音の自由を、あなたの耳に
SOUNDPEATS社より2024年8月23日に発売された「SOUNDPEATS Air5」は、人気シリーズ「Air」の最新モデルです。
本機はインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンであり、高性能と手頃な価格で知られるSOUNDPEATSの特徴を引き継ぎつつ、さらなる進化を遂げています。
特に、本作は最新の「Qualcomm S3 Gen 3 Sound Platform」を採用し、インナーイヤー型の常識を覆す高音質を実現しています。
インナーイヤー型でありながらもANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載し、効果が高いのもポイント。
さらに、軽量で長時間の利用も快適な他、ゲームモード・マルチポイント接続機能などの機能も充実しており、利便性が高いのも特徴です。
クーポンを利用することで7,000円台で購入可能であり、今最高にコスパの良いインナーイヤーイヤホンとなっています。
\スペックはこちら/
製品名 | SOUNDPEATS Air5 |
---|---|
タイプ | インナーイヤー型 |
防水規格 | IPX5 |
接続方式 | Bluetooth 5.4 |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX Lossless / aptX adaptive |
重量(イヤホン両耳/ケース込み) | 約8g / 44.56g |
バッテリー(イヤホン/ケース込み) | 最大6時間/最大30時間 |
ドライバー | 13mmダイナミックドライバー |
充電端子 | USB-C |
ワイヤレス充電 | × |
急速充電 | × |
着脱検知 | × |
ノイズキャンセル(ANC) | 〇アダプティブノイズキャンセリング対応 |
外音取り込み | 〇 |
アプリ | 〇 |
マルチポイント | 〇 |
低遅延モード | 〇 |
AIによる高音質通話 | 〇 |
マイク数 | 6基(左右合計) |
ハイレゾ | 〇 |
その他 | AI風切り音低減機能、Qualcomm S3 サウンドプラットフォーム搭載、同社Airシリーズ最高のケースフォルム(使いやすさ・美しさ) |
操作 | タッチ |
定価 | ¥9,680 |
お忙しい方は、「SOUNDPEATS Air5の特徴」のみお読みください。
本機を前機種とスペック比較!
製品名 | SOUNDPEATS Air5 | SOUNDPEATS Air4 |
---|---|---|
タイプ | インナーイヤー型 | インナーイヤー型 |
防水規格 | IPX5 | IPX4 |
接続方式 | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX Lossless / aptX adaptive | SBC / AAC / aptX / aptX Lossless / aptX adaptive |
重量(イヤホン両耳/ケース込み) | 約8g / 44.56g | 約8g / 38.8g |
バッテリー(イヤホン/ケース込み) | 最大6時間/最大30時間 | 最大6.5時間/最大26時間 |
ドライバー | 13mmダイナミックドライバー | 13mmダイナミックドライバー |
充電端子 | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電 | × | × |
急速充電 | × | × |
着脱検知 | × | × |
ノイズキャンセル(ANC) | 〇アダプティブノイズキャンセリング対応 | 〇アダプティブノイズキャンセリング対応 |
外音取り込み | 〇 | 〇 |
アプリ | 〇 | 〇 |
マルチポイント | 〇 | 〇 |
低遅延モード | 〇 | 〇 |
Google Fast Pair | × | × |
LE Audio | × | × |
Auracast™ | × | × |
AIによる高音質通話 | 〇 | 〇 |
マイク数 | 6基(左右合計) | 6基(左右合計) |
ハイレゾ | 〇 | 〇 |
その他 | AI風切り音低減機能、Qualcomm S3 サウンドプラットフォーム搭載、同社Airシリーズ最高のフォルム(使いやすさ・美しさ) | Qualcomm のチップ「QCC3071」を採用、次世代プラットフォーム「Snapdragon Sound」に対応 |
操作 | タッチ | タッチ |
定価 | ¥9,680 | ¥8,980 |
- ハイブリッドANC機能を搭載
- 軽量設計で快適な装着感が最高
- 最新のBluetooth5.4で接続がさらに安定
- マイクの音質にやや違和感
- カナル型ほどの遮音性は期待できない
- LDACには非対応
セール・クーポン情報
ここでは一般的なセールの情報と、本記事から使用できるクーポンの情報を解説します。
セール情報
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クーポンあります!
対象商品:SOUNDPEATS Air5
クーポンコード:AIR5NR8PR48
割引:5%OFF
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SOUNDPEATS Air5の特徴
「SOUNDPEATS Air5」の特徴から見てみましょう。
所有欲を満たす美しい流線型デザインのケース
「SOUNDPEATS Air5」は流線型を意識したおしゃれなデザインで、スタイリッシュな印象を与えます。サイドのプレートが特に目を引きます。今までのAirシリーズからさらに洗練されたデザインで、所有欲を満たしてくれます。
また、従来と異なりケースからイヤホンを取り出しやすく高印象です。「SOUNDPEATS Air4」は取り出しにくいケースだったため、過去レビュー記事でデメリットとして挙げていたため、この変更は非常に嬉しいですね!
\音楽が日常を彩る!インナーイヤー型決定版/
音楽を感じる、心を揺さぶるサウンド
「SOUNDPEATS Air5」に搭載されている業界最先端のQualcomm S3 Gen3チップにより、従来よりさらに優れた音質を提供しています。筆者の感想としては、音場感が広く、インナーイヤー型らしい軽やかさと広がりのある音響が好印象でした。
また、aptX LosslessやSnapdragon Soundに対応しており、高音質コーデックを活用できます。現時点で最高音質を体験できるインナーイヤーイヤホンというのは間違いないです。
\音質も手を抜かない!/
ついに搭載!AIアダプティブANC
「SOUNDPEATS Air5」は、先代「SOUNDPEATS Air4」でもあったANCがさらにパワーアップ!AIによりノイズキャンセリング機能を自然に調整してくれます。
また、「自宅」「カフェ」「地下鉄」向けの3つのANCを自動で切り替えられ、もちろんカナル型ほどではないもののインナーイヤー型なのにしっかり効果を感じることができます。特にエアコンなどの動作音はかなり小さくなります。
ANC時も圧迫感が無く、外音を聴きとることができるので外出時は安全で、これがインナーイヤー型のメリットでもありますね!
\インナーイヤー型でもANC効果抜群!/
以降、さらに詳しいデータを紹介します。
本機はインナーイヤー型イヤホン
「SOUNDPEATS Air5」はインナーイヤー型のイヤホンであり、以下のようなメリットがあります。
- 自然なサウンドの広がり
音の伸びがよく、抜けのよい開放的で良質なサウンドが楽しめます。 - 外の音を聞きながらの使用が快適
外音を完全に遮断しないため、周りの音を聞きながら使えるのが利点。周囲に気を配る必要があるランニング中などでの使用にもぴったりです。 - 長時間の使用でも快適な装着感
耳を密閉せずに装着できるため、装着感が軽いのが魅力。カナル型の圧迫感が苦手な人や長時間使用したい人には、インナーイヤー型がおすすめです。
対応防水規格:IPX5に対応
「SOUNDPEATS Air5」はIPX5の防水に対応しています。
これは、多くのワイヤレスイヤホンより良いの防水規格です。IPX5だと「
あらゆる方向からの噴流水による有害な影響を受けない」こととなっているので、昨今のゲリラ豪雨の際も問題なく、安心して使用できますね。(そんな時に外にいたくないですが・・・)「SOUNDPEATS Air5」の等級はIPX5
保護等級 | 防水 | テスト方法 |
---|---|---|
0級・ IPX0 | 保護されていない。 | テスト無し |
1級・ IPX1 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響を受けない。 | 200mmの高さより 3~5mm/分の水滴、10分 |
2級・ IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響を受けない。 | 200mmの高さより15度の範囲 3~5mm/分の水滴、10分 |
3級・ IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴(散水)による有害な影響を受けない。 | 200mmの高さより60度の範囲 10l/分の放水、10分 |
4級・ IPX4 | あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響を受けない。 | 300mm~500mmの高さより 全方向に10l/分の放水、10分 |
IPX5 | 5級・あらゆる方向からの噴流水による有害な影響を受けない。 | 3mの距離から全方向に 12.5l/分・30kpaの分流水、3分間 |
6級・ IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響を受けない。 | 3mの距離から全方向に 100l/分・100kpaの分流水、3分間 |
7級・ IPX7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水しない。 | 水面下・15cm~1m、30分間 |
8級・ IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない。 | メーカーと機器の仕様者間の取り決めによる |
タップして防水規格をもう少し詳しく見る
IP〇〇という表記は、「IP(International Protection)」コードのこと。国際電気標準会議で定められた、スマホなど精密機器の水や固形物に対する保護性能を示します。一つ目の〇が防塵等級、二つ目の〇が防水等級を表し、基本的には数値が大きいほど防水性能が高いことを表しています。
ただし、IPX1~IPX6までは水を意図的にかける状態(噴流)に対する防水性能を表し、IPX7,IPX8は水に沈めたとき(潜水)の防水性能を示すため、6以下と7以上で考え方が若干異なります。そのため、噴流と潜水の両方に防水性能を有する製品は「IPX5/IPX8」というように並記されることがあります。
また、IP〇〇の表記とは別にATM(atomosphereの略)という記載もあり、こちらは「気圧防水」と呼ばれる防水機能となります。例えば、スマートウォッチなどで5ATMという記載があり、5気圧防水=静止状態で50mまでの水圧に耐えられるというものになります。
\防水対応で雨でも安心/
Bluetoothのバージョンチェック:5.4
「SOUNDPEATS Air5」は現在最高のBluetoothバージョン5.4に対応しています。Bluetooth 5.4は、省電力性の向上、安定した接続、セキュリティの向上、機能拡張の可能性の向上等が挙げられます。そのため、よりストレスがなくワイヤレス接続ができます。
一般にバージョンが上になればなるほど通信速度や通信範囲などの性能が高いので、「SOUNDPEATS Air5」のこれら性能は現時点で最高クラスとなります。
本機はBlutooth 5.4
Bluetooth Ver. | 公開年 | 機能概要 |
---|---|---|
1.0 | 1999 | 一般公開されたバージョン |
1.1 | 2001 | 一般的に広く知られるようになった普及バージョン |
1.2 | 2003 | 2.4GHz帯域の無線LANとの電波干渉対策を実装 |
2.0 | 2004 | 最大転送速度を3Mbpsに変更できるEDR(Enhanced Data Rate)機能を実装 |
2.1 | 2007 | ペアリングが高速化 Sniff Subrating機能でバッテリーの寿命を最大5倍まで延長 |
3.0 | 2009 | 最大転送速度24MbpsのHS(High Speed)機能を実装 |
4.0 | 2009 | 大幅な省電力化を実現するLE(Low Energy)機能を実装 |
4.1 | 2013 | LEの強化 LTEとの通信干渉を抑制 |
4.2 | 2014 | LEのデータ転送速度が2.5倍に高速化 |
5.0 | 2016 | データ転送速度が4.0の2倍、通信範囲が4.0の4倍、通信容量が4.0の8倍に強化 メッシュネットワークに対応 |
5.1 | 2019 | 方向探知機能追加 |
5.2 | 2020 | LE Audio機能の実装(マルチ・ストリーム・オーディオ機能:複数のデバイスへ音声を送信可能、ハイレゾ音源に対応、LC3:高品質の音声データ送信を低消費電力で実現、オーディオシェアリング機能:スマホの音源を友人とシェアできる) |
5.3 | 2021 | 消費電力の節減 |
5.4 | 2023 | 通信方式の拡張(省電力性の向上、安定した接続、セキュリティの向上、機能拡張の可能性の向上) |
おかげで音の途切れもなく、快適に音楽を聴いたり会議に参加したりすることが出来ています!
対応コーデックを確認
コーデック(Codec)は、デジタル音楽などを圧縮(小さく)し、再生時に元の音質に戻す特別な技術です。これは、スマホなどからイヤホンへ音楽を送信、再生する際にも使用されます。
「SOUNDPEATS Air5」は、なんと5つのコーデックに対応しています。AAC、SBC、aptX、aptX Adaptive、aptX Losslessの5種類です。さらに、「Snapdragon Sound」+今作から「ハイレゾワイヤレス」の認証を受けており、これ以上ない出来になっています。
代表的なコーデック(色塗りが本機)
コーデック | 遅延 | 音質 | 対応スマホ |
---|---|---|---|
遅延を感じる (0.220秒±0.050秒) | ★ 標準音質 | Bluetoothで音楽再生できる全ての製品(A2DP対応のワイヤレス製品) | |
AAC | SBCより遅延が少ない (0.120秒±0.030秒 @128kbps) | ★★ SBCより高音質 | iPhoneと多くのAndroid端末 |
aptX | AACより遅延が少ない (0.070秒±0.010秒) | ★★★ CD音源相当の高音質 (48KHz/16bit) | 多くのAndroid端末 (iPhone非対応) |
aptX HD | AACより遅延が少ない (0.070秒±0.010秒) | ★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (48kHz/24bit) | 一部のAndroid端末 (iPhone非対応) |
aptX LL (Low Latency) | aptXより遅延が少ない (0.040秒未満) | ★★★ CD音源相当の高音質 (48KHz/16bit) | iPhone・Android端末ともに非対応 (PC等にて対応) |
aptX Adaptive | 低遅延。状況に応じて品質を切替、途切れや遅延を回避 (0.050~0.080秒) | ★★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (96kHz/24bit) aptX HDより高音質 | Qualcomm Snapdragon 855以降を搭載した一部のAndroid端末 (iPhone非対応) |
aptX Lossless | 低遅延。状況に応じて品質を切替、途切れや遅延を回避 (0.050~0.080秒) | ★★★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (96kHz/24bit) 可逆圧縮で聴感上の劣化を防止(CD品位) | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 / 8+ Gen 1 / 8 Gen 2以降を搭載した一部のAndroid端末 (iPhone非対応) |
LDAC | 遅延秒は非公表 ただ、1秒ほどとも言われている。 その場合一番遅延を感じるコーデック | ★★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (96kHz/24bit) aptX HDより高音質 | Android8.0以降の多くのAndroid端末 |
筆者が先代の「SOUNDPEATS Air4」と聴き比べたところ、「SOUNDPEATS Air5」も音の傾向はほぼ同じで、中高音域が綺麗な音でありながら低音も十分感じ取れました。ブランドの音響特性を継承しつつ、音場の広さや解像感が向上したような音になっています。
特に音場の広さは各段に良くなりました。頭の周囲に音の広がりや空間を感じるような音に感じます。率直に言って良い音になっており、さらにオススメできる製品になりました!
\音質・遅延は他性能でカバー/
重量のチェック
「SOUNDPEATS Air5」の重量は公式の仕様欄では約4.58g(イヤホン/片側) 約44.56g(充電ケース+イヤホン両側)と表記されています。実測では以下のとおり若干軽め▼
公式値とは異なるものの、実際に取り付けるイヤホン自体は公式より軽めのため、耳への負担は小さい方向へ。以下、実測値を表に並べているので、参考比較してみてください。小数点以下は四捨五入しています。
重量比較(本機を橙で色塗り)
製品名 | イヤホン両耳 | ケース+イヤホン |
---|---|---|
SOUNDPEATS Air4 Lite | 9g | 39g |
SOUNDPEATS Air4 Pro | 9g | 41g |
SOUNDPEATS Air4 | 9g | 39g |
SOUNDPEATS Air3 Pro | 9g | 37g |
EarFun Free Pro 2 | 9g | 38g |
EDIFIER W220T | 9g | 41g |
SOUNDPEATS Air5 | 9g | 44g |
EarFun Free 2s | 9g | 45g |
Soundcore Life P2 Mini | 9g | 47g |
EarFun Air Pro SV | 9g | 43g |
EarFun Free 1S | 9g | 52g |
AirPods Pro(第2世代) | 9g | 61g |
EarFun Free Pro 3 | 10g | 42g |
EarFun Air Pro 3 | 10g | 53g |
Soundcore Liberty 4 NC | 10g | 60g |
EarFun Air S | 10g | 53g |
SOUNDPEATS Air3 Pro | 10g | 37g |
Soundcore Life P3 | 10g | 60g |
EarFun Air Pro 2 | 11g | 54g |
WF-1000XM5 | 11g | 48g |
Soundcore Liberty 4 | 12g | 55g |
Soundcore Liberty Neo 2 | 12g | 59g |
WF-1000XM4 | 14g | 54g |
SOUNDPEATS GoFree2 | 18g | 73g |
SOUNDPEATS RunFree Lite2 | 25g | – (ケース無し) |
SOUNDPEATS RunFree | 31g | – (ケース無し) |
操作性の確認
「SOUNDPEATS Air5」は、イヤホン本体のロゴをタップすることで、再生・停止、音量調整、着信の受け答え、音声認識アシスタントの呼び出しなど、多くの操作を簡単に行えます。
タップ感度は非常に良く、音量などはタップするとすぐに上下するので反応していることも良く分かります。操作は不便なく行えると思いました。以下に「SOUNDPEATS Air5」の操作内容をまとめたのでご確認ください。
動作 | タップ操作 |
---|---|
電源オン | 充電ケースのフタを開く 手動:1.5秒ロングタッチ |
電源オフ | 本体を戻しケースを閉じる 手動:10秒ロングタッチ |
再生/一時停止 | 2回タッチ(右か左) |
音量を上げる | 右側 タッチ |
音量を下げる | 左側 タッチ |
曲送り | 右側 1.5秒ロングタッチ |
ANC切替 | 左側 1.5秒ロングタッチ |
電話を受ける/切る | 着信時2回タッチ(右か左) |
着信拒否 | 1.5秒ロングタッチ(右か左) |
通話切替 | 2秒ロングタッチ(右か左) |
端末音声アシスタントモード(Siri等) | 右側 3回タッチ |
ゲームモードを有効/停止 | 左側 3回タッチ |
この操作方法はアプリからカスタムが可能です。実は先代「SOUNDPEATS Air4」はアプリからカスタムできないどころか、操作方法の確認もできなかったので大きな改善点となります。正直嬉しいし、「そうであってくれ~」と願っていました。
今まで使用していたイヤホンと操作方法を合わせ、よりストレスなく使用できるのも良いですね!
装着性のチェック
インナーイヤー型の「SOUNDPEATS Air5」は、重量も軽く圧迫感もないため、カナル型よりも付けていて本当に楽。先代の「SOUNDPEATS Air4」よりもさらに付け心地は良くなりました。
何時間でも付けていられる感覚で最高です。
\装着感も非常に快適!/
ドライバーをチェック
「SOUNDPEATS Air5」は大口径φ13mmのダイナミックドライバーを採用しています。通常、カナル型のイヤホンでは10mm程度が多いですが、インナーイヤー型だからこそ、このサイズを採用できます。
ドライバーは一般的に大きければ大きいほど以下のようなメリットを提供してくれます。
- パワフルな低音:大口径のドライバーは、より多くの空気を振動させることができ、豊かで深みのある低音を生成します。これにより、ベース音がより力強く響き、音楽や映画の低音効果が迫力を持って再現されます。
- 優れた音の分離:大口径のドライバーは高音と低音をより正確に再生できるため、音の分離が向上します。楽器や声の音がクリアに聞こえ、音楽の細部やニュアンスが際立ちます。
- より高い音質:大口径ドライバーは音楽の品質を向上させ、よりリアルな音響体験を提供します。高音域においてもクリアで歪みの少ない音が楽しめ、音楽の質感が向上します。
- 音楽の詳細な再現:大口径のドライバーは、音楽の微細なニュアンスや表現力を豊かに再現できます。音楽の感情や表現がより鮮明に聞こえ、聴衆はアーティストの意図をより正確に感じることができます。
- より広い音場:大口径のドライバーは、より広い音場を作成し、音楽が耳を包み込むような臨場感を提供します。これにより、音楽をよりリアルに楽しむことができます。
ただし、大口径ドライバーを持つイヤホンは一般的に大きく重くなり、装着感や携帯性に影響を及ぼすことがあります。そのため、音質と快適性のバランスを検討することが大切です。
「SOUNDPEATS Air5」は大口径ドライバーを搭載しながらも、インナーイヤー型だからこその快適な装着感を提供します。そのため、音楽を純粋に楽しむメリットを得ながら、不便さを感じずに使用できます。
多くの方にとって、高音質を手軽に楽しむことができるオープンイヤー型イヤホンと言えると思いますよ。
\音質と装着感を両立させるなら/
バッテリー持ちを確認
バッテリー持ちの公称値は最大6時間の連続再生が可能です。ケースを含めると最大30時間のため、一日中持ち運び聴いても問題ないレベルですね。
他のイヤホンと比べると若干短めに見えますが、筆者個人は、1日のうち通勤の2時間とオンライン会議を合わせても10時間も使用しないので、電池持ちに関しては十分満足することができました。
バッテリー比較(本機を橙で色塗り)
製品名 | イヤホンのみ最大 | ケース込み最大 |
---|---|---|
SOUDPEATS Air3 Deluxe HS | 最大5時間 | 最大20時間 |
LinkBuds WF-LS900 | 最大5.5時間 | 最大17.5時間 |
QCY-Ailypods | 最大5.5時間 | 最大20時間 |
Bose QuietComfort Earbuds II | 最大6時間 | 最大24時間 |
EarFun Free Pro 2 | 最大6時間 | 最大30時間 |
EarFun Air S | 最大6時間 | 最大30時間 |
SOUNDPEATS Air5 | 最大6時間 | 最大30時間 |
SOUNDPEATS Air4 | 最大6.5時間 | 最大26時間 |
SOUNDPEATS Air4 Pro | 最大6.5時間 | 最大26時間 |
SOUNDPEATS Air4 Lite | 最大7時間 | 最大30時間 |
EarFun Free Pro 3 | 最大7時間 | 最大33時間 |
EarFun Free Pro 3 | 最大7時間 | 最大33時間 |
EarFun Air Pro 2 | 最大7時間 | 最大34時間 |
DENON PerL Pro(AH-C15PL) | 最大8時間 | 最大24時間 |
Galaxy Buds Live | 最大8時間 | 最大29時間 |
NuraTrue Pro | 最大8時間 | 最大32時間 |
Soundcore Liberty 4 | 最大9時間 | 最大28時間 |
LinksBuds S WF-LS900N | 最大9時間 | 最大30時間 |
SOUNDPEATS GoFree2 | 最大9時間 | 最大35時間 |
EarFun Air Pro 3 | 最大9時間 | 最大45時間 |
Soundcore Liberty 4 NC | 最大10時間 | 最大50時間 |
WF-1000XM5 | 最大12時間 | 最大36時間 |
SOUNDPEATS RunFree | 最大14時間 | 最大14時間 |
SOUNDPEATS RunFree Lite2 | 最大15時間 | 最大15時間 |
\バッテリー持ちも必要十分/
充電周りの確認
「SOUNDPEATS Air5」の充電は、USB-Cケーブルを使って行います。ケース下部に充電ケーブルを挿すポートが備わっています。
充電中は緑色のランプが点きます。
残念ながら、ワイヤレス充電には対応していません。しかし、ケース込みで最大30時間充電が持つため日中充電することはなく、毎晩充電ケーブルに繋ぐだけなので、有線での充電を行うことにストレスを感じることはほとんどありません。そのため、充電に関して気にするほどのデメリットはないと思います。
\USB-Cケーブルで充電できます/
その他機能の実力をチェック
着脱検知
「着脱検知」とは(タップで確認)
耳からイヤホンを取り外す/装着する動作を検知し、音楽などの再生/停止の操作を自動で行う機能です。片耳のイヤホンを取り外した途端に音楽などが一時停止され、もう一度装着すると一時停止した場所から再生されます。「装着検知」や「自動耳検出」とも呼ばれます。
本機は着脱検知に対応していません。そのため、イヤホンを耳から外しても自動的に音楽が止まらないので、音楽の再生・停止を手動で行う必要があります。
しかし一方で、再生・停止の操作がシンプルでなので、自動停止が無くても大きな問題にはなりません。個人的には、外部の環境音をよく聞きたい場合に片耳だけイヤホンを外すことがあるのですが、その時に勝手に音楽が止まらなくて使い勝手が良いとも感じます。
ノイズキャンセリング(ANC)
「ノイズキャンセリング(ANC)」とは(タップで確認)
外部の環境音・雑音(ノイズ)を低減(キャンセル)させる機能です。これにより、より音楽などへの没入感が高まります。ノイズが聞こえにくくなるため、イヤホンの音量を抑えることができ、難聴になりにくいというメリットもあります。
ANCは Active Noise Cancelling (アクティブ ノイズ キャンセリング)の略ですが、ここではノイズキャンセリングと表記しています。
「SOUNDPEATS Air5」はノイズキャンセリング(ANC)機能を備えたインナーイヤー型イヤホンです。インナーイヤー型イヤホンはカナル型イヤホンと比べて耳が密閉されないのでANCの効果は比較的薄くなりますが、それでも効果を十分感じられます。
SOUNDPEATS社としては、インナーイヤー型として先代の「SOUNDPEATS Air4」でもANCを入れていただけあって、より安定した機能となってきました。
外音取り込み
「外音取り込み」とは(タップで確認)
イヤホンやヘッドホンに内蔵されたマイクで周囲の音を拾い、増幅する機能です。イヤホンを外さずに周囲の音を聞くことができ、買い物中のレジや、電車を乗り換える時のアナウンスなど、周りの音を聞きたい時に役立ちます。「アンビエントモード」、「トークスルー」、「集音モード」とも呼ばれます。
本機は外音取り込みの特別なモードを機能として備えていません。しかし、そもそもインナーイヤー型イヤホンなので外音を自然と取り込むことができます。そのため、カナル型イヤホンと比べて、外出時も安全に音楽を聴くことができます。
アプリの内容
「SOUNDPEATS Air5」はアプリ「PeatsAudio」から各種設定ができます。
PeatsAudio
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「SOUNDPEATS Air5」のアプリにおける実際のカスタマイズ画面は次のようになり、ゲームモード・アダプティプイコライザー・イコライザー(EQ:プリセット・カスタマイズ)があります。(iPhone12miniでテスト)
SOUNDPEATS社の以前の機種(イヤホン)は、ほとんどの場合アプリ「SOUNDPEATS」を使用していました。そのため、今まで他の機種を使用していた場合、この機種のためにアプリを入れる必要があるので注意が必要です。
肝心のアプリの評価は非常に低かったのですが、使い勝手は上々でした。なんと言っても「Air4」から「Air5」で本アプリに変わったことで、タッチ操作を変えられるようになったのは非常にありがたいです。こちらも「進化した点」と言って良いと思います。
マルチポイント
「マルチポイント」とは(タップで確認)
1台のワイヤレスイヤホンなどの機器に対して、パソコンやスマートフォンなどの親機となるデバイスを同時に複数台Bluetooth接続できる機能です。
「SOUNDPEATS Air5」はマルチポイント機能を使用することができます。アプリでマルチポイントの有効化は不要です。(アプリにはマルチポイントの項目がありません)
以下の手順に従ってマルチポイント接続が行えます。この辺は他のイヤホンと同じですね。
- 1台目の端末とBluetoothで接続
- 1台目の端末のBluetoothをOFFにする
- 2台目の端末とBluetoothで接続
- 1代目の端末のBluetoothもONにする
「SOUNDPEATS Air5」のマルチポイント接続数は2台です。筆者は社用スマホと社用PCで接続しています。これにより、社用スマホで電話をし、社用PCでオンライン会議に出るといった使い方が可能です。Bluetooth 切り替えの手間が無いのがメリットですね。
低遅延モード
「低遅延モード」とは(タップで確認)
音と映像のずれを抑える機能です。一般にBluetoothのワイヤレス接続だと、どうしても音と映像にずれが生じます。「低遅延モード」では、スマートフォンやタブレットなどでゲームや動画視聴をする際に、音の遅延を少なくして再生することができます。例えば、リズムゲームをやる時などには重要な機能になります。ただ、電池消費が速くなったり、Bluetooth接続の接続が弱くなったりするので、必要な時に機能を有効化すると良いです。「ゲーミングモード」、「超低遅延モード」などとも呼ばれます。
「SOUNDPEATS Air5」は、低遅延モード(ゲームモード)を搭載しています。このモードでは、77ミリ秒という低遅延を実現しています。「SOUNDPEATS Air4」では低遅延でも88msまでだったので、さらに改善しました。
実際、遅延はほぼ感じられず、非常に快適に通話が可能です。イヤホンのタップ操作でも瞬時にゲームモードに切り替えられるので、モードの切り替えもしやすいです。
価格とコスパ
「SOUNDPEATS Air5」の定価は9,680円ですが、Amazonで割引されていることが多々あります。さらに当サイトのクーポンを使うことで、7,000円台で手に入れることが可能です。インナーイヤー型で最高の出来で、安く手に入るため、コストパフォーマンスは非常に良いといえます。セール情報・価格はAmazonよりご確認ください。
\セール価格を確認しよう/
外観のチェック
「SOUNDPEATS Air5」の外観のチェックです。
まずは外箱から。表面は非常にシンプルなデザインになっています。せっかくハイレゾ対応、コーデックも多く対応しているのだから主張しても良いのでは?と思います▼
特に1か月前に発売された「EarFun Air Pro 4」の箱と比べると落ち着きすぎていて、もったいない!▼
同梱物を並べたところ、イヤホン本体、充電ケース、Type-C充電ケーブル、取扱説明書が入っていました▼
「SOUNDPEATS Air5」は外観だけでも十分に目を引く製品です。流線型を意識したスタイリッシュなデザインは、単なるイヤホンを超えたファッションアイテムとしての魅力を放っていると感じます。机に置いていてもカッコ良い!▼
特筆すべきは、イヤホン本体のサイドに配置された流線型のプレート。これが全体の印象を格段に引き上げ、高級感を演出しています▼
充電ケースも使い勝手を考慮した設計になっています。ケースを開くとイヤホン本体の約2/3が露出するため、取り出しやすさが格段に向上。日々の使用における細かな不便さを解消しています▼
ケースの外側はマットな仕上げ、かつ、曲線に光が当たると反射が滑らで綺麗に写ります▼
全体的に「美しさ」をコンセプトとして感じられる本製品、周りから見てもカッコよく自慢の一品になると思います!
まとめ|SOUNDPEATS Air5の実機レビュー
本記事では「SOUNDPEATS Air5」の実機レビューをしました。
先代「SOUNDPEATS Ai4」から進化を順当に感じられる、非常に使いやすく音質も良いイヤホンです。インナーイヤー型としては完成したと感じます。
この物価高の時代にこの仕様で1万円を切ってきたので競争力が高いですね。Amazonで割引+当サイトのクーポンを適用した場合は7,000円台で購入できるため、インナーイヤー型イヤホンで右に出る製品はないコスパではないでしょうか。
日常使いから、業務用としてもオススメの逸品です。
特徴
- インナーイヤー型イヤホン、快適な装着感を実現
- コーデック/ハイレゾ等モリモリで音質文句なし
- 防水/マルチポイントなど高機能・高コスパモデル
こんなあなたに
- 公私とも長時間イヤホンをする方へ
- 高級感あるイヤホンで所有欲も満たしたい方へ
価格
Amazonでクーポン適用で7,000円台[税込]~
クーポンあります!
対象商品:SOUNDPEATS Air5
クーポンコード:AIR5NR8PR48
割引:5%OFF
開始日:2024/09/01 00:00
終了日:2024/09/30 23:59
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