2024年の1万円以下イヤホン界覇者「EarFun Air Pro 4」。
あらゆるYoutuber、ブログ、口コミで絶賛が相次いでいます。
しかし・・・
- 本当にその口コミはステマじゃないのか?
- 企業から依頼されて良く言っているだけではないのか?
気になる方も多いと思います。
そこで、本記事では、有名なYoutuberやブロガー、口コミを参考に、筆者が約1カ月使用して感じたデメリット・デメリットも含め纏めてみました。
イチ個人の意見だけではないので、参考になるデータ、かつ他の記事との比較をする必要もなくなると思うので、ぜひ最後まで読んでいってください。
\スペックはこちら/
製品名 | EarFun Air Pro 4 |
---|---|
形式 | カナル型 |
防水規格 | IPX5 |
接続方式 | Bluetooth 5.4 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / aptX Lossless / aptX adaptive |
重量(イヤホン両耳/ケース込み) | 10.4g/56g |
バッテリー(イヤホン/ケース込み) | 最大11時間/最大52時間 |
ドライバー | 10mmダイナミックドライバー |
充電端子 | USB-C |
ワイヤレス充電 | 〇 |
急速充電 | 〇 |
着脱検知 | 〇 |
ノイズキャンセル(ANC) | 〇ハイブリッド・アダプティブノイズキャンセリング対応、最大50dB |
外音取り込み | 〇 |
アプリ | 〇 |
マルチポイント | 〇 |
低遅延モード | 〇 |
Google Fast Pair | 〇 |
LE Audio | 〇 |
Auracast™ | 〇 |
AIによる高音質通話 | 〇 |
マイク数 | 6基(左右合計) |
ハイレゾ | 〇 |
その他 | クアルコム社最先端チップ「QCC3091」を採用、QuietSmart 3.0、QCC Snapdragon Sound、cVc 8.0ノイキャン機能 |
操作 | タッチ |
定価 | ¥9,990 |
「EarFun Air Pro 4」のポイント!
- 業界最新のBluetooth5.4をサポート、クアルコム社最先端チップ「QCC3091」を採用
- aptX Lossless&aptX Adaptive、圧倒的な情報量を最大990kbpsのビットレートで伝送、ハイレゾかつオリジナル音源を楽しめる
- LDACに対応&日本オーディオ協会によるハイレゾワイヤレス認証を取得
- 次世代BluetoothオーディオのLE Audioに対応
- EarFun独自の「QuietSmart 3.0」・ハイブリッド・アダプティブ式ノイズキャンセリング機能、最大50dBのノイズを低減
- 左右各3基の高性能マイクが内蔵され、cVc 8.0ノイキャン機能とAI 技術を活用したアルゴリズムによって、どこでもクリアな通話を実現
- QCC Snapdragon Sound技術に対応
- 最大52時間連続再生(イヤホン11h+ケース41h)
- マルチポイント接続
- Google Fast Pair、Auracast™に対応
- ワイヤレス・急速充電
- 50ms低遅延ゲームモード、流暢なゲーム体験を提供
- 装着検出に対応
\2024年の機能No.1はコレ!/
EarFun Air Pro 4のデメリット
早速ですが、デメリットを纏めました。
気になる点・デメリット
- パソコンとの接続は若干不安定かも(byガジェマガさん)
- LDACとマルチポイントの併用が出来ないのが残念(byカジェログさん)
- ケースが若干キズ付きやすい(byマクリンさん)
- 一部の高音が聴こえない(byAmazonレビュー)
- 接続不安定(byAmazonレビュー)
- 耳垢が溜まりやすい(筆者)
- 充電中熱くなる!本体は結構熱い(byX menbuさん)
- 価格安すぎで不安?(byX menbuさん)
大きくはこんなところでした。
一つ一つ解説と個人的な感想を添えてお伝えします。
①パソコンとの接続は若干不安定かも(byガジェマガさん)
但し接続安定性に一部問題があって、特にBluetoothイヤホンとの接続で問題が出やすいパソコンと接続した場合、10mほど距離が離れると音が途切れる問題が発生した。一方Soundcore P40iはパソコンから10m離れても余裕だった。
一応パソコンの目の前にいれば今のところは問題なし。とはいえこれは俺のパソコンでの話。他のパソコンだと安定するかもしれないし、もっと不安定になるかもしれない。詳細は不明。
という惜しい結果になった。
ということで、パソコンとの距離が10mほど離れると接続不安定になったというのが、ガジェマガさんからのデメリットです。
筆者もこれを試してみましたが、そのようなことは一切なし。(ガジェマガさんを否定しているのではなく、実験結果の事実としてなので悪しからず…)
試したのは2台で、「東芝 Dynabook 8250U」と「Lenovo Thinkbook 13x Gen 2 Core i5 1235U」。どちらも安定して10mで接続が出来ました。
ということで、パソコン依存の症状の可能性もあるため、何とも言えない結果となりました。
ただ、パソコン次第では本症状に当たる可能性もあるため、パソコンと接続して10m以上離れることがある方は気を付けてくださいね。
②LDACとマルチポイントの併用が出来ないのが残念(byカジェログさん)
マルチポイントの挙動は問題はなく、自動的に2台目に接続もできますし、切り替えも早い方です。
ちなみに1台目が再生中の場合は、2台目は割り込んで再生ができないようになっています。この仕様の方が通知音で接続先が切り替わったりしないのでありがたいです。
ただ、LDACとの併用ができない点が残念です。1万円以下でLDACとマルチポイントの併用ができるイヤホンは今のところはないですね〜。接続安定性を確保するのが大変なんでしょうね。
高音質コーデックでマルチポイントも併用したい場合は、aptX系列のコーデックで使うしかありません。
LDACとマルチポイントの併用ができるイヤホンは今のところないので、他のイヤホンと比較してもデメリットになりませんが、やはり出来たら良いな~という機能の一つでしょう。
ただ、本機種はLDAC以外にもaptX adaptive(Lossless)にも対応しているので、接続端末次第では音質も良し・マルチポイントも良い!を体験可能。
LDACでなくても音質が良いですし、LDAC+マルチポイントは他機種も出来ないし、特に不満点にはならないかもです。
ちなみに、有名Youtuberワタナベカズマサさんの動画でも、デメリットは唯一この点のみということでした。
③ケースが若干キズ付きやすい(byマクリンさん)
マクリンさんのサイトにも特記はありませんでしたが、デメリットの一つとして「ケースが若干キズ付きやすい」と紹介されていました。
これは・・・そうなんですよね。先代「EarFun Air Pro 3」の時からそうでした。
そのため、筆者の愛用している先代「EarFun Air Pro 3」は傷がたくさん・・・。
「EarFun Air Pro 4」も似た素材なので、傷つきやすいのは間違いないでしょう。
傷つけるのが嫌な方は、ケースを買うのが吉。「EarFun Air Pro 4」も人気機種なので、いろいろな色・デザインのケースがすでに販売されています。
「まっくろくろすけのケース」なんてめっちゃカワイイですよね、オススメです!
④一部の高音が聴こえない(byAmazonレビュー)
限られた一部の音だけが聞こえないレベルで小さかった。(複数のゲームで同じ状態)
他社のイヤホンでは普通に聞こえます。
イコライザーで高域を全部最大にすれば聞こえるようになりますが、聞こえなかった音以外も大きくなるので使い物にならない。
ゲームモードにしないとたまに遅延していることがあります。
音質は問題なく、ノイキャンはかなり優秀。
これも、筆者自身は遭遇していないデメリットなんですよね。
そのため、初期不良か不具合だと思います。
もしこのような不具合に当たった場合は、保証期間内(18カ月以内)にEarFun社に問い合わせれば新品交換か返金、返品をしてくれるはずなので、遠慮なく相談してみてください。
⑤接続不安定(byAmazonレビュー)
LDAC接続で使用しましたが、通勤混雑時の使用では音が途切れまくり左右の同期がずれるなど散々でしたし、ベアリングが外れて設定し直しも何度も起きました。ファームウェアの出来が悪すぎですね。逆にファームウェアのバージョンアップで改善される可能性はあると思いますがそれまで待てません。
残念ですが返品しようと思います。
今のところ筆者はこの「接続不安定」という症状にもあたっていません。
ただ、確認したところ、Amazonのカスタマーレビューでは数件「接続不安定」に関するレビューがありました。
これも不具合に当たると思います。そのため、もし外れを引いてしまった場合はEarFun社に問い合わせて、対応を確認しましょう!
⑥耳垢が溜まりやすい(筆者)
これは唯一筆者が思いつくデメリットです。
先代「EarFun Air Pro 3」の時からそうでしたが、耳垢溜まる穴があるんです、イヤホンに。
EarFun社製品は必ず清掃用の綿棒を付けてくれるんですけどね。
ただ、常に綿棒を持ち歩くわけではないし、頻繁に掃除しないし…でも耳垢がこの穴に溜まって汚いし、で正直あまり好みではないです。
この点、「EarFun Free Pro 3」は溜まりやすい穴が無くて良いんですよね。
気にならない方は平気だと思いますが、筆者とその妻はこの穴が嫌いです。笑
⑦充電中熱くなる!本体は結構熱い(byX menbuさん)
Xのmenbuさんから提供いただいたこのデメリット。
充電中に触ることがあまりなかったので気付きませんでしたが、長時間充電しているときに触ってみると確かに熱い!
急速充電対応とは言え、熱いと感じるレベルには温度が上がっているので、気を付けてください。
⑧価格安すぎで不安?(byX menbuさん)
定価9,990円、Amazonクーポン使用で8,490円、さらにクーポンコード利用で7,491円に。
ライバル機の「Anker Soundcore P40i」より機能が圧倒的で、かつ価格も安かったら選択しない理由はないですね。
「安すぎて不安」という声が上がるのも頷けます。ただ、今までのEarFun社の実績からしても、不安がる必要はなく、むしろ安定のコスパで非常に安心して購入できると思います。
デメリットまとめ
ここではデメリットを整理してみましたが、気になる項目はありましたか?
気になる点・デメリット
- パソコンとの接続は若干不安定かも(byガジェマガさん)
- LDACとマルチポイントの併用が出来ないのが残念(byカジェログさん)
- ケースが若干キズ付きやすい(byマクリンさん)
- 一部の高音が聴こえない(byAmazonレビュー)
- 接続不安定(byAmazonレビュー)
- 耳垢が溜まりやすい(筆者)
- 充電中熱くなる!本体は結構熱い(byX menbuさん)
- 価格安すぎで不安?(byX menbuさん)
これらにどれだけデメリットを感じるかどうか、で購入を考えて良いと思います。
特に④⑤は初期不良の可能性が高いため、当たってしまった方は少し手間ですがEarFun社へ問合せしてみてくださいね。
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メリットも確認!
ここからは、メリットも確認してみましょう。とはいえ、メリットは溢れかえっていますよね。
他の方と被るかもしれませんが、特に良かった点を3点挙げてみます。他のメリットは他機種とのスペック比較記事でも分かるので、併せて確認してみてください。
良い点・メリット
- ノイキャンが本当に強い
- 外音取り込みが素晴らしい
- 装着検知機能も感度良し
①ノイキャンが本当に強い
これは聴き比べしなくても良く分かります。
「EarFun Air Pro 4」はノイキャンがなんと5種類から選べます。
最大のノイキャン(ANC)は「ディープANCモード」ですが、これが強い。
今までのEarFun社のノイキャンも十分効いていた、と感じていましたが、「EarFun Air Pro 4」のノイキャンは圧倒的に上を行きます。
危険を感じるくらい静寂に包まれるので、使うシーンは選んだ方が良いでしょう。(外出時に歩きながら、はオススメできません!)
②外音取り込みが素晴らしい
こちらも、「EarFun Air Pro 3」からの順当に進化を感じられます。
「EarFun Air Pro 4」ではホワイトノイズは全く入らず、より自然な外音が耳に届くようになりました。
イヤホン付けて会話していると外音取り込み出来ても印象は悪いですけどね、ただ、問題なく会話できるレベルの機能にはなっています。
しかも外音取り込みも2種類のモードが付き、この「バランスが良い」モードはその名のとおりバランスが良い!
素晴らしいの一言しかありません。
③装着検知機能も感度良し
「EarFun Air Pro 3」にはなかった装着検知機能が、「EarFun Air Pro 4」には搭載されています。
同社で初めて搭載された機能ですが、イヤホンを外したタイミングと音楽が停止するタイミングがスムーズで、違和感なく使えます。
EarFun社の技術力が光る点で、新機能であってもしっかりとチューニングされています。
この装着検知機能は、多くのユーザーに満足いただけるクオリティに仕上がっているでしょう!
メリットまとめ
どこのサイトでも同じような説明がありますが、それだけ安定して多くの機能が高水準で纏まっているということでしょう。
特に、今回挙げた3点は、iOS(iPhone)・Android問わず恩恵を受けられるので、本当に素晴らしいと感じます。
良い点・メリット
- ノイキャンが本当に強い
- 外音取り込みが素晴らしい
- 装着検知機能も感度良し
ぜひこれらを体験していただいて、Android端末所持者はこれにプラス高音質コーデック(LDAC・aptXシリーズ)を使ってみてください。
心からオススメです。
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EarFun Air Pro 4の外観レビュー
ここでは、写真とともに「EarFun Air Pro 4」を紹介します。
まずは外箱表面から。サイズ感はいつものEarFun製品のイヤホンと同様です。ノイキャン(ANC)を売りにしているだけあり、右下にキラリと光るロゴで目立つ記載があります▼
裏には特徴となる機能の記載がされています。同梱物の記載もありますね▼
片側側面には、裏面に無いBluetooth 5.4やAuracastなどの記載もあります。これらも売りですからね▼
同梱物を取り出して並べると以下のようになります。イヤーピースは5サイズ、写真に見えないですが取扱説明書に綿棒も挟まっていました。いつも通りです▼
本体はこちら。マット、かつ、光沢感がありさらにカッコ良いデザインとなりました▼
「EarFun Air Pro 4」「EarFun Air Pro 3」「EarFun Free Pro 3」を並べてみました。サイズ感は、一番薄いので持ち運びしやすさは問題ありません。とはいえ、個人的には「EarFun Free Pro 3」のケースが一番小さくて好きです▼
重量も比較してみました。ケースは「EarFun Free Pro 3」が圧倒的軽さ。「EarFun Air Pro 4」と「EarFun Air Pro 3」は誤差ですね▼
イヤホン本体は「EarFun Air Pro 4」が一番軽いという結果に。ただし、こちらも感じない程度の差なのでどれでも問題ないでしょう▼
「EarFun Air Pro 4」からは、ケース自体も暗闇で取り出しやすいように光るようになりました。高級感が増しています▼
EarFun Air Pro 4の進化点:前機種との比較
ここから先は、>>他機種とのスペック比較記事でも紹介している比較の内容を再掲しています。興味のある方はぜひ読み進めてみてください。
早速ですが、先代「EarFun Air Pro 3」からの変更点をスペックで確認しましょう!
赤字が進化点!
製品名 | EarFun Air Pro 4 | EarFun Air Pro 3 |
---|---|---|
形式 | カナル型 | カナル型 |
防水規格 | IPX5 | IPX5 |
接続方式 | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / aptX Lossless / aptX adaptive | SBC / AAC /aptX Adaptive |
重量(イヤホン両耳/ケース込み) | 5.2g (イヤホンのみ、片側)、56g(充電ケース込み) | 約10g / 約53g |
バッテリー(イヤホン/ケース込み) | 最大11時間/最大52時間 | 最大9時間(ANCで7時間)/最大45時間 |
ドライバー | 10mm径の高品質なダイナミックドライバー | 11mmダイナミックドライバー |
充電端子 | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 |
急速充電 | 〇 | 〇 |
着脱検知 | 〇 | × |
ノイズキャンセル(ANC) | 〇 ハイブリッド ・アダプティブノイズキャンセリング対応、最大50dB | 〇 アダプティブノイズキャンセリング対応、 最大43dB |
外音取り込み | 〇 | 〇 |
アプリ | 〇 | 〇 |
マルチポイント | 〇 | 〇 |
低遅延モード | 〇 | 〇 |
Google Fast Pair | 〇 | × |
LE Audio | 〇 | × |
Auracast™ | 〇 | × |
AIによる高音質通話 | 〇 | × |
マイク数 | 6基(左右合計) | 6基(左右合計) |
ハイレゾ | 〇 | 〇 |
その他 | クアルコム社最先端チップ「QCC3091」を採用、QuietSmart 3.0、cVc 8.0ノイキャン機能 | クアルコム社のチップ「QCC3071」を採用、QuietSmart 2.0、cVc 8.0ノイキャン機能 |
操作 | タッチ | タッチ |
定価 | ¥9,990 | ¥8,990 |
これぞ全部入り、2024年のワイヤレスイヤホンの機能は全て〇が付きます。
進化した点を詳しく解説します。
Bluetooth 5.4対応
「EarFun Air Pro 4」はBluetoothバージョンの5.4に対応しました。Bluetooth 5.4は、省電力性の向上、安定した接続、セキュリティの向上、機能拡張の可能性の向上等が挙げられます。そのため、よりストレスがなくワイヤレス接続ができます。
一般にバージョンが上になればなるほど通信速度や通信範囲などの性能が高いので、「EarFun Air Pro 4」は現在最も高い分類となります。
「EarFun Air Pro 4」はBlutooth 5.4
Bluetooth Ver. | 公開年 | 機能概要 |
---|---|---|
1.0 | 1999 | 一般公開されたバージョン |
1.1 | 2001 | 一般的に広く知られるようになった普及バージョン |
1.2 | 2003 | 2.4GHz帯域の無線LANとの電波干渉対策を実装 |
2.0 | 2004 | 最大転送速度を3Mbpsに変更できるEDR(Enhanced Data Rate)機能を実装 |
2.1 | 2007 | ペアリングが高速化 Sniff Subrating機能でバッテリーの寿命を最大5倍まで延長 |
3.0 | 2009 | 最大転送速度24MbpsのHS(High Speed)機能を実装 |
4.0 | 2009 | 大幅な省電力化を実現するLE(Low Energy)機能を実装 |
4.1 | 2013 | LEの強化 LTEとの通信干渉を抑制 |
4.2 | 2014 | LEのデータ転送速度が2.5倍に高速化 |
5.0 | 2016 | データ転送速度が4.0の2倍、通信範囲が4.0の4倍、通信容量が4.0の8倍に強化 メッシュネットワークに対応 |
5.1 | 2019 | 方向探知機能追加 |
5.2 | 2020 | LE Audio機能の実装(マルチ・ストリーム・オーディオ機能:複数のデバイスへ音声を送信可能、ハイレゾ音源に対応、LC3:高品質の音声データ送信を低消費電力で実現、オーディオシェアリング機能:スマホの音源を友人とシェアできる) |
5.3 | 2021 | 消費電力の節減 |
5.4 | 2023 | 通信方式の拡張(省電力性の向上、安定した接続、セキュリティの向上、機能拡張の可能性の向上) |
タップしてBluetooth 5.4をもう少し詳しく見る
Bluetooth 5.4の特徴を簡単にまとめると以下のようになります。
- 省電力性の向上:
Bluetooth 5.4では、新しい通信方式であるPAwR (Periodic Advertising with Responses)が導入されました。これにより、イヤホンの電池寿命が延びる可能性があります。つまり、充電の頻度が減り、より長時間使用できるようになるかもしれません。 - 安定した接続:
新しい通信方式により、イヤホンとスマートフォンなどのデバイス間の接続がより安定する可能性があります。音楽を聴いているときに途切れにくくなるかもしれません。 - セキュリティの向上:
Bluetooth 5.4では、通信データの暗号化が標準となりました。これは、イヤホンを使用する際のプライバシーと安全性が向上することを意味します。例えば、他人があなたの通信を傍受しにくくなります。 - 将来的な機能拡張の可能性:
新しい規格では、1つのアクセスポイントから多数のデバイスと双方向通信ができるようになりました。これは直接イヤホンに関係するわけではありませんが、将来的に新しい機能や使い方が生まれる可能性があります。
ただし、これらの利点を活用するには、イヤホン側がBluetooth 5.4に対応している必要があります。また、接続するスマートフォンなどのデバイスも同様に対応している必要があります。
aptX Losslessに対応
「EarFun Air Pro 3」でも十分高音質なaptX Adaptiveのコーデックに対応していましたが、「EarFun Air Pro 4」ではさらにaptX Losslessに対応します。結論から言うと、より多いコーデックに対応した「EarFun Air Pro 4」の方が当然良いです。
それぞれどのようなものか簡単に解説しますね。
aptX AdaptiveとLosslessの特徴を比較してみると以下のようになります。
音質
aptX Losslessは理論上、CDクオリティと同等の音質を提供します。一方、aptX Adaptiveは環境に応じて音質を調整しますが、最高品質時にはハイレゾ相当の音質を実現できます。
遅延
両方とも低遅延を重視していますが、aptX Losslessの方がより低遅延を実現してくれます。
接続安定性
aptX Adaptiveは環境に応じて自動的にビットレートを調整するため、より安定した接続を提供します。
互換性
aptX Losslessは特定のQualcommチップを使用した機器でのみ利用可能です。aptX Adaptiveはより広範な機器で利用可能ですが、すべての機器に対応しているわけではありません。
用途
aptX Losslessは最高音質を求める場合に適していますが、aptX Adaptiveは様々な環境や用途に柔軟に対応できます。
以上のように、結論としてどちらが「良い」か、は使用状況や優先事項によって異なります。最高音質を求める場合はaptX Losslessが、より汎用的な使用を想定する場合はaptX Adaptiveが適しているでしょう。
ということで、両方に対応している「EarFun Air Pro 4」の方が当然汎用性も音質等のクオリティも高く楽しめるのでオススメです!
バッテリー持ち
長い方が良い、というのは当たり前ですが、順調に進化しています。
「EarFun Air Pro 3」ではイヤホン単体で9時間、ケース付きで45時間だったバッテリー持ちが、「EarFun Air Pro 4」では11時間、52時間に。これは完全にSoundcoreを意識している感じでしょうか。
実際、これほど長時間の使用をしない、という方も多いと思いますが、バッテリー持ちが良いと充電回数が減ります。充電回数が減ると、劣化が遅くなり、長期間使用できるようになる、という良いサイクルになります。可能であればバッテリー持ちがより良い製品を選びましょう。
ノイズキャンセリング性能
「EarFun Air Pro 4」はハイブリッド・アダプティブノイズキャンセリングに対応しました。
ハイブリッドとは、片方のイヤホンにつき2つのマイクで雑音を低減することを言います。※「EarFun Air Pro 4」には片側3つのマイクあり。
「EarFun Air Pro 3」は片側につきマイク1つで雑音収集&ノイズ低減でしたが、「EarFun Air Pro 4」は片側につきマイク2つで集音したノイズを打ち消す信号を高精度に生成することでノイズを低減することになります。
そのため、周囲の騒音や雑音などを気にせず、本機ならではの高音質サウンドを静寂の中でよりストレスなく楽しむことができます。この機能のおかげで最大50dBの雑音低減を実現できているということでしょう。
Google Fast Pair
「EarFun Air Pro 4」は、端末との接続に便利なGoogle Fast Pairやクイックペアリングに対応しています。
Google Fast Pairとは
イヤホンをペアリングモードにし接続するAndroid端末に近づけると、端末にポップアップが出てきます。それをタップするだけで簡単にペアリングできる機能がGoogle Fast Pairです。
ということで、筆者も他の端末「LinkBuds S WF-LS900N」で試したことがありますが、実体験としては説明のイメージよりもっと簡単に接続ができました!
どのように簡単だったかというと、届いたイヤホンをスマホの横で取り出しただけで、スマホにポップアップが表示され、タップで接続完了しました。
複数端末を持つ方には本当にうれしい機能で、ついに1万円以下の価格帯でもこの機能がついてきたと思うと、EarFunのコスパには本当に驚かされます。
LE Audio Auracast™
ついにLE Audio Auracast™へ対応しました。Auracast™は、Bluetoothの最新技術で、以下のような特徴があります。
- 直接音声ストリーミング
- 複数デバイス対応
- 選択可能なストリーム
- 広範囲な用途
- 補聴器との互換性
- 低消費電力
- 音質向上
例えば、「直接音声ストリーミング」では、テレビや公共アナウンスシステムなどの音源から、ヘッドフォンや補聴器に直接高品質の音声を送信でき、「複数デバイス対応」としては、1つの音源(スマホなどの機器)から無制限の数の受信機に音声を共有できます。「選択可能なストリーム」は、ユーザーはWi-Fiネットワークを選択するのと同様に、利用可能な音声を選択でき、「広範囲な用途」としては、空港、ジム、パブ、展示会など、様々な公共の場での利用が想定されています。
このように、Auracast™は、音声への接続性を大幅に向上させ、多くの方の音声体験を改善してくれます。外出先で隣にいる友人と、同じ音声をイヤホンを取り換えることなく共有できるのは便利ですよね。今までは対応機器が少なかったのですが、ついに1万円以下のイヤホン「EarFun Air Pro 4」でも対応し、多くの方がその機能を体験できるようになります!
AIによる高音質通話
「EarFun Air Pro 3」に無かった機能として、「EarFun Air Pro 4」ではAIによる高音質通話が可能となっています。この機能を簡単に言うと、イヤホンのマイクがAI技術を活用して外部の音を拾いにくくし、通話者の声を拾い、通話品質を大幅に向上させる機能です。
AIによる高音質通話について、もっと詳しく
- アダプティブデュアルマイクテクノロジー:
周囲の音を感知し、静かな環境では外側のマイク、騒がしい環境では内側のマイクを自動的に切り替えて、最適な音声を拾います。 - 環境ノイズの抑制:
AIが周囲の騒音の状況や装着者の発話の有無を的確に捉え、環境ノイズを抑制しながら装着者の声のみを高品質で相手に届けます。 - 風切り音の防止:
マイク周囲の構造や素材を最適化することで、風切り音の影響を軽減しています。
これらの技術により、ユーザーは周囲の騒音を気にせずに、クリアな音声で通話を楽しむことができます。プライベートの電話や仕事の会議など、様々なシチュエーションで快適に使用できるよう設計されています。このようなAIを活用した高音質通話機能は、ワイヤレスイヤホンの付加価値を高め、ユーザーエクスペリエンスを向上させる重要な特徴となっています。
定価9,990円!
これだけ機能を追加し、さらに昨今の物価の高騰を受けても、定価が1万円を切ります。「EarFun Air Pro 3」の8,990円よりは千円値上がりしますが、「EarFun Air Pro 3」の発売された2023年頭とは円安の状況も違うので恐ろしいコスパです。これは本当に企業努力のたまもので、さすがEarFun社といったところでしょうか。
さらにクーポンなども投入されると思うので、実質は8千円台、上手くいけば7千円台で購入できるチャンスもあります。ぜひAmazonなどでチェックして買い時を狙いましょう!
\2024年の機能No.1はコレ!/
\先代「EarFun Air Pro 3」もコスパ抜群!/
ライバル機との比較(Soundcore Liberty 4, NC, P40i)
「EarFun Air Pro 3」の今までのライバルと言えば、Soundcore Liberty 4, NC, P40i。
これらと「EarFun Air Pro 4」のスペックを比較してみました。ぜひ確認し、どの製品が良さそうか検討してみてください。
製品名 | EarFun Air Pro 4 | Soundcore Liberty 4 | Soundcore Liberty 4 NC | Soundcore P40i |
---|---|---|---|---|
タイプ | カナル型 | カナル型 | カナル型 | カナル型 |
防水規格 | IPX5 | IPX4 | IPX4 | IPX5 |
接続方式 | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / aptX Lossless / aptX adaptive | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC |
重量(イヤホン両耳/ケース込み) | 5.2g (イヤホンのみ、片側)、56g(充電ケース込み) | 約12g / 約55g | 約10g / 約60g | 約10g / 約58g |
バッテリー(イヤホン/ケース込み) | 最大11時間/最大52時間 | 最大9時間(ANCで7時間)/最大28時間 | 最大10時間(ANCで8時間)/最大50時間 | 最大12時間(ANCで10時間) /最大60時間 |
ドライバー | 10mm径の高品質なダイナミックドライバー | 9.2mm + 6mm デュアルダイナミック | 11mmダイナミック | 11mmダイナミック |
充電端子 | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
急速充電 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
着脱検知 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
ノイズキャンセル(ANC) | 〇ハイブリッド・アダプティブノイズキャンセリング対応、最大50dB | 〇 | ウルトラノイズキャンセリング 3.0(環境と耳の形に合わせてパーソナライズ) | ウルトラノイズキャンセリング 2.0(環境に合わせて自動調節) |
外音取り込み | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アプリ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
マルチポイント | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
低遅延モード | 〇 | × | 〇 | 〇 |
Google Fast Pair | 〇 | × | × | 〇 |
LE Audio | 〇 | × | × | × |
Auracast™ | 〇 | × | × | × |
AIによる高音質通話 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
マイク数 | 6基(左右合計) | 6基(左右合計) | 6基(左右合計) | 6基(左右合計) |
ハイレゾ | 〇 | 〇 | 〇 | × |
その他 | クアルコム社最先端チップ「QCC3091」を採用、QuietSmart 3.0、QCC Snapdragon Sound、cVc 8.0ノイキャン機能 | |||
操作 | タッチ | |||
定価 | ¥9,990 | 14,990円 | 12,990円 | ¥7,990 |
全部入りは「EarFun Air Pro 4」だけ!
ただ、やはり強いのは「Soundcore P40i」。バッテリー持ちが良いうえに、価格が安い。音質をそれほど気にしない方は「Soundcore P40i」でも良いと思います。クーポンを使えば「EarFun Air Pro 4」の方が安いですけどね。
一方、「Souondcore Liberty 4」「Souondcore Liberty 4 NC」は、「EarFun Air Pro 4」の発売で価格も機能面でも劣ります。すでにお持ちの方が買い替える必要はありませんが、迷っていた方は「EarFun Air Pro 4」で良いですね!
一つひとつの機能を比較しつつ、参考に検討してみてください。
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EarFun Air Pro 4実機レビュー!購入前に確認したいデメリット8選!まとめ
本記事では「EarFun Air Pro 4」の実機レビューでデメリット・メリットを紹介しました。
デメリットを思い切り記載しようと思って始めた記事でしたが、正直デメリットというデメリットが見当たりません。本当に残念です。
機能も良くて、価格も安い。当ブログの期間限定クーポンもあるので、ぜひ活用して購入してください!
万人にオススメできる、2024年最高のイヤホンだと思います。
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