | |
n78 | Sub6 | ||
28GHz帯 | n257 | ミリ波 |
※バンドのB1, B3, B18 or B26 が必須。それ以外は、現状は必須ではない。
※5Gはsub6が普及しているが、ミリ波の方が高速。
ソフトバンクの対応バンド
世代 | 周波数帯 | バンド | 備考 |
---|---|---|---|
4G LTE | 2.0GHz帯 | B1 | 重要 |
1.7GHz帯 | B3 | 重要 | |
900MHz帯 | B8 | 重要、プラチナバンド | |
1.5GHz帯 | B11 | ||
700MHz帯 | B28 | プラチナバンド | |
3.5GHz帯 | B42 | ||
5G | 1.7GHz帯 | n3 | 4Gの速度 |
700MHz帯 | n28 | 4Gの速度 | |
3.7GHz帯 | n77 | Sub6 | |
28GHz帯 | n257 | ミリ波 |
※バンドのB1, B3, B8 が必須。それ以外は、現状は必須ではない。
※5Gはsub6が普及しているが、ミリ波の方が高速。
楽天モバイルの対応バンド
世代 | 周波数帯 | バンド | 備考 |
---|---|---|---|
4G LTE | 1.7GHz帯 | B3 | 重要、 楽天モバイル回線エリア |
800MHz帯 | B18 | 重要、 パートナー回線エリア | |
800MHz帯 | B26 | 重要、 パートナー回線エリア | |
5G | 3.7GHz帯 | n77 | Sub6 |
28GHz帯 | n257 | ミリ波 |
※バンドのB3, B18 or B26 が必須。それ以外は、現状は必須ではない。
※パートナー回線エリアは、auの電波を借用。プラチナバンド。
※5Gはsub6が普及しているが、ミリ波の方が高速。
MNPって何?
MNPとは、電話番号を変えることなく利用する通信事業者(MNO・MVNO)を変更する制度のことを言います。
電話番号が変わらないため、乗り換えても今まで通りにスマートフォン・携帯電話等を使用できるというメリットがあります。
これは必須だね!
MNPで気を付けるべきこと
MNPを行うと以前の通信事業者の契約を解約し、新しい通信事業者へ移行する・乗り換えることになります。
そのため、解約時の手続き・解約に伴い無くなるサービス等をよく確認してから実行しましょう。
例えば、解約で注意すべき点は以下のようなものが挙げられます。
家族割引の有無
特にMNOからMNPする場合、家族割引の適用状況の確認が必要です。
家族割引は〇人以上の契約で〇〇〇〇円引きとなっていることがあります。
例えばNTTドコモだと、3人以上で一人あたり1,000円の割引です
そのため、自身の月額料がMNPで格安になっても、人数が減ることで家族の割引が適用されなくなることも。
それは困るかも…
でも、結局家計としては安くなるので安心してください
どういうことかというと、例えば3人家族のケースでは・・・
図のようにママだけMNPして、家族割がなくなっても家計全体では月額1,000円安くなっています。
格安スマホ・格安SIMだと、このくらい月額料金が安くなることはよくあります。
たった1,000円に見えますが、年間で1万2,000円。
好きなことに1万2,000円使えることになったら嬉しいですよね。
せっかくなら全員MNPしたらいいんだね
全員MNPすると家族割の心配もなくなりますね
ちなみに、全員MNPだと年間10万円以上お得になります。
是非ご検討ください
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【誰でも簡単】家族割の解除方法
固定回線との割引の有無(インターネット回線や電話の固定回線)
上述の家族割と同じように、固定回線ともセットで割引されている場合があります。
特にMNOからMNPする場合、適用状況の確認が必要です。
家族割引と異なるのは、固定回線との割引は1回線目からでも適用されることが多いということ。
そのため、家族一人が抜けたからと言って、他の家族の割引がなくなるわけではありません。
家族は気にせずMNP出来るってことだよね
そうですね、固定回線とのセットの解除だけです
セットの解除…どうやるの?
MNPの際、現在の通信事業者側で手順が示されます
手順は全て現在の通信事業者とのMNP時に示されます。難しいことはありませんのでご安心ください。
いずれにせよ、固定回線はセット解除だけで、料金もかかることなくMNPが可能ということがポイントとなります。
現在の通信事業者のポイント等の残数
通信事業者によっては、独自のサービスの一環としてポイントを付与していたり、コンテンツを提供していたりします。
ポイントは、解約と共に消滅する場合と解約後も使用できる場合があります。
消滅するポイントかどうかは通信事業者のホームページやマイページからあらかじめ確認しましょう。
また、コンテンツは閲覧・視聴が出来なくなってしまうので、そのコンテンツが必要かどうかも含め確認・見直すと良いでしょう。
年間契約の場合の契約月・更新月
通信事業者は利用者との間で年間契約を結ぶことで、月額料金を割り引いていることがあります。
また、この年間契約の途中で解約すると、解約違約金を支払わなくてはならないことも。
聞いたことある!お隣のスマ子ちゃんが数年前に解約で10,000円くらい取られたって!
そのため、現在の通信事業者との間でご自身が年間契約を結んでいるかどうか、ご確認いただいた方が良いでしょう。
結んでいる場合は、年間契約の契約月・更新月(だいたい1~2カ月)もご確認ください。
ただし、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクにおいては、この年間契約は2021年に廃止されています。
参考:各社の違約金廃止について
なんだ、あまり気にしなくても良いんだね
そうですね、現在はほとんどの場合で考慮不要です
ほとんどの場合で考慮不要ですが、一部の通信事業者は現在も解約違約金を取る場合もあります。
通信事業者によってしまうため、違約金の規定を各社ホームページから確認しておきましょう。
キャリアメールを残すか消去するか
ここでは、キャリアメールとは、@docomo.ne.jp・@ezweb.ne.jp/@au.com・@i.softbank.jp/@softbank.ne.jp で終わる、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの提供するメールアドレスを指しています。
これらのメールアドレスは、以前はMNPに伴い削除するしかありませんでした。
しかし、2021年12月中旬以降、他社に乗り換えても引継ぎしてそのまま使えるというサービスが提供されるようになりました。
このサービスを「キャリアメールの持ち運びサービス」と言います
もし、重要な契約・アプリの登録メールアドレスがキャリアメールの場合、キャリアメールを残すのも選択肢になります。
ただし、この持ち運びサービスは月額300円程度かかります。
また、回線解約後31日以内に各社のマイページから申し込みが必要です。
そのため、登録メールアドレスがフリーメール(Gmail、Yahoo mailなど)に変更できるのであれば、当サイトとしては変更することをオススメします。
MNPの手順
MNPの注意点はご理解いただけたでしょうか。
最後にMNPの手順を紹介します。
プランは決まってるから、早くこれが知りたかったの
プランが決まっていない方は、最新オススメの格安SIMをご参照ください
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たった2つしかやることないの?
そうなんです、MNPだけであれば手順は2つだけです
少し詳しく確認してみましょう。
準備するもの
- 本人確認書類
- マイページの番号(パスワードやIDなどログイン情報)
- メールアドレス(必要に応じて)
- 乗り換える携帯電話の電話番号
MNP予約番号とは、MNPするために必要な番号です。この番号は現在の通信業者のマイページなどから取得できます。
この手続きを一般に転出手続きといいます。
MNP予約番号を取得することで、現在の通信事業者から『電話番号を変えずに乗り換え(MNP)しますよ~』と宣言・予約することになります。
もし家族割引や固定回線の割引に入っている場合、MNP予約番号取得の際に、それら割引の解除手順が示されますので手順通りに解除ください。
何か気を付けるべきことはある?
以下2点に気を付けて下さい
注意すべき点
MNP予約番号の期限は15日間
MNP予約番号は予約番号が手に入ってから15日間のみ有効です。もし、15日間以内にMNPしない場合、その予約番号は破棄されますが、同じ手順で再発行可能です。
また、乗り換え先によっては、MNP予約番号が数日残っている必要があります。そのため、MNPする場合は予約番号を取得してからなるべく早く乗り換え先との契約手続きを行いましょう。
予約番号は即日発行されるかわからない
MNP予約番号は、即日発行されないこともあります。
月末にMNPをしようとして、ギリギリに予約すると月を跨いでしまうおそれがあります。すると現在の通信事業者も翌月の月額料金が発生したりします。
また、営業時間も注意が必要です。平日昼間の営業時間にしかMNP予約番号を発行してくれない通信事業者もいます。
そのため、月の真ん中の平日午前中にMNP予約番号を取得するのが最も安全でしょう。
タイミングを見計らう必要があるんだね
準備するもの
- 本人確認書類
- メールアドレス(新しい事業者からの連絡受信用)
- 乗り換える携帯電話の電話番号
- MNP予約番号
- クレジットカード(ご本人名義)
Step1で取得したMNP予約番号を用いて、新しい通信事業者と契約をすることになります。
この手続きを一般に転入手続きといいます。
新しい通信事業者の契約をする際に『他社から乗り換え(MNP)』といった項目があるため、それを選択しましょう。
手続きを進めていく過程で、MNP予約番号を入力する項目があるので入力してください
あとは、上記の『準備するもの』に記載の情報入力、および、新しい事業者のプランやオプション等を選択することで手続きが完了します。
物理SIMで契約する場合は、SIMカードが郵送されてくるのでそれを待ちましょう。
eSIMの場合は、契約して1時間以内で携帯電話・スマートフォンに組み込まれたSIMの情報が書き換わります。
回線の切り替え手順は各社異なります。各社ホームページや物理SIMの場合はSIMに同梱の説明書で確認が可能です。
この時の注意点はなんだろう?
注意すべき点
SIMカードの電波受信(回線開通)のタイミング
物理SIMの差し替え時やeSIMの情報書き換え時は、電波受信(回線開通)のタイミングに注意が必要です。
電波受信(回線開通)は、多くの事業者で夜の8時(20時)までしか対応していません。それ以降の時間になると、翌日朝の10時以降などに回されてしまいます。
早く新しい通信事業者のプランを使用したい場合は、なるべく早めの時間帯に電波受信(回線開通)作業を実施しましょう。
また、回線開通作業中は一時的に電波が圏外になります。急ぎの連絡が入りそうな時の作業は避けましょう。
たぶん理解できた、色々とありがとう!
また実際にやる時に見返してみてください
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格安SIMの質問集
以下、格安SIMにまつわる質問を並べてみました。別記事 解説その1 のおさらいも兼ねています。
是非ご確認いただき、不明点を解消いただければ幸いです。(タップで回答を表示)
Q.格安スマホ・格安SIMって何?
A.格安スマホ・格安SIMとは一般に 『大手キャリアと比べて安い料金で使えるスマホ』 を総称します。
ここで、大手キャリアとはNTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの3社のことです。
※格安スマホは『本体価格が安いスマホ』を指すこともありますが、一般的には上記の意味で使用されることも多いです。本サイトでは格安スマホも格安SIMも同じ上記の意味で使用しています。
Q.なぜ格安なの?
A.主要因は2つあります。
- 大手キャリアの電波を借りていること
- 店舗を持っていないこと(持っている場合もある)
大手キャリアの電波を借りているため、電波を発信する設備の新設・増設・保守管理費が掛かりません。
また、店舗を持っていないことが多いため、土地代や人件費を削減できます。 店舗を持っている業者もいますが、その分各プランの月額料金が高くなっています。
詳細は解説その1の記事をご参照ください。
Q.格安の事業者は信頼できるの?
A.信頼できる事業者とできない事業者がいます。
国内には1500以上の事業者がいます。(出典:総務省)
残念ながらその全ての事業者を信頼できるかは疑問が残ります。 そこで、本サイトでは、会社の規模・歴史・背景(大手キャリアとの繋がり)を考慮して、信頼できる事業者のみを選定しています。ぜひご参考ください。
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Q.通信エリアに問題はないの?
A.通信エリアには問題ありません。
理由は、どの格安スマホの事業者も大手(ドコモ・au・ソフトバンク)のいずれかの電波を借りているから。通信エリアは、選択したキャリアのエリアと変わりません。
Q.通信速度は遅くないの?
A.速度は、事業者によって異なります。
大手(ドコモ・au・ソフトバンク)から、どれだけ回線を借りられているか・その事業者の契約者がどれだけいて、同じ時間にどれだけの方が通信を行っているかなどにも影響されます。
どの事業者がどの程度の速度が出るか、毎日の実測を考慮して本サイトのオススメの格安SIMのページに記載をしています。ぜひご参考ください。※地域・時間帯によって速度は異なるため、あくまで参考値です。
\本サイト オススメの格安SIM確認しよう!/
Q.格安SIMのメリットを簡潔に教えて
Q.格安SIMのデメリットを簡潔に教えて
Q.SIMって何?
A.SIMとは、Subscriber Identity Module の頭文字を略したもの。通信契約の情報が記録されており、携帯電話・スマホに挿入されています。カード型が主流であるため、SIMカードという呼称が一般的です。SIMを通じて電波を受信します。
Q.店舗はないの?
A.一部の格安スマホ・格安SIM事業者は店舗を持っています。ただ、店舗を持っている事業者は、その土地代や人件費の分、各プランの月額料金が高めです。
とことん安くしたければ、店舗のない格安SIMを選びましょう。店舗の無い事業者の場合、相談・サポートは公式サイトからのチャットサービス、もしくは、電話でのサポートを受けることが出来ます。
Q.申し込み方法は?
A.申し込みは、プランを決めたら当該事業者のサイトより可能です。
どの事業者も申し込みボタンを分かりやすく表示していますので、それを押して契約を進めていただけます。
Q.機種変はしたくないんだけど…
A.以下2つの方法で機種変が不要となります。
- 現在の通信事業者と同じ回線の格安スマホ事業者で契約する
- 現在ご使用の機種の対応バンドと乗り換え先の回線の対応バンドが同じになるようにする
①の方が確実ですが、②の方が選択肢が広がり、月額料がより安くなる可能性があります。
対応バンドについては本記事内で説明しているので、ご確認いただけますと幸いです。
Q.MNPと解約って違うんだっけ?
A.違います。
MNPは現在の電話番号を別の事業者でも使用できるようにする乗り換え方法です。
一方、解約は現在の電話番号を捨てることになります。今後、自分の意志で同じ番号を選択することはできません。
携帯電話・スマートフォンを所持しなくなるのであれば解約で問題ないですが、別の事業者へ移行するのであれば必ずMNPにするようにしてください。
Q.YoutubeやSNSは見れるの?
A.見られます。
動画の再生に必要な速度は 0.5Mbps 以上といわれています。格安スマホ・格安SIMの事業者を選べば、問題なく見ることが可能です。ただ、見られないほど速度の遅い事業者もいます。
本サイトでは毎日複数回の実測に基づく速度をオススメの格安SIMのページに掲載しています。ご参照いただき、選択するためのご一助となれば幸いです。
\本サイト オススメの格安SIM確認しよう!/
少しでも不明点が解消できましたでしょうか。
これ以外にもご質問があればコメントください
格安SIMの超簡潔解説2 まとめ
本記事では、格安スマホ・格安SIMに関する情報をまとめてきました。
- 格安スマホ・格安SIMは毎月安く使えるスマホのこと
- 安い理由は、電波を借りていたり、店舗がないため
- メリットは安くてシンプル、分かりやすい
- デメリットは初期設定や通信速度の安定性など
さあ、格安スマホ・格安SIMについての不明点はさらに明確になってきたと思います。
あとは勇気を出して乗り換えるだけで人によっては年間5万円も自由なお金が増えます。
本記事により、皆様がお得にスマホをご利用いただけるようになれば幸いです。
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今さら聞けない?格安スマホを超簡潔に解説!!(その1:格安SIMって何?メリット・デメリットは?)
本サイトでは、料金・通信品質の観点で本当にオススメできる格安SIMを紹介しています。
宜しければ、あわせてご確認ください。
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