ねー、うみさん!MNPワンストップって何?
今までより簡単なスマホ契約の乗り換えサービスのことです
何それ!興味ある!
2023年5月24日より開始した「MNPワンストップ」。
その概要・メリットデメリット・やり方を本記事で解説します!
また、それだけでなく・・・
2回利用したので、成功例と失敗例も紹介します
\この記事でわかること/
- MNPワンストップの内容を確認したい!
- 体験談をみて、間違えずに乗り換えしたい!
- MNPワンストップでのオススメ乗り換え先は?
最後まで読むことで、このような内容を全て確認できます!
それでは、さっそく見てみましょう。
この記事を書いた人
- スマホ初心者
- 『スマソム』で勉強中
- 楽&お得にスマホを使いたい
- 読者目線で質問
- 家電好き
- スマホの専門家・コンサル
- 「スマートフォン・モバイル実務検定」合格者
- 格安SIMをわかりやすく解説
- ガジェット好き
- 当サイト管理人
MNPワンストップってなに?
ここでは「MNPワンストップ」を解説します。実体験を見たい方は飛ばしても大丈夫です!
MNPとは
そもそも「MNP」って何だっけ?
「MNP」とは「Mobile Number Portability(モバイルナンバーポータビリティ)」の略▼
現在利用している携帯電話の番号が、乗り換え後の携帯会社でもそのまま使えるという制度です。
そうだったね、忘れてた
詳しくは他の記事でも解説してます
今までのMNPの手順
今までのMNPってどうやっていたの?
今までは、乗り換え元と乗り換え先の両方で手続きが必要でした
つまり2つの通信会社で手順が必要でした。
どのような手順かというと…
- 乗り換え元の携帯会社でMNP予約番号を取得する。
- 乗り換え先の携帯会社でMNP契約をする。
MNP予約番号には有効期限があるので注意です
MNP予約番号には、取得日含め15日の有効期限があります。
そして、有効期限内に乗り換えを行わないとMNPができません。
そのため、MNP予約番号と有効期限をメモなどして管理が必要でした。
うわ~、なんかめんどくさいね💦
2社で手続きをするのが、地味に手間で乗り換えのハードルを上げていたと思います。
しかし、今回「MNPワンストップ」制度では、これが改善されました!
MNPワンストップの手順
ワンストップでどう改善されたの?
手順が1つ減りました!
つまり・・・
\タップで切替比較!/
今回の「MNPワンストップ」では乗り換え元でMNP予約番号の取得が不要となりました。
はじめから乗り換え先で申し込みをするだけでOK!
MNP予約番号や有効期限のメモが不要になったのは嬉しいところ。
乗り換え先で申し込みと開通が完了すると、乗り換え元の契約は解約となります。
え~すごい!楽ちんだね!
そうですね、楽なのが最大のメリットです。
これでさらに格安SIMへの乗り換えも進むかもしれません
手順が1つ=ワンステップになったんだね。
ワンストップよりワンステップの方が分かりやすいのに、なんでワンストップなんだろう…笑
ビジネス用語として「一カ所で全て終わるよ」という意味でワンストップが使われます。
確かに今回の場合、手順が1つ=ワンステップの方が分かりやすいかもしれませんね
・・・
と、これが概要になりますが、果たして期待通りのものになっているのか?
実際に試してみました。
そして1度目は失敗、2度目で成功しているので、本記事ではその体験談を紹介します。
MNPワンストップをやってみた・レビュー
今回、MNPワンストップを2回実践しようとしてみました。
手持ちのSIMから、契約期間の都合上、以下の2回線分。
- 「OCNモバイルONE」
➡「楽天モバイル」への乗り換え - 「楽天モバイル」
➡「Povo」への乗り換え
あれ?楽天モバイルは同じ回線をすぐに変えたの?
そういうわけではなく、②の楽天モバイルは長く使用している回線です
「OCNモバイルONE」は2023年6月26日で新規契約受付終了。
今後OCNはirumoに取って代わるので、この機会に変えることにしました。
OCNのサービスは継続されるみたいですけど、いつ終わるか分からないのでこの機会に変えます
【失敗談】OCNモバイルONEから楽天モバイルへの乗り換え
さぁ、意気揚々と乗り換えを始めました。
とりあえず、ワンストップ対応している楽天モバイルへ突入。
事前調査によると、ワンストップに対応している携帯会社は以下。
- ドコモ、ahamo
- au、UQ mobile、povo
- ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO
- 楽天モバイル
- 日本通信
※2023年5月24日時点
それじゃあ行ってみよー!
ホームページでもMNPワンストップを大々的に広告していますね。
楽であることをアピールして契約数が欲しいですからね~。
必要なオプションを付けるのはもちろん、不要なオプションは除いてくださいね
初めから付けることになっているオプションがあるから気を付けて!
今回はMNPワンストップを進めるため「他社から乗り換え(MNP)」を選択しています。
ワンストップがここでも強調されていますね。
と、ここまでは従来のMNPと同じです。
ここからがワンストップの手続きへ移行!
・・・
のはずが、今回この先が上手くいかなかったのです
え、どうして?
実は、MNPワンストップ方式は乗り換え先だけでなく、乗り換え元も対応していないといけなかったんですね
そうなの!?
このままMNP申請を進めると次の画面になりました。
丁寧に以下の記載があります。
MNPワンストップ対象通信会社をご利用の場合、MNP予約番号の発行は不要です。転入元の通信会社のログインに必要なIDやパスワード等を事前にご準備ください。
MNPワンストップ対象ではない通信会社をご利用の場合、事前にMNP予約番号を発行してください。
また、「通信会社」を選択する欄にも当然今回の転出元「OCNモバイルONE」はありません▼
ということで、この先の手続きは従来のMNPと同じく、「OCNモバイルONE」でMNP予約番号を発行し、「楽天モバイル」側でMNP申請を行いました▼
結局ツーストップ方式になっちゃったんだね💦
乗り換え先の対応だけではダメなことをしっかり確認できました
乗り換え元がMNPワンストップに対応していれば、「楽天モバイル」もMNPワンストップで契約できます。
今回の失敗は乗り換え元の「OCNモバイルONE」がMNPワンストップに対応していないためでした。
続いて、成功談を見てみましょう。
【成功談】楽天モバイルからPovoへの乗り換え
今度はMNP予約対応事業者を乗り換え元・先ともに確認してMNPワンストップに再挑戦。
- ドコモ、ahamo
- au、UQ mobile、povo
- ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO
- 楽天モバイル
- 日本通信
※2023年5月24日時点
今度は楽天モバイルとpovo両方とも対応しているね
それでは、MNPワンストップを進めてみましょう
以下、STEP1~4は従来MNPと同じ手順、STEP5がMNPワンストップの適用内容です!
左から右へスクロールして確認できます
左から右へスクロールして確認できます
次のステップがついにMNPワンストップの変更点です!
画像の赤矢印を順に入力&選択▼
※現在ご利用中の携帯電話会社は任意のもの。今回は楽天モバイル
すると、突然楽天モバイルのログイン画面になります▼
ここで楽天モバイルからの乗り換えを確認してくれるんですね
次にMNPワンストップ申請の画面になります▼
楽天に登録のメアドに来たワンタイムパスワードを入力し、認証します▼
これで本人確認されたことになるんだね!
次の画面で、楽天モバイル側のMNPワンストップ申請は完了です▼
Povoの画面に戻りました▼
この後は、SIMタイプ(SIMカードかeSIMか)によって、申込内容を確認して開通することになります。
一切MNP予約番号や、その有効期限が出てきませんでした。
凄く簡単ですね。
よかったよかった!
ワンストップ成功です
お疲れさまでした
MNPワンストップのメリット
実際にやってみて感じたメリットをまとめてみます。
- MNP予約番号を取得する必要が無い。
- MNP予約番号と、その有効期限を覚える必要が無い。
- MNPが1社の手続きの流れで完了する。
ひとことで言うと「楽ちん」だよね~
せっかくなので少し解説しますね
MNP予約番号を取得する必要が無い
レビューした実手順でも分かるように、「MNP予約番号」というワードが一度も出てきません。
「MNP予約番号」を取得する、という手順がまだまだ一般的には難しかったかもしれません。
この手順の理解や、実際に取得する際のWeb上または店舗での手続き、アンケートなど、初めての方にはそれだけで多くの時間と労力が必要でした。
そのため、この手順を無くせたことは非常に大きいと思います。
MNP予約番号と、その有効期限を覚える必要が無い
10桁のMNP予約番号をメモする必要がなくなりました。
また、MNP予約番号には14日(取得日含め15日)の有効期限がありましたが、それを覚える必要もなくなりました。
さらに、実はMNP転出先によっては「有効期限が〇日以上残っていないと転入できない」と言った裏ルールが課されている会社もありました。
そうそう、まだ5日ある~、とか思っていたら、その日の申し込みがギリギリだったこともあったな
有効期限が切れると、再発行が必要になり、乗り換えする意欲を削られます。
今回のMNPワンストップでは、上記の欠点を全て解消。
手間がなくなりました。
MNPが1社の手続きの流れで完了する
やはり1社の手続きだけで完了するのは大きいでしょう。
実態としては、乗り換え先1社の手続きの中で、乗り換え元会社にもログインして手続きをするのですが、スムーズな流れの中での手続きです。
そのため、「あ~こんな感じかぁ」とまったく違和感なく手続きが完了します。
感覚的には、乗り換え先に乗り換え元の手続きもお願いした気分です
MNPワンストップのデメリット・注意点
一方、MNPワンストップにもデメリット・注意点があるとも感じました。
- 対応する通信会社が少ない
- 乗り換え元も対応している必要がある
- Webのみ対応
対応する通信会社が少ない
2023年5月24日開始のサービスだけあって、MNPワンストップに対応する通信会社がまだまだ少ないです。
- ドコモ、ahamo
- au、UQ mobile、povo
- ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO
- 楽天モバイル
- 日本通信
※2023年5月24日時点
これからより多くの格安SIMが対応することが予想されますが、現時点では対応していない会社が多いため、MNPワンストップが利用できるか確認が必要です。
随時更新されるはずなので、現在使用している通信会社と乗り換え先の会社がMNPワンストップに対応しているか、乗り換え前に確認しましょう。
乗り換え元も対応している必要がある
本記事の失敗談だね💦
乗り換え先が対応していれば、自動的に乗り換え元の手続きも行ってくれるように感じますが、それは誤り。
乗り換え元も、もちろん乗り換え先も、両社ともMNPワンストップに対応している必要があります。
どちらか一方でも対応していない場合は、従来のMNP同様に、ツーストップ方式で乗り換えてください。
Webのみ対応
これは慣れている方には問題ないですが、MNPワンストップはWebのみの対応です。
現在対応会社に大手3社(ドコモ、au、ソフトバンク)がありますが、店舗に行ってもこのサービスを利用することができません。
例えば、現在楽天モバイルを利用していて、ドコモへ変更しようとして店舗で全てやってもらおうとしても、店舗側では受け付けてくれません。
その理由は、MNPワンストップがコスト低減も目的としたものであるためです。
店員による対応は人件費がかかってしまうため、インターネットで各個人が行うことになっています。
そのため、Web利用に慣れていない方には利用が難しいかもしれませんね。
MNPワンストップに対応しているオススメの通信会社
ここでは「MNPワンストップ」に対応しているオススメの通信会社を並べてみました。
各社の料金比較は以下の表を確認ください
赤字が各容量の最安
事業者 (タップで詳細) | 1GB未満 | 1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 5GB | 6GB | 7GB | 8GB | 10GB | 15GB | 20GB | 25GB | 30GB | 40GB | 50GB | 100GB | 通信 無制限 | 5分以内 通話無料 | 10分以内 通話無料 | 電話 かけ放題 | かけ放題 (60歳以上) | 留守電 | 光回線セット |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ahamo | 2,970円 | 4,950円 | 0円 | 1,100円 | ||||||||||||||||||||
LINEMO | 990円 | 2,728円 | 550円 | 1,650円 | 220円 | |||||||||||||||||||
UQモバイル | 2,277円 (990円) | 2,365円 (1,078円) | 3,465円 (2,178円) | 3,278円 | 880円 | 1,980円 | 880円 | 330円 | auひかり | |||||||||||||||
ワイモバイル | 2,915円 (1,078円) | 2,365円 (1,078円) | 4,015円 (2,178円) | 5,115円 (3,278円) | 880円 | 1,980円 | 880円 | 0円 | ソフトバンク光 | |||||||||||||||
日本通信 | 290円 | 510円 | 730円 | 950円 | 1,170円 | 1,390円 | 1,610円 | 1,830円 | 1,390円 | 3,370円 | 2,178円 | 1,600円 | 330円 | |||||||||||
楽天モバイル | 1,078円 | 1,078円 | 1,078円 | 1,078円 | 2,178円 | 2,178円 | 2,178円 | 2,178円 | 2,178円 | 2,178円 | 2,178円 | 2,178円 | 3,278円 | 3,278円 | 3,278円 | 3,278円 | 3,278円 | 3,278円 | 無料 | 0円 | ||||
ドコモ | 3,465円 (2,365円) | 4,565円 | 5,665円 (4,565円) | 6,765円 (5,665円) | 7,315円 (6,215円) | 1,870円 | 1,100円 | 330円 | ドコモ光 | |||||||||||||||
au | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,215円 | 7,238円 (6,138円) | 1,980円 | 880円 | 330円 | auひかり | |||||||||||||||
ソフトバンク | 3,278円 (2,178円) | 4,378円 (3,278円) | 5,478円 (4,378円) | 7,238円 (6,138円 | 1,980円 | 880円 | 0円 | ソフトバンク光 NURO光 |
※カッコ()書きは、スマホと光回線のセット割を適用した料金
※空欄は対象無し
※家族割は永年割引きでないため考慮せず
やっぱり3大キャリアは高いね💦
そうですね、そのため3大キャリアを以下では除いています
また、光回線と合わせないと安くならないUQモバイルやワイモバイルも、ここでは除外しています
オススメ① LINEMO:品質最高、料金も安め
LINEMOの基本情報
- LINEが使い放題
- 必ず5分間の国内通話無料
- 初期費用なし・解約縛りなし
- ソフトバンク回線の中で最高品質
LINEMO(ラインモ)とは、ソフトバンクが運営しているブランドの格安SIMの会社です。もともとはソフトバンクとは別の運営会社でしたが、ソフトバンクが買収してグループ会社となりました。
PayPayやLINE・Yahoo!などもソフトバンクのグループ会社・関連企業のため、それらサービスとの連携ができます。
LINEMOは2024年7月より”ベストプラン”を開始しました。非常に微妙なプランです。
その理由は、段階式課金制であることと、他の格安SIMの方が安いということ。
月3GB以下で制限できるのであれば月額990円で運用できることに加え、実質半年無料などの数々のキャンペーンが適用できること、独自のサービスがあることから3GBまでならLINEMOは激安です。
ですが、3GBを少しでも超えてしまうと月額2,090円/10GBとなり、3GBを超えると他格安SIMより割高!
月3GB以下で使えるかどうか、で決めると良いでしょう。
なお、ベストプランVは月額料が高いためオススメしません。
また、LINEMOは店舗窓口がありません。申し込みはオンラインからのみです。LINEMOについて、さらに詳しい情報は以下の記事からご参照いただけます。
LINEMOのメリット・デメリット・オススメな方
上記の基本情報を踏まえると、メリット・デメリット・オススメな方は以下のようになります。
- 月3GB以下なら半年実質無料
- LINEアプリが使い放題
- 回線が高品質・高速
- プランは2つのみ
- ギガの繰越不可
- オンラインのみ、店舗×
- ソフトバンク回線のみ
- LINEアプリを多用する方
- 毎月3GBのプランを安く使用したい方
- ソフトバンク回線を使用したい方
LINEMOの料金プラン
基本プラン
データ量 | 月額料 | 備考 |
---|---|---|
~ 3GB、 3 ~ 10GB | ¥990、 ¥2,090 | 3GB以下で使えるなら半年以上実質無料で3GB業界最安 LINEの高速データ通信量消費ゼロ(一部) LINEMOベストプラン |
~ 20GB、 20 ~ 30GB | ¥2,970、 ¥3,960 | LINEの高速データ通信量消費ゼロ(一部) LINEMOベストプランV |
かけ放題オプション
無料通話 | 月額料 | 備考 |
---|---|---|
5分以内 | ¥550 | 専用アプリ不要 |
10分以内 | – | 提供なし |
無制限 | ¥1,650 | 専用アプリ不要 |
その他(留守電・データ追加など)
項目 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
留守電 | ¥220 | 留守電パック |
データ追加 | ¥550 / 1GB | – |
端末補償 | ¥715 ~ 1,480 / 月 | 自己負担金 ~¥12,900 |
SMS送信 | ¥3 / 1通 | – |
通話料 | ¥22 / 30秒 | – |
初期費用 | ¥0 | 事務手数料+SIM発行手数料 |
解約金 | ¥0 | – |
LINEMOのキャンペーン
以下が現在行われているキャンペーンの一例です。詳細は、公式サイトよりご確認ください。
- LINEMOベストプラン対象!PayPayポイントプレゼントキャンペーン(5,940円分)
- LINEMOベストプランV対象!PayPayポイントプレゼントキャンペーン(最大15,000円分)
- LINEMOベストプラン紹介キャンペーン(紹介される側最大15,000円分)
- 通話オプション割引キャンペーン2(7カ月、5分以内通話定額オプション無料)
等
LINEMO公式サイト
\ 高品質なソフトバンク回線なら /
オススメ② Povo:どこよりも安く回線を保つ!
Povoの基本情報
- 回線の維持費が最安(基本料ゼロ円~)
- データ通信量やオプションを好きなようにトッピング
- au公式のブランドのため回線が高品質
Povoはauが公式で提供するオンライン限定のブランドです。現在はプランの更新に伴い、povo 2.0というプラン名になっています。
基本料金はゼロ円、無料で使えます。初期費用や契約縛りもないため、安心して契約できます。
ただ、基本料金を無料で使い続けることはできません。Povoにはトッピングという考え方があり、6カ月毎に課金してトッピングをする必要があります。課金しないと回線が止められてしまいます。
トッピングの最低価格は税込220円/24時間のsmash.使い放題です。
つまり、6カ月毎に税込220円のトッピングを行えば、スマホ業界の最低価格でau回線の音声通話SIMを維持できます。6カ月で220円をひと月に均すと37円で回線を持てますね。
安価で利用できるため、特に通信障害時のバックアップ回線として活躍します。バックアップ回線とする場合、主回線はau以外(ドコモ・ソフトバンク・楽天)から選択しましょう。
また、バックアップとしない場合、以下のような使い方もできます。
- 150GBトッピングを180日間(6カ月)で割って、ひと月25GB/2,164円…25GB業界最安
- かけ放題トッピングのみを付けて、ひと月1,650円…高音質かけ放題業界最安(VoLTE対応通話かけ放題最安)
求める利用方法がトッピングと合えば、上記のように非常なお得な使い方ができます。これがPovoの強みです。
ただし、良いことばかりではありません。
Povoの注意点
- 6カ月以内に課金してトッピングしないと回線停止(直前にメール連絡有り)
- トッピングしないといけない=手間がかかる
- トッピングしたデータは余っていても期限で消滅
- 大容量データトッピングはついつい使いすぎて結局高くつく
などなど…
トッピングがメリットであり、デメリットにもなるということですね。
めんどくさがらずトッピングができ、使い方を上手く制御できる方にはおすすめできます。
Povoのメリット・デメリット・オススメな方
上記の基本情報を踏まえると、メリット・デメリット・オススメな方は以下のようになります。
- 業界最安でau回線の音声SIMが維持可能
- 使い方を制御できれば25GBは業界最安
- 電話かけ放題だけトッピングすると、業界最安の高音質通話SIMになる
- トッピングが手間
- 6カ月トッピングで課金しないと回線停止
- 使い方を制御できないと結局料金が高くなる
- データ通信量が月25GB程度の方
- トッピングが手間でない方
- 業界最安のau回線を維持したい方
- 高音質 × かけ放題の最安SIMをお探しの方
Povoの料金プラン
基本プラン
データ量 (トッピング) | 料金 | 備考 |
---|---|---|
0GB | ¥0 | 6カ月以内にトッピングで課金しないと回線停止。トッピングしないと、通信速度は最大128kbps |
使い放題 | ¥330 | トッピング購入翌日の24時まで有効 |
1GB | ¥390 | トッピング購入後7日間有効 |
3GB | ¥990 | トッピング購入後30日間有効 |
20GB | ¥2,700 | トッピング購入後30日間有効 |
60GB | ¥6,490 | トッピング購入後90日間有効・月平均20GB/¥2,164 |
150GB | ¥12,980 | トッピング購入後180日間有効 月平均25GB/¥2,164⇒25GB業界最安 |
かけ放題オプション
無料通話 | 月額料 | 備考 |
---|---|---|
5分以内 | ¥550 | 専用アプリ不要 |
10分以内 | – | 提供なし |
無制限 | ¥1,650 | 専用アプリ不要 |
その他(留守電・データ追加など)
項目 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
留守電 | ¥330 / 月 | 伝言の再生に別途通話料がかかる |
データ追加 | トッピングによる | トッピング料金参照 |
端末補償 | ¥830 / 月 | スマホ故障サポート |
SMS送信 | ¥3.3 / 70文字以内 ¥6.6 / 71~134文字 以降全角67字毎に3.3円加算 | 受信は無料・機種により最大全角670文字まで送信可 |
通話料 | ¥22 / 30秒 | – |
初期費用 | ¥0 | 事務手数料+SIM発行手数料 |
解約金 | ¥0 | – |
Povoのキャンペーン
以下が現在行われているキャンペーンの一例です。詳細はPovo、公式サイトよりご確認ください。
Povo公式サイト
\au回線を平均月37円で持てる!/
オススメ③ ahamo:ドコモ回線高品質×大容量で安心!
ahamoの基本情報
- プランが1つで分かりやすい
- 必ず5分間の国内通話無料
- 初期費用なし・解約縛りなし
- ドコモ回線の中で最高品質
ahamo(アハモ)は、ドコモ直営のサブブランドです。大手の安心感が売りですね。
ドコモ直営だけあって通信品質もほぼドコモと変わりません。他のMVNO(格安SIM)と異なる大きなメリットはこの通信品質とも言えるでしょう。
また、100GBのプランはahamoだけ。
大容量プランをお探しの方にも当てはまると思います。さらに、ギガを使い切り、低速通信になっても1Mbpsの速度が出るので、動画視聴などが普通にできるのは高ポイントでしょう。
さらに、海外82の国・地域(日本人の渡航先約95%)でも同じ料金・同じプランで毎月20GBまで使用できます。15日以上は速度制限されてしまいますが、いつも使っているスマホがそのまま使えるのは嬉しいですね。
一方、最安を目指す方にとっては、必ずしも一番安い選択肢にはなりません。
また、申し込みはオンラインのみで、店舗では契約できません。ご留意ください。
ahamoのメリット・デメリット・オススメな方
上記の基本情報を踏まえると、メリット・デメリット・オススメな方は以下のようになります。
- 高品質
- 大手より安い
- 5分通話無料付き
- 大容量(20GB、100GB)
- 海外でも使える
- もっと安いプランが他社にある
- オンラインのみ
- ドコモ回線のみ
- 小容量プランが無い
- 多少高くてドコモ公式のサブブランドを使いたい方
- 毎月20GBか100GB程度の通信を行う方
ahamoの料金プラン
基本プラン
データ量 | 月額料 | 備考 |
---|---|---|
20GB | ¥2,970 | 基本料金プラン |
100GB | ¥4,950 | 基本料金プラン+ahamo特盛オプション(+80GB) |
かけ放題オプション
無料通話 | 月額料 | 備考 |
---|---|---|
5分以内 | ¥0 | 基本料金プランに含まれる |
10分以内 | – | 提供なし |
無制限 | ¥1,100 | – |
その他(留守電・データ追加など)
項目 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
留守電 | – | 提供なし |
データ追加 | ¥550 / 1GB | – |
端末補償 | ¥550 ~ ¥1,100 / 月 | 自己負担金 ¥8,250 ~ ¥12,100 |
SMS送信 | ¥3 / 1通 | – |
通話料 | ¥22 / 30秒 | – |
初期費用 | ¥0 | – |
解約金 | ¥0 | – |
ahamoのキャンペーン
以下が現在行われているキャンペーンの一例です。詳細は、公式サイトよりご確認ください。
ahamo公式サイト
\安心のdocomo直系列/
オススメ④ 楽天モバイル:電波が入れば最強!
楽天モバイルの基本情報
- 電話かけ放題が標準でついている
- プランが1つで分かりやすい!
- 高速データ通信使い放題が最安
楽天モバイルは、楽天グループが提供する格安SIMのサービスです。
プランは1つで、使用したデータ通信容量に応じて段階的に料金が変わってきます。そのため、使わなかった月の料金は安価ですむなどのメリットがあります。また、標準で電話かけ放題が付いており、オプションとして付ける必要がありません。
高速データ通信も3,278円で使い放題。高速データ通信が使い放題で、楽天モバイル以上に安い格安SIMは存在しません。
欠点は、電波が悪めな点です。プラチナバンド(電波の繋がりやすい周波数)を獲得しましたが、まだ基地局が整備されていないため、建物の奥、地下などで繋がりにくい傾向にあります。
2023年6月から「最強プラン」と銘打って、auのプラチナバンドを一部地域のみ通信量無制限で借用することになりました。
ここでは、電波状況の良い周波数帯の通信を優先的に行う「キャリアアグリゲーション」に上手く対応できているかどうかが課題になります。
この点、2023年12月頭の口コミでは、都心部で電波の受け渡しがうまく機能していないというものが散見されます。
ただ、少しずつ着実に基地局は増えていっているため、数年前に比べると遥かに電波が改善されています。
他社と比較した時の電波の安定性を許容できるかどうか、自分の行動範囲に楽天モバイルユーザーがいれば、電波のつかみ具合・ストレスを確認してから楽天モバイルを選択すると良いでしょう。
楽天モバイルのメリット・デメリット・オススメな方
上記の基本情報を踏まえると、メリット・デメリット・オススメな方は以下のようになります。
- データ使い放題で月3,278円(税込)
- iPhoneが4キャリア内最安で買える
- 使わないと月額料金が安くなる
- アプリの利用で無料で通話し放題
- 電波が繋がりにくいことがある
- アプリの通話品質が悪い
- 多少電波が悪くてもデータ無制限で安く使いたい方
- 月によって使用データ量にバラつきがある方
- 楽天カードや楽天市場など楽天経済圏を活用している方
- アプリの通話品質が悪くても無料通話を安く使いたい方
楽天モバイルの料金プラン
基本プラン
データ量 | 月額料 | 備考 |
---|---|---|
~ 3GB | ¥1,078 | – |
3GB ~ 20GB | ¥2,178 | – |
20GB ~ 無制限 | ¥3,278 | – |
かけ放題オプション
無料通話 | 月額料 | 備考 |
---|---|---|
5分以内 | – | 提供なし |
10分以内 | – | 提供なし |
15分以内 | ¥1,100 | 専用アプリ不要 |
無制限 | ¥0 | 無料、専用アプリ要 |
その他(留守電・データ追加など)
項目 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
留守電 | ¥0 | – |
データ追加 | ¥0 | – |
端末補償 | ¥550 / 月 ¥715 ~ 1,309 / 月 ¥880 / 月 ¥715 / 月 | つながる端末補償by楽天モバイル 持ち込みスマホあんしん保証 端末補償・スマホサポートパック スマホ交換保証プラス |
SMS送信 | ¥0 / 1通 | – |
通話料 | ¥0 / 30秒 | – |
初期費用 | ¥0 | 事務手数料+SIM発行手数料 |
解約金 | ¥0 | – |
楽天モバイルのキャンペーン
以下が現在行われているキャンペーンの一例です。詳細は、公式サイトよりご確認ください。
- iPhoneトク得乗り換え 最大24,000楽天ポイント還元
- スマホ/Wi-Fiトク得乗り換え 最大19,000楽天ポイント還元
- 楽天モバイル初めてお申し込みで最大8,000楽天ポイント還元
- 上記に紹介キャンペーンの併用で13,000楽天ポイント入手 ⇒ 紹介キャンペーンはこちら>>
楽天モバイル公式サイト
\最大24,000円相当ポイントバック/
オススメ⑤ 日本通信SIM:10GBならココ!
日本通信SIMの基本情報
- 1~4GB、30GBが業界最安
- 最安290円~音声プラン
- 解約縛りなし・最低利用期間なし
- 電話かけ放題VoLTE対応+通話アプリ不要
日本通信(にほんつうしん)は、格安SIMの先駆者として創業された会社です。なんと、1996年からMVNO(格安SIM)の事業モデルを提唱・実践・継続してきています。非常に安心感のある会社ですね。
デメリットとして、
- 特に平日12時台の速度に不満
- データ超過後アクセス制限になる
- 初期費用が3,300円かかる
となっています。
しかし、平日12時台以外は問題のない速度です。みんなのネット回線速度さんでは十分高速通信できるというレポートが上がっています。(レポート抽出時:平均ダウンロード速度: 73.78Mbps、平均アップロード速度: 10.38Mbps、格安SIM速度ランキングで15番中4位の速度)
また、データ超過後のアクセス制限については、いざとなればギガ追加が220円から行えるため問題ないでしょう。
何より最大のメリットは290円から音声通話対応の格安プランがあったり、他社にはない音声通話オプション(月70分無料)が提供されていたり、組み合わせ次第で自分だけのオンリーワン&最安プランを見つけることが出来ます。
通信容量が小さいプラン(1GB~4GB)は、業界最安。例えば、1GBに70分無料通話を付けても月額990円。10GBは70分の無料通話が標準で付いて1,390円!10GBは他社の最安が1,485円(NUROモバイル)で、もちろん通話料金は別。いかに破格かわかりますね。
さらにコスパが良いのは、合理的30GBプラン。他社が20GBで2,000円以上するところを、30GBで2,178円、さらに無料通話も付いてきます。毎月20GB~30GB使用する方にとって、これ以上お得なプランは現在(2023年12月)存在しません。
通話オプションは、5分かけ放題・70分無料通話の+390円・かけ放題+1,600円の三種類。アプリ不要で、VoLTEの高品質な通話が出来るところも魅力的です。
初期費用がかかりますが、それはどの会社も基本的には同じ。キャンペーンは無いですが、スターターパックで少し安く契約できます。少しでも安くしたい場合、そちらでの購入を検討すると良いでしょう。
日本通信SIMのメリット・デメリット・オススメな方
上記の基本情報を踏まえると、メリット・デメリット・オススメな方は以下のようになります。
- 1~4GBが業界最安
- 10GB+70分無料通話付プランが破格
- 平日12時台の速度が遅い
- データ繰越無し、低速モード無し
- データ超過後アクセス制限になる
- キャンペーン無し
- 毎月通信量が1~4GB以下の方
- 平日12時台は通信を抑えられる方
- ひと月の通信量が10GB以内で、通話時間が70分以内に抑えられる方
日本通信SIMの料金プラン
基本プラン
データ量 | 月額料 | 備考 |
---|---|---|
1GB | ¥290 | 合理的シンプル290プラン 1GB業界最安 |
2GB | ¥510 | 合理的シンプル290プラン+1GB 2GB業界最安 |
3GB | ¥730 | 合理的シンプル290プラン+2GB 3GB業界最安 |
4GB | ¥950 | 合理的シンプル290プラン+3GB 4GB業界最安 |
10GB | ¥1,390 | 合理的みんなのプラン 10GB業界最安、▼通話オプション選択可能▼ ひと月70分まで通話無料 or 1回5分以内通話無料 |
30GB | ¥2,178 | 合理的30GBプラン ひと月70分まで通話無料 or 1回5分以内通話無料 |
かけ放題オプション
無料通話 | 月額料 | 備考 |
---|---|---|
5分以内 | ¥390 | 専用アプリ不要 |
10分以内 | – | 提供なし |
無制限 | ¥1,600 | 専用アプリ不要、合理的20GBプランは¥1,200 |
ひと月70分以内 | ¥390 | 専用アプリ不要 |
その他(留守電・データ追加など)
項目 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
留守電 | ¥330 | – |
データ追加 | ¥220 / 1GB | – |
端末補償 | – | 提供なし |
SMS送信 | ¥3 / 1通 | – |
通話料 | ¥11 / 30秒 | – |
初期費用 | ¥3,300 | 事務手数料+SIM発行手数料 |
解約金 | ¥0 | – |
日本通信SIMのキャンペーン
日本通信は初期費用無料等のキャンペーンを行っていません。低容量プランが激安であるため、事務手数料などを割引できないことが理由と思われます。
ただ、初期費用を下げる方法があります。それは、スターターパックを使用して契約すること。契約時の初期費用3,300円を数百円抑えることが出来るので、少しでも安く契約したい方はこちらから契約すると良いでしょう。
他社のキャンペーンは以下の記事にまとめてあります。お得情報が分かるので、ぜひチェックしてみてください。
日本通信SIM公式サイト
\月額料金290円~/
MNPワンストップのよくある質問・Q&A
MNPワンストップはいつから始まったの?
MNPワンストップは2023年5月24日から開始されました。
MNPとは?
Mobile Number Portability(モバイル ナンバー ポータビリティー)の略。違う通信会社へ乗り換えする際に、現在利用中の携帯電話番号をそのまま使えるようにする制度のことです。
ワンストップってなに?
ワンストップ(One Stop)は、一カ所で用事が足りること、一カ所で何でもそろうといった意味で使われる言葉。
例えば、昔は野菜を八百屋、お酒を酒屋…、と買っていましたが、現在はスーパーで食料品だけでなく色々なものを購入できます。それもワンストップサービスの一つですね。
MNPワンストップって?
通信会社の乗り換え(MNP)には、従来乗り換え元と乗り換え先の2カ所で手続きが必要でした。それが、乗り換え先の1カ所での手続きで完結するようになったことを、MNPワンストップといっています。
MNPワンストップにお金はかかるの?
乗り換え元の会社からは原則手数料はかかりません。ただし、乗り換え先の会社によっては事務手数料が必要です。無料の会社と4,000円近くかかる会社があるので、乗り換え前に確認しておきましょう。なお、本手数料に関しては、従来のMNPと今回のMNPワンストップで違いはありません。
新規とMNPはどちらがお得?
MNPの方がお得なケースが多いです。MNPでは、各社キャンペーンを多く行っており、キャッシュバック・ポイントバックの他、スマホが安く購入できるなど、特典があります。契約時期によっても特典内容は異なるので、自分が求める特典があるかどうか、本サイトのキャンペーン記事からご確認ください。
MNPワンストップに対応している格安SIMはある?
あります。2023年6月現在、一般的に言う格安SIM(MVNO)としては、日本通信SIMだけですが、今後順次対応企業が増えるとのことです。また、格安SIM(MVNO)という分類ではないですが、料金面で安い「Povo」「LINEMO」、大容量のコスパが良い「ahamo」「楽天モバイル」は既に対応しています。自分に合った最適な会社を探してみてください。
MNPワンストップを適用するためにはどうしたらよいの?
MNPワンストップに対応している通信会社間の乗り換え(MNP)を行えば、適用されます。乗り換え元、乗り換え先の両方の会社が対応している必要があるので、その点にご留意ください。
MNPワンストップに対応している会社を教えて!
2023年6月時点では以下の会社が対応しています。今後、順次対応企業が増えると想定されるため、適宜乗り換えたい会社の状況を確認してみてください。
- ドコモ、ahamo
- au、UQ mobile、povo
- ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO
- 楽天モバイル
- 日本通信
※2023年5月24日時点
MNPワンストップのレビューまとめ
この記事では、実際にMNPワンストップを2回行い、失敗談・成功談を交えて、その制度をレビュー&紹介してみました
まだまだ新しい制度で改善点もありますが、確実にユーザーに優しく乗り換えしやすい環境が整ってきたと思います
もっともっと楽&便利になるといいね
失敗談・成功談を参考に、やってみてください
最後までお読みいただきありがとうございました!
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