どうも、イヤホンを年間に10個以上レビューしている”うみ”です。
本記事をご覧の方は、ワイヤレスイヤホン「EarFun Wave Pro」の以下の点が気になっている方が多いのではないでしょうか?
- 購入したいけど、安くはないから迷っている!
- 他レビューやYouTubeで絶賛されているけど、デメリットなんてあるの?
- デメリットも理解/納得したうえで、後悔なく購入したい!
そこで、EarFun Wave Proはやめたほうが良い?デメリットや最悪な評判などのうわさを確認し、その解消策も記載しました!
先に結論からお伝えするとEarFun Wave Proはおすすめで、1万円以下決定版のワイヤレスヘッドホンであることは間違いないです!
しかし、気になる点がゼロではないです。
そこで、どんな方がおすすめで逆にどんな方はやめておいた方がいいのかを紹介します。
実際に1カ月愛用した感想を口コミも交えて紹介します
デメリットもメリットもお伝えするよ
製品名 | EarFun Wave Pro |
タイプ | ワイヤレスヘッドホン |
防水規格 | 防水機能なし |
接続方式 | Bluetooth 5.0 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
重量 (イヤホン片耳/ケース込み) | 約270g / 約490g |
バッテリー | 最大80時間 |
ドライバー | 40mm大口径DLC複合ドライバー |
充電端子 | USB-C |
ワイヤレス充電 | × |
着脱検知 | × |
ノイズキャンセル(ANC) | 〇 |
外音取り込み | 〇 |
アプリ | 〇 |
マルチポイント | 〇 |
低遅延モード | 〇 |
メーカー小売価格(税込) | 9,990円 |
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この記事の登場人物
- スマホ初心者
- 『スマソム』で勉強中
- 楽&お得にスマホを使いたい
- 読者目線で質問
- 家電好き
- スマホの専門家・コンサル
- 「スマートフォン・モバイル実務検定」合格者
- 格安SIMをわかりやすく解説
- ガジェット好き
- 当サイト管理人
EarFun Wave Proはデメリットだらけで最悪の評判や口コミ?
カスタマーレビュー | |
全体評価: | :4.5 / 5|
(5) | 270件 |
(4) | 151件 |
(3) | 23件 |
(2) | 5件 |
(1) | 9件 |
EarFun Wave Proをおすすめしない方
詳細は記事次の章に紹介しますが、まとめると以下のような方にはオススメできません。
- 有線で音質にこだわる方
- ヘッドホンに高級感を求める方
- アプリを使うのが嫌な方
- iPhoneでLDACを使おうと考えている方
「EarFun Wave Pro」は、専用アプリで音質・高音~低音のイコライザーが使えますが、そもそもアプリを登録して使うのが嫌な方もいるかもしれません。
また、1万円以下という価格で機能を重視していることから、高価格帯のヘッドホンと比べるとどうしても質感が劣ります。悪いというわけではありませんが、値段相応と考えた方が良いでしょう。
さらに、本製品は有線接続も可能ですが、有線では音質の劣化を感じられ、特に低音の質感が悪くなると感じます。ワイヤレス接続より有線で楽しみたい方には不向きです。
最後に、iPhoneでLDAC(高音質)再生をしたい方には向きません。これは調べれば分かるのですが、iPhoneはSBC、AACにしか対応していないからです。これも詳細は次章で説明します。
EarFun Wave Proがおすすめな方
こちらも記事後半のメリット紹介で詳細を記載します。オススメできる方は以下のような方です。
- 装着感の良いワイヤレスヘッドホンをお探しの方
- 安定したBluetooth接続でストレスなく音楽に浸りたい方
- クリアな音質を求める方
- 安くノイズキャンセリングの効くヘッドホンを使用したい方
- 充電を気にせずワイヤレスヘッドホンを楽しみたい方
「EarFun Wave Pro」のイヤーパッドは非常に柔らかく、長時間の装着でも快適にフィットしました。耳への圧迫感が少なく、装着するとふんわりとした感触が広がり、とても装着感が良いです。
また、一部で言われているBluetooth接続安定性について、筆者が持っているWinPC・スマホ(Pixel,iPhone)・タブレット(iPad)と接続テストをしました。が、特に切断や音声の乱れを感じることはなく、Bluetoothの安定性は十分あると感じています。
音質も十分良く、特に音声がクリアに聴きとれるため、ポップスや動画視聴などに向いていると思います。
本製品は1万円を切っていますが(Amazonだと割引で7,000円台のことも!)、十分ノイズキャンセリング(ノイキャン)が効いています。ノイキャンのモードも3つあり、状況に合わせて変えられるのがポイント高いです。
極めつけは、バッテリーの持続時間。公称80時間も連続使用でき、実際に使ってみても、筆者の場合使用し始めて1カ月まだ充電していません。どこまで持つのか楽しみです。
メリットはデメリット紹介後に解説するね💡
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EarFun Wave Proのデメリットは?実際の使用感も
ここからは、「EarFun Wave Pro」のメリット・デメリットを紹介していきます。
まずは「EarFun Wave Pro」のデメリットから。
みんな大絶賛だけど、デメリットなんてあるの?
- LDACやゲームモード等はアプリ必須
- 質感が高級機より劣る
- 有線接続時の音質が劣る
- LDACがiPhoneで使えない
- 最新のBluetooth接続ができない
デメリットを把握したうえで購入すれば、「期待と違った!」と思うことも少ないでしょう。
大事なのは、この2点
①デメリットが許せる内容か
②メリットの方が上回るか
「EarFun Wave Pro」を購入検討している方はデメリットを必ず確認してください。
デメリット①:LDACやゲームモード等はアプリ必須
「EarFun Wave Pro」は専用アプリでLDAC、ゲームモード、イコライザーやタッチ操作の変更など色々な設定がイジれます。
しかし、まず専用アプリをスマホにインストールする必要があり、起動後にアプリで登録が必要です。
Googleみたいなアカウント登録をするの💡
「EarFun Wave Pro」は中華企業の新鋭ブランドEarFun(イヤーファン)のイヤホンとなっています。
そのため、以下のような方は少し抵抗があるかもしれません。
- 中国の企業のアプリに登録するのが嫌な方
- 新しいブランドのアプリの信頼性が気になる方
- そもそもアプリをダウンロードしたり、いちいち開いたりするのが面倒な方
など
ただ、登録はメールアドレスとパスワードの設定のみです。変に情報を抜かれる心配はないでしょう。
もしどうしても気になる方は捨てメールアドレスを作成して登録しても良いかもしれません。
ちなみに、筆者は自分の本メールアドレスで登録しています。
EarFunアプリは1年以上前に登録していますが、変なメールも来ないし、まったく心配はないと思いますよ
デメリット②:質感が高級機より劣る
高級機種と比べると、多少プラスチック感を感じます。(比較対象:Bose QC45、Bose QC35II)
そのため、良い製品を使っていることをアピールしたい方には向かないかもしれません。
ただ、本製品は1万円を切っています。それを考えると、十分洗練されたデザインであり、コスパは良いものだと思います。
結局は自分がこの質感で満足いくかどうかだよね
デメリット③:有線接続時の音質が劣る
これだけは言わせてください、「有線いりましたか?」笑
音質がワイヤレスのそれよりも確実に落ちます。個体差はあるのかもしれませんが、筆者のものは音が “こもって” しまい、低音も潰れてしまいました。
それによって、本機種の総合評価が下がってしまうと思います。
確かにライバル機(SOUNDPEATS Space、Anker Soundcore Space One、Edifier W820NB Plus)も有線接続ができますが、ワイヤレスで最大80時間も連続再生できるほどのバッテリーがあれば、有線接続は無くしても良かったと個人的には思います。
有線接続は充電切れの場合も使えるため、充電が切れてしまった時の最終手段として使う程度のものと考えて良さそうです
あとは、動画と音声のズレ(遅延)を完全に無くしたい場合に使うくらいかな💡
デメリット④:LDACがiPhoneで使えない
この機種「EarFun Wave Pro」はSBC,AAC,LDACという3種類のコーデックに対応しています。現在ある主要なコーデックは以下です▼
難しいことは置いておいて、LDACはCDを超える非常に高音質のものだと思っていただいて大丈夫。
せっかくLDACまで対応しているので、スマホで高音質を楽しみたいですよね。
でも、iPhoneでは先ほどの画像のSBCとAACしか再生できません。そのため、それを知らないユーザーが「この機種ではiPhoneでLDACの再生ができない」と嘆いている状態です。
LDACを使いたいならスマホをAndroidにするしかないんだね、ちょっと残念💧
それさえ知っていれば幻滅することもないですし、他のイヤホンでもコーデックに関してはそういうものだと思って購入すれば問題ないですよ
コーデックの詳細(タップで開く)
コーデック(Codec)は、デジタル音楽などを圧縮(小さく)し、再生時に元の音質に戻す特別な技術です。これは、スマホなどからイヤホンへ音楽を送信、再生する際にも使用されます。
「EarFun Wave Pro」は3つのコーデックに対応しています。LDAC、AAC、SBCの3種類です。AACとSBCは多くのスマホで再生可能なコーデックです。ただ、音質は高くなく、遅延も大きめです。一方、LDACはAndroidのみですが、現在発売されているほとんどのAndroidスマホで再生可能、かつ、ハイレゾ相当の高音質を楽しむことが可能です。
代表的なコーデック(色塗りが本機)
コーデック | 遅延 | 音質 | 対応スマホ |
---|---|---|---|
遅延を感じる (0.220秒±0.050秒) | ★ 標準音質 | Bluetoothで音楽再生できる全ての製品(A2DP対応のワイヤレス製品) | |
AAC | SBCより遅延が少ない (0.120秒±0.030秒 @128kbps) | ★★ SBCより高音質 | iPhoneと多くのAndroid端末 |
aptX | AACより遅延が少ない (0.070秒±0.010秒) | ★★★ CD音源相当の高音質 (48KHz/16bit) | 多くのAndroid端末 (iPhone非対応) |
aptX HD | AACより遅延が少ない (0.070秒±0.010秒) | ★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (48kHz/24bit) | 一部のAndroid端末 (iPhone非対応) |
aptX LL (Low Latency) | aptXより遅延が少ない (0.040秒未満) | ★★★ CD音源相当の高音質 (48KHz/16bit) | iPhone・Android端末ともに非対応 (PC等にて対応) |
aptX Adaptive | 低遅延。状況に応じて品質を切替、途切れや遅延を回避 (0.050~0.080秒) | ★★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (96kHz/24bit) aptX HDより高音質 | Qualcomm Snapdragon 855以降を搭載した一部のAndroid端末 (iPhone非対応) |
aptX Lossless | 低遅延。状況に応じて品質を切替、途切れや遅延を回避 (0.050~0.080秒) | ★★★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (96kHz/24bit) 可逆圧縮で聴感上の劣化を防止(CD品位) | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 / 8+ Gen 1 / 8 Gen 2以降を搭載した一部のAndroid端末 (iPhone非対応) |
LDAC | 遅延秒は非公表 ただ、1秒ほどとも言われている。 その場合一番遅延を感じるコーデック | ★★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (96kHz/24bit) aptX HDより高音質 | Android8.0以降の多くのAndroid端末 (iPhone非対応) |
他機種によってとは対応コーデックが異なるので、自分が持っているスマホとの相性で確認しましょう。
ハイレゾとは
ハイレゾ(High-Resolution)音楽は、非圧縮で高品質な音楽フォーマットで、従来よりも高い音質を提供します。そして、音楽の微細なニュアンスや詳細をより正確に再現します。高級オーディオ機器やハイレゾプレーヤーで楽しむことができます。
デメリット⑤:最新のBluetooth接続ができない
「EarFun Wave Pro」のBluetoothバージョンは5.0となっています。Bluetoothのバージョンは以下を参考にしてください。
本機はBlutooth 5.0(色塗り部)
Bluetooth Ver. | 公開年 | 機能概要 |
---|---|---|
1.0 | 1999 | 一般公開されたバージョン |
1.1 | 2001 | 一般的に広く知られるようになった普及バージョン |
1.2 | 2003 | 2.4GHz帯域の無線LANとの電波干渉対策を実装 |
2.0 | 2004 | 最大転送速度を3Mbpsに変更できるEDR(Enhanced Data Rate)機能を実装 |
2.1 | 2007 | ペアリングが高速化 Sniff Subrating機能でバッテリーの寿命を最大5倍まで延長 |
3.0 | 2009 | 最大転送速度24MbpsのHS(High Speed)機能を実装 |
4.0 | 2009 | 大幅な省電力化を実現するLE(Low Energy)機能を実装 |
4.1 | 2013 | LEの強化 LTEとの通信干渉を抑制 |
4.2 | 2014 | LEのデータ転送速度が2.5倍に高速化 |
5.0 | 2016 | データ転送速度が4.0の2倍、通信範囲が4.0の4倍、通信容量が4.0の8倍に強化 メッシュネットワークに対応 |
5.1 | 2019 | 方向探知機能追加 |
5.2 | 2020 | LE Audio機能の実装(マルチ・ストリーム・オーディオ機能:複数のデバイスへ音声を送信可能、ハイレゾ音源に対応、LC3:高品質の音声データ送信を低消費電力で実現、オーディオシェアリング機能:スマホの音源を友人とシェアできる) |
5.3 | 2021 | 消費電力の節減 |
5.4 | 2023 | 通信方式の拡張 |
現在の最新は5.4ですが、「EarFun Wave Pro」の5.0は少し古いバージョンとなっています。
そのため、最新のバージョンを試したい方にとってはデメリットになるでしょう。
ただ、筆者が持っている10数個のイヤホンたちも最高で5.3までしか対応しておらず、かつ、5.1以上の機能を活用している機種はほぼないと思います。
5.3まで対応していても「消費電力の節減」くらいしか機能を発揮していないと思うよ💡
消費電力という観点では、本機は最大80時間もバッテリーが持つため、あってもなくても気にならない機能かもしれません。
また、無線接続の安定性という観点では5.0でも良くなっているため、本機で十分だと感じています!
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EarFun Wave Proの口コミや評判もデメリット多くて最悪?
「EarFun Wave Pro」のデメリットを紹介しましたが、筆者以外の利用者からはどのような評価が寄せられているのでしょうか。
ここでは、「EarFun Wave Pro」の評判・口コミを紹介します。
偏りのない意見を確認するよ
X(旧Twitter)での悪い口コミや評判
まずは悪い口コミからです。
悪い口コミは「iPhoneでLDAC使えない」「取説の日本語が怪しい」「有線にがっかり」「耳が痛くなった」というものがありました。
中華企業の製品は、機能・品質は十分でも取説は怪しいものが多いので、そこで信用を落としてしまうともったいないですよね。LDAC、有線の件は筆者も記載した通りでした。
「耳が痛くなった」については、筆者とは正反対の意見だったのでびっくりしましたね。やっぱり個人差はあるのでしょう。
ただし、そもそも悪い口コミが少なく、上記を探すのが大変でした。
X(旧Twitter)での良い口コミや評判
続いて良い口コミを見てみましょう。
悪い口コミの一方、良い口コミの方が多数あります。
「コスパが高い」「シンプルでかっこいい」など。
人によっては「EarFun社自体の対応が素晴らしい」という方も!
EarFunは商品購入後もアプリからイヤホンアップデートを繰り返してくれるのも好印象です
アップデートで音質も良くなるというのは正直凄いですよね。
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EarFun Wave Proはコスパ最強、メリットもたくさん
ここからはメリットを紹介するね!
「EarFun Wave Pro」は、機能が多くて安いのが特徴です。
筆者が特に良いと感じた機能や特徴を一つひとつ、レビューと共に見てみましょう。
- ふかふかのイヤーパッド
- 安定したBluetooth接続
- 高解像度な音
- 高級機に匹敵するノイキャン
- 非常に長持ちなバッテリー
メリット①:ふかふかのイヤーパッド
イヤホンを長時間付けていて不快に思ったことはありませんか?
「EarFun Wave Pro」は耳に入れるタイプのインナーイヤー型・カナル型のイヤホンと異なり、イヤーパッドで耳を覆うタイプのヘッドホンです。
本機のイヤーパッドは、本当に柔らかくふわふわふかふかで、装着時の不快感がありません。
締め付け感や圧迫感も強くなく、長時間の着用でも快適さを保ちます
締め付けが強くない一方、イヤーパッドの柔らかさのおかげで耳に優しくフィットし、この後紹介する音の良さやノイキャンの機器に一役買っている印象。
イヤーパッドの素材は合皮なので、水に強いのも嬉しいですね。
メリット②:安定したBluetooth接続
デメリットで紹介しましたが、「EarFun Wave Pro」のBluetoothバージョンは5.0です。
現在ほとんどのイヤホンが5.3で発売される中、5.0というのは気になる方も多いようですが、5.3と5.0の違いは以下のとおり。
「EarFun Wave Pro」は5.0(色塗り)
Bluetooth Ver. | 公開年 | 機能概要 |
---|---|---|
1.0 | 1999 | 一般公開されたバージョン |
1.1 | 2001 | 一般的に広く知られるようになった普及バージョン |
1.2 | 2003 | 2.4GHz帯域の無線LANとの電波干渉対策を実装 |
2.0 | 2004 | 最大転送速度を3Mbpsに変更できるEDR(Enhanced Data Rate)機能を実装 |
2.1 | 2007 | ペアリングが高速化 Sniff Subrating機能でバッテリーの寿命を最大5倍まで延長 |
3.0 | 2009 | 最大転送速度24MbpsのHS(High Speed)機能を実装 |
4.0 | 2009 | 大幅な省電力化を実現するLE(Low Energy)機能を実装 |
4.1 | 2013 | LEの強化 LTEとの通信干渉を抑制 |
4.2 | 2014 | LEのデータ転送速度が2.5倍に高速化 |
5.0 | 2016 | データ転送速度が4.0の2倍、通信範囲が4.0の4倍、通信容量が4.0の8倍に強化 メッシュネットワークに対応 |
5.1 | 2019 | 方向探知機能追加 |
5.2 | 2020 | LE Audio機能の実装(マルチ・ストリーム・オーディオ機能:複数のデバイスへ音声を送信可能、ハイレゾ音源に対応、LC3:高品質の音声データ送信を低消費電力で実現、オーディオシェアリング機能:スマホの音源を友人とシェアできる) |
5.3 | 2021 | 消費電力の節減 |
5.4 | 2023 | 通信方式の拡張 |
つまり、「方向探知機能」「LE Audio機能」「消費電力の節減」の3点が主な変更点です。
この中で実際に多くの5.3対応イヤホンが使用しているのは「消費電力の節減」くらい。
5.0の時点で通信に関する強化は実施されているから、接続の安定性に関しては5.0も5.3も変わらないんだね💡
さて、実際の接続感は、4機種(①iPhone 12 mini、②Pixel 4a 5G、③Windows 11 PC、④iPad Pro (第2世代、12.9))との接続を試してみました。
その結果、問題なく 5.x の他イヤホン同等の接続安定性を確認でき一安心。
どの端末から離れても、途切れることもなく音声を再生できたので、接続安定性は十分しっかりしていると言えると思います。
メリット③:高解像度な音
「EarFun Wave Pro」の初期の音質は、やや硬めでぼやけずクリアな音を届けてくれます。
また、長時間聴くにつれてエージングされたのか、高解像度感・クリアで明瞭であるものの適度に鋭さがほぐれて耳なじみの良い音質になってきました。
良く言えば低音から高音までバランス良く、悪く言えば平坦な響きではあるものの、アプリのイコライザーで好きに各音域の出力状況を変えられるため万人受けしやすい音質と言えそうです。
音声が聴きとりやすいので、特にポップスや映画・ドラマなどの動画視聴などに適していると感じます
メリット④:高級機に匹敵するノイキャン
個人的には非常に良く効いている印象です。
ノイズキャンセリングには2種類のキャンセル方法があります。PNC(パッシブノイズキャンセリング)とANC(アクティブノイズキャンセリング)ですね▼
機械的にノイズを除去するANCと、耳を覆うことでノイズを物理的に通さなくするPNCがありますね。
「EarFun Wave Pro」は、機械的にノイズを除去するANCに対応していますが、ヘッドホン型ということもありカナル型などの耳の穴に入れるイヤホンよりもPNCの効果が十分見込めます。
「EarFun Air Pro 3」や「EarFun Free Pro 3」等のEarFun社含むイヤホン10種類と聴き比べてみましたが、「EarFun Wave Pro」のノイズキャンセリングは効き具合が良く感じました。
無音状態でもホワイトノイズがなくて、しっかり騒音を消してくれるよ!静かな場所でノイキャンすると自分の心音が聴こえるくらい✨
メリット⑤:非常に長持ちなバッテリー
ワイヤレスイヤホン全体として気になるのがバッテリー持ち。
ガジェットが増えるのは嬉しいですが、スマホを充電して、スマートウォッチを充電して、モバイルバッテリーを充電して、イヤホンも充電して・・・と充電対象機器が増えると面倒ですよね。
その点「EarFun Wave Pro」は他のイヤホンより良いでしょう。
本機は、最大80時間連続再生でき、充電が非常に長持ちで充電回数が減らせます。
実際、筆者は使い始めて1カ月経ちますが、1度も充電をしていません
毎日通勤で約2時間使用してテストしましたが、1カ月 ≒ 20日(平日のみ)で、まだ50%以上の充電が残っています。
約2時間 × 20日=約40時間なので残量50%を切っても良いのですが、公称の80時間より持ちが良くて驚いています。
また、本機は急速充電にも対応。
急速充電では、わずか10分の充電で10時間も再生できるよ✨
まだ試していませんが、外出の直前で気づいてもほとんど10分の充電で十分一日は持ちます。
バッテリー持ち・充電回りは文句のない仕上がりになっていました!
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実機の写真@EarFun Wave Pro
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ライバル機とのスペック比較
ここでは、「EarFun Wave Pro」とライバル機である「SOUNDPEATS Space」、「Anker Soundcore Space One」、「Edifier W820NB Plus」のスペックを比較してみました。
製品名 | EarFun Wave Pro | SOUNDPEATS Space | Anker Soundcore Space One | Edifier W820NB Plus |
---|---|---|---|---|
製品画像 | ||||
タイプ | ワイヤレスヘッドホン | ワイヤレスヘッドホン | ワイヤレスヘッドホン | ワイヤレスヘッドホン |
防水規格 | 防水機能なし | 防水機能なし | 防水機能なし | 防水機能なし |
接続方式 | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC | SBC / AAC / LDAC | SBC / AAC / Qualcomm aptX HD / LDAC |
重量 (イヤホン片耳/ケース込み) | 約270g / 約490g | 約264g | 約265g | 約220g |
バッテリー | 最大80時間 | 最大123時間 | 最大55時間 | 最大49時間 |
ドライバー | 40mm大口径DLC複合ドライバー | 40mmドライバーユニット | Φ40mm ダイナミックドライバー | Φ40mm ダイナミックドライバー |
充電端子 | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電 | × | × | × | × |
着脱検知 | × | × | × | × |
ノイズキャンセル(ANC) | 〇、-45dB | 〇、-35dB | 〇 | 〇、-43dB |
外音取り込み | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アプリ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
マルチポイント | 〇 | 〇 | 〇 | × |
低遅延モード | 〇 | 〇 | × | 〇 |
メーカー小売価格(税込) | 9,990円 | 6,980円 | 10,990円 | 12,800円 |
スペックを並べてみると、「EarFun Wave Pro」は非常にバランスに優れていると感じます。
Bluetoothは5.0であるものの、接続安定性は十分なので他の機種とも大きな差はないでしょう。一方、LDACにも対応するため、高音質が楽しめます。
重量はほとんど誤差の範囲で、最大80時間の音楽再生は比較的長めです。また、ANCの効果は一番高く、価格は低めなので、コスパが良いことも分かります。
メーカー小売価格は税込で9,990円であるものの、Amazonではクーポンがあることが多く、7,000円台前半で購入できます。
「SOUNDPEATS Space」の価格6,980ともほとんど同じだね、この機能で安かったら最高!
EarFun Wave Proのレビュー・評判まとめ
以上、「EarFun Wave Pro」のレビュー・主な評判でした。
悪い評判は少ないですが、機能を活かすためにはアプリ登録が必要だったり、高級機よりは質感が劣って見えたり、欠点もあるのが事実です。
ただし、全体的に高評価を得ており、音質や機能の多さ、コスパ、バッテリーの持ちなどが良く評価されています。
初ワイヤレスヘッドホンだけど、後悔したくない方には、最高の一品になると思います
最後までお読みいただきありがとうございました!
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