製品名 | SOUNDPEATS RunFree Lite2 |
タイプ | オープンイヤー型 |
防水規格 | IPX4 |
接続方式 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC |
重量 | 約26g |
バッテリー | 最大15時間 |
ドライバー | 16.2mmダイナミック |
充電端子 | USB-C |
ワイヤレス充電 | × |
着脱検知 | × |
ノイズキャンセル(ANC) | × |
外音取り込み | 〇 |
アプリ | 〇 |
マルチポイント | 〇 |
低遅延モード | 〇 |
定価 | ¥4,380 →Amazonなら割引あり! |
アクティブライフを支えるクリアなサウンド
SOUNDPEATS RunFree Lite2は、アクティブなライフスタイルをサポートするために設計されたBluetoothイヤホンです。
オープンイヤーデザインにより、音楽を聴きながらも周囲の音を聞き取ることができ、安全性が向上します。16.2mmのダイナミックドライバーがパワフルな低音とクリアな音質を提供し、Bluetooth 5.3により安定した接続と低遅延を実現しました。
有名なイヤホンメーカーの中でも、SOUNDPEATS社のイヤホンは低価格・高品質を提供し、本作も例外ではありません。
最大17時間のバッテリー寿命で長時間の使用が可能。また、IPX4の防水性能を備えており、汗や小雨も心配ないです。
軽量で柔軟なネックバンドデザインは、長時間の使用でも快適な装着感を提供します。さらに、マルチポイント接続機能により、複数のデバイスと同時に接続できるため、利便性も高いのが特徴です。
これらの特徴が組み合わさることで、SOUNDPEATS RunFree Lite2はスポーツやアウトドア活動に最適なイヤホンとなっています。
レビュー機は、メーカーからのサンプル提供品です。忖度なく客観的なレビュー・データを紹介していきます。
お忙しい方は、「SOUNDPEATS RunFree Lite2の特徴」のみお読みください。
本機を前機種と比較!赤字が優れる点
項目 | SOUNDPEATS RunFree Lite2 | RunFree |
---|---|---|
製品画像 | ||
会社 | SOUNDPEATS | SOUNDPEATS |
タイプ | オープンイヤー型 | オープンイヤー型 |
定価 | ¥4,380 | ¥6,680 |
重量 | 約26g | 約31g |
防塵防滴 | IPX4 | IPX4 |
充電時間 | 2時間 | 1.6時間 |
連続再生時間 | 約15時間 | 約14時間 |
充電ポート | USB-C | USB-C |
Bluetoothバージョン | 5.3 | 5.3 |
オーディオコーディック | SBC/AAC | SBC/AAC |
対応プロファイル | A2DP,AVCTP,AVDTP,AVRCP,HFP,HID | A2DP,AVCTP,AVDTP,AVRCP,HFP,HID |
マルチポイント接続 | 〇 | 〇 |
保証期間 | 1年 | 1年 |
- 耳穴を塞がない、快適な装着感
- 独自音響で低音~高音まで豊かな音色
- Bluetooth5.3でマルチポイントも正確に
- 物理ボタンで誤操作低減
- 急速充電非対応・ケース無し
- アプリがPeatsAudio
- 音漏れは若干気になる
セール・クーポン情報
ここでは一般的なセールの情報と、本記事から使用できるクーポンの情報を解説します。
セール情報
Amazonにてセールを実施していることがあります。頻繁に見られるのは500円オフのクーポンであり、3,000円台で購入できます。都度Amazonで割引状況・詳細を確認してみると良いでしょう。
SOUNDPEATS RunFree Lite2の特徴
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」の特徴から見てみましょう。
オープンイヤー型デザインの魅力
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」は、オープンイヤー型デザインを採用しています。オープンイヤー型とは、イヤホンの外側に音が外部に漏れるスペースがあるデザインです。
この特別なデザインにより、音楽を楽しむと同時に周囲の環境音も自然に聞くことができます。イヤホンを装着したままで外部の音や周囲の出来事を感じることができるので、ランニングや通勤のような日常のシーンで安全性を保ちつつ音楽が聴けます。
例えば、家事をしながら外部音に注意を払いつつ好きな音楽を楽しむことができています。人から声をかけられてもすぐにわかるため、筆者は仕事場でも本機でBGMを聴きながら業務をしています。
\音楽が日常を彩る!廉価オープンイヤー決定版/
ダイナミックドライバーで感じる深みのあるサウンド
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」に搭載されている16.2mmダイナミックドライバーは、優れた音質を提供するために設計されています。このドライバーは、特に低音の再現に優れており、豊かで深みのあるサウンドを実現しました。
また、大口径のドライバーにより、音がクリアに再現され、自然でバランスの取れた音質を楽しむことができるようになっています。オープンイヤー型だと音質の悪い機種が多いですが、本機では期待以上の音楽体験ができるでしょう。
\音質も手を抜かない!/
物理ボタンによる確かな操作性
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」の操作は、物理ボタンで行います。右耳の後ろのパーツに手前から「音量+」、「再生/停止」、「音量-」の3つのボタンがあり、真ん中の「再生/停止」ボタンの出っ張りが大きいため、押し間違えが無いような設計となっています。
また、ボタンは3つですが、ボタンの押す回数や長押しなどによって操作の内容は多岐にわたり、イヤホンのみで受話など含む操作を一通り行うことが可能です▼
操作 | ボタン操作 |
電源オン | 手動操作:電源をオフした状態で電源ボタンを約3秒長押し |
電源オフ | 自動:3分以内にペアリング設定しなければ自動的に電源オフになる 手動操作:電源をオンした状態で電源ボタンを約3秒ほど長押し |
再生/一時停止 | 電源ボタンを1回だけ押す |
音量を下げる | 「-」ボタンを1回だけ押す |
音量を上げる | 「+」ボタンを1回だけ押す |
曲戻し | 「-」ボタンを長押し |
曲送り | 「+」ボタンを長押し |
ゲーミングモードON/OFF | 電源ボタンを3回連続で押す |
電話を受ける/切る | 電源ボタンを1回だけ押す |
着信拒否 | 着信中、電源ボタンを約1.5秒長押し |
割込通話 | 通話中、電源ボタンを2回連続で押し |
端末の音声認識アシスタント 機能(Siri/Google)を起動 | 電源ボタンを2回連続で押す |
他のイヤホンではタップ式が多いですが、物理ボタンは誤操作を防ぎながらランニングやトレーニング中でも簡単に操作できるため、利便性が高いです。
\操作性もしっかり!/
本機はオープンーイヤー型イヤホン
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」はオープンイヤー型のイヤホンであり、以下のようなメリットがあります。
- 自然なサウンドの広がり
オープンイヤー型イヤホンの最大のメリットは、まるでライブ演奏を聴いているような、自然なサウンドの広がりです。筆者が体験した限り、これは他のタイプのイヤホンでは得難い感覚。音が耳の外に漏れることで、音楽が身の回りに広がり、よりリアルで立体的な音場を楽しむことができます。 - 外の音を聞きながらの使用が快適
日常生活でイヤホンを使う際、周りの環境音を聞き逃したくないことがありますよね。オープンイヤー型はその点でも優れています。通勤中や外で音楽を楽しみながらも、周りの会話や交通音が聞こえるため、安全かつ快適な使用が可能。私自身がこの点に魅了され、特に移動時でのイヤホンの使い勝手の向上を感じています。 - 長時間の使用でも快適な装着感
イヤホンを長時間装着することが多い方にとって、オープンイヤー型は快適性が際立ちます。耳に密着せず、通気性が良いため、長時間使用しても蒸れたり疲れたりしにくいです。私が感じているのもこの快適な装着感で、特に長時間の音楽鑑賞やデスクワーク中において、集中力を損なわずに快適な音楽体験を提供してくれています。
対応防水規格:IPX4に対応
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」はIPX4の防水に対応しています。
これは、多くのワイヤレスイヤホンと同程度の防水規格です。IPX4だと「あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響を受けない」こととなっているので、外出中の突然の雨や運動中の汗なども問題なく、安心して使用できますね。
SOUNDPEATS RunFree Lite2の等級はIPX4
保護等級 | 防水 | テスト方法 |
---|---|---|
0級・ IPX0 | 保護されていない。 | テスト無し |
1級・ IPX1 | 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響を受けない。 | 200mmの高さより 3~5mm/分の水滴、10分 |
2級・ IPX2 | 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響を受けない。 | 200mmの高さより15度の範囲 3~5mm/分の水滴、10分 |
3級・ IPX3 | 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴(散水)による有害な影響を受けない。 | 200mmの高さより60度の範囲 10l/分の放水、10分 |
IPX4 | 4級・あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響を受けない。 | 300mm~500mmの高さより 全方向に10l/分の放水、10分 |
5級・ IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響を受けない。 | 3mの距離から全方向に 12.5l/分・30kpaの分流水、3分間 |
6級・ IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響を受けない。 | 3mの距離から全方向に 100l/分・100kpaの分流水、3分間 |
7級・ IPX7 | 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水しない。 | 水面下・15cm~1m、30分間 |
8級・ IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない。 | メーカーと機器の仕様者間の取り決めによる |
タップして防水規格をもう少し詳しく見る
IP〇〇という表記は、「IP(International Protection)」コードのこと。国際電気標準会議で定められた、スマホなど精密機器の水や固形物に対する保護性能を示します。一つ目の〇が防塵等級、二つ目の〇が防水等級を表し、基本的には数値が大きいほど防水性能が高いことを表しています。
ただし、IPX1~IPX6までは水を意図的にかける状態(噴流)に対する防水性能を表し、IPX7,IPX8は水に沈めたとき(潜水)の防水性能を示すため、6以下と7以上で考え方が若干異なります。そのため、噴流と潜水の両方に防水性能を有する製品は「IPX5/IPX8」というように並記されることがあります。
また、IP〇〇の表記とは別にATM(atomosphereの略)という記載もあり、こちらは「気圧防水」と呼ばれる防水機能となります。例えば、スマートウォッチなどで5ATMという記載があり、5気圧防水=静止状態で50mまでの水圧に耐えられるというものになります。
\防水対応で雨でも安心/
Bluetoothのバージョンチェック
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」はBluetoothバージョンの5.3に対応しています。Bluetooth 5.3は、省エネルギー、セキュリティ、接続性、およびデータ転送の改善を提供し、特に混雑した環境で性能向上しています。そのため、ストレスがなくワイヤレス接続ができます。
一般にバージョンが上になればなるほど通信速度や通信範囲などの性能が高いので、「SOUNDPEATS RunFree Lite2」のBluetoothバージョンは高い方に分類されます。
本機はBlutooth 5.3
Bluetooth Ver. | 公開年 | 機能概要 |
---|---|---|
1.0 | 1999 | 一般公開されたバージョン |
1.1 | 2001 | 一般的に広く知られるようになった普及バージョン |
1.2 | 2003 | 2.4GHz帯域の無線LANとの電波干渉対策を実装 |
2.0 | 2004 | 最大転送速度を3Mbpsに変更できるEDR(Enhanced Data Rate)機能を実装 |
2.1 | 2007 | ペアリングが高速化 Sniff Subrating機能でバッテリーの寿命を最大5倍まで延長 |
3.0 | 2009 | 最大転送速度24MbpsのHS(High Speed)機能を実装 |
4.0 | 2009 | 大幅な省電力化を実現するLE(Low Energy)機能を実装 |
4.1 | 2013 | LEの強化 LTEとの通信干渉を抑制 |
4.2 | 2014 | LEのデータ転送速度が2.5倍に高速化 |
5.0 | 2016 | データ転送速度が4.0の2倍、通信範囲が4.0の4倍、通信容量が4.0の8倍に強化 メッシュネットワークに対応 |
5.1 | 2019 | 方向探知機能追加 |
5.2 | 2020 | LE Audio機能の実装(マルチ・ストリーム・オーディオ機能:複数のデバイスへ音声を送信可能、ハイレゾ音源に対応、LC3:高品質の音声データ送信を低消費電力で実現、オーディオシェアリング機能:スマホの音源を友人とシェアできる) |
5.3 | 2021 | 消費電力の節減 |
5.4 | 2023 | 通信方式の拡張 |
おかげで音の途切れもなく、快適に音楽を聴いたり会議に参加したりすることが出来ています!
対応コーデックを確認
コーデック(Codec)は、デジタル音楽などを圧縮(小さく)し、再生時に元の音質に戻す特別な技術です。これは、スマホなどからイヤホンへ音楽を送信、再生する際にも使用されます。
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」は2つのコーデックに対応しています。AAC、SBCの2種類です。AACとSBCは多くのスマホで再生可能なコーデックです。ただ、コーデック上の音質は高くなく、遅延も大きめです。
代表的なコーデック(色塗りが本機)
コーデック | 遅延 | 音質 | 対応スマホ |
---|---|---|---|
遅延を感じる (0.220秒±0.050秒) | ★ 標準音質 | Bluetoothで音楽再生できる全ての製品(A2DP対応のワイヤレス製品) | |
AAC | SBCより遅延が少ない (0.120秒±0.030秒 @128kbps) | ★★ SBCより高音質 | iPhoneと多くのAndroid端末 |
aptX | AACより遅延が少ない (0.070秒±0.010秒) | ★★★ CD音源相当の高音質 (48KHz/16bit) | 多くのAndroid端末 (iPhone非対応) |
aptX HD | AACより遅延が少ない (0.070秒±0.010秒) | ★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (48kHz/24bit) | 一部のAndroid端末 (iPhone非対応) |
aptX LL (Low Latency) | aptXより遅延が少ない (0.040秒未満) | ★★★ CD音源相当の高音質 (48KHz/16bit) | iPhone・Android端末ともに非対応 (PC等にて対応) |
aptX Adaptive | 低遅延。状況に応じて品質を切替、途切れや遅延を回避 (0.050~0.080秒) | ★★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (96kHz/24bit) aptX HDより高音質 | Qualcomm Snapdragon 855以降を搭載した一部のAndroid端末 (iPhone非対応) |
aptX Lossless | 低遅延。状況に応じて品質を切替、途切れや遅延を回避 (0.050~0.080秒) | ★★★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (96kHz/24bit) 可逆圧縮で聴感上の劣化を防止(CD品位) | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 / 8+ Gen 1 / 8 Gen 2以降を搭載した一部のAndroid端末 (iPhone非対応) |
LDAC | 遅延秒は非公表 ただ、1秒ほどとも言われている。 その場合一番遅延を感じるコーデック | ★★★★★ ハイレゾ相当の高音質 (96kHz/24bit) aptX HDより高音質 | Android8.0以降の多くのAndroid端末 |
ただし、音質に関してはコーデックでの対応ではなく、16.2mmダイナミックドライバーを搭載することで豊かな表現を実現しています。また、遅延もゲームモードを搭載することで40msまで遅延を抑えることに成功しました。これは他の機種よりも遅延せず(参考:EarFun Air Pro 3はゲームモードで55ms遅延)、遅延に関しては最高峰と言えます。
\SBCとAACに対応!音質・遅延は他性能でカバー/
重量のチェック
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」の重量は公式の仕様欄では約25g、画像やAmazonなどでは約26gと表記されています。実測では以下のとおり若干軽めの24.6g▼
公式値とは異なるものの、実際に取り付けるイヤホン自体は公式より軽めのため、耳への負担は小さい方向へ。以下、実測値を表に並べているので、参考比較してみてください。小数点以下は四捨五入しています。
重量比較(本機を橙で色塗り)
製品名 | イヤホン両耳 | ケース+イヤホン |
---|---|---|
SOUNDPEATS Air4 Lite | 9g | 39g |
SOUNDPEATS Air4 Pro | 9g | 41g |
SOUNDPEATS Air4 | 9g | 39g |
SOUNDPEATS Air3 Pro | 9g | 37g |
EarFun Free Pro 2 | 9g | 38g |
EDIFIER W220T | 9g | 41g |
EarFun Free 2s | 9g | 45g |
Soundcore Life P2 Mini | 9g | 47g |
EarFun Air Pro SV | 9g | 43g |
EarFun Free 1S | 9g | 52g |
AirPods Pro(第2世代) | 9g | 61g |
EarFun Free Pro 3 | 10g | 42g |
EarFun Air Pro 3 | 10g | 53g |
Soundcore Liberty 4 NC | 10g | 60g |
EarFun Air S | 10g | 53g |
SOUNDPEATS Air3 Pro | 10g | 37g |
Soundcore Life P3 | 10g | 60g |
EarFun Air Pro 2 | 11g | 54g |
WF-1000XM5 | 11g | 48g |
Soundcore Liberty 4 | 12g | 55g |
Soundcore Liberty Neo 2 | 12g | 59g |
WF-1000XM4 | 14g | 54g |
SOUNDPEATS GoFree2 | 18g | 73g |
SOUNDPEATS RunFree Lite2 | 25g | – (ケース無し) |
SOUNDPEATS RunFree | 31g | – (ケース無し) |
操作性の確認
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」は、イヤホン本体右耳の後ろのパーツの物理ボタンにより、再生・停止、音量調整、着信の受け答え、音声認識アシスタントの呼び出しなど、多くの操作を簡単に行えます。
このボタン操作は物理的な操作のため、ボタンを探す手間や誤操作を気にすることなく、簡単に音楽の再生や通話の応答が可能です。
欠点は、操作内容が専用アプリで確認できないことです。SOUNDPEATS社のイヤホンは、アプリから操作履歴や設定を確認できない点が少し不便です。ただし、取扱説明書に操作方法が詳しく記載されているため、それを参考にすれば問題ありません。参考に以下に「SOUNDPEATS RunFree Lite2」の操作内容をまとめたのでご確認ください。
動作 | タップ操作 |
---|---|
電源オン | イヤホンのタッチボタンを3秒ロングタッチする |
電源オフ | ・自動操作:ペアリングを3分間しないと自動的にオフになる ・手動操作:イヤホンのタッチボタンを3秒ロングタッチする |
再生/一時停止 | 電源ボタンを1回押す |
音量を上げる | 音量”+”ボタンを1回押す |
音量を下げる | 音量”-“ボタンを1回押す |
曲送り | 音量”+”ボタンを1.5秒長押し |
曲を戻す | 音量”-“ボタンを1.5秒長押し |
電話を受ける/切る | 電源ボタンを1回押す |
着信拒否 | 着信中、電源ボタンを1.5秒長押し |
通話切替 | 通話中、電源ボタンを素早く2回押す |
端末音声アシスタントモード(Siri等) | 電源ボタンを素早く2回押す |
ゲームモードを有効/停止 | 電源ボタンを素早く3回押す |
装着性のチェック
オープンイヤー型の「SOUNDPEATS RunFree Lite2」は、重量だけ見るとカナル型よりも重くなりますが、耳に入れずにフックを耳にかけるタイプなので、重さをあまり感じず快適に装着できます。
装着感にストレスを感じることはありませんでした。
\装着感も非常に快適!/
ドライバーをチェック
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」のドライバーは大口径φ16.2mmのダイナミックドライバーを採用しています。通常、カナル型のイヤホンでは10mm程度が多いですが、オープンイヤー型だからこそ、非常に大きなサイズを採用できます。
ドライバーは一般的に大きければ大きいほど以下のようなメリットを提供してくれます。
- パワフルな低音:大口径のドライバーは、より多くの空気を振動させることができ、豊かで深みのある低音を生成します。これにより、ベース音がより力強く響き、音楽や映画の低音効果が迫力を持って再現されます。
- 優れた音の分離:大口径のドライバーは高音と低音をより正確に再生できるため、音の分離が向上します。楽器や声の音がクリアに聞こえ、音楽の細部やニュアンスが際立ちます。
- より高い音質:大口径ドライバーは音楽の品質を向上させ、よりリアルな音響体験を提供します。高音域においてもクリアで歪みの少ない音が楽しめ、音楽の質感が向上します。
- 音楽の詳細な再現:大口径のドライバーは、音楽の微細なニュアンスや表現力を豊かに再現できます。音楽の感情や表現がより鮮明に聞こえ、聴衆はアーティストの意図をより正確に感じることができます。
- より広い音場:大口径のドライバーは、より広い音場を作成し、音楽が耳を包み込むような臨場感を提供します。これにより、音楽をよりリアルに楽しむことができます。
ただし、大口径ドライバーを持つイヤホンは一般的に大きく重くなり、装着感や携帯性に影響を及ぼすことがあります。そのため、音質と快適性のバランスを検討することが大切です。
しかし、「SOUNDPEATS RunFree Lite2」は大口径ドライバーを搭載しながらも、オープンイヤー型だからこその快適な装着感を提供します。そのため、音楽を純粋に楽しむメリットを得ながら、不便さを感じずに使用できます。多くの方にとって、高音質を手軽に楽しむことができるオープンイヤー型イヤホンと言えるでしょう。
\音質と装着感を両立させるなら/
バッテリー持ちを確認
バッテリー持ちの公称値は最大15時間の連続再生が可能です。イヤホン単体で最大15時間というのは、カナル型に比べると非常に長く、睡眠時間も考慮すると一日中聴いても問題ないレベルと考えられます。筆者個人は、1日のうち通勤の2時間とオンライン会議を合わせても10時間も使用しないので、電池持ちに関しては十分満足することができました。
バッテリー比較(本機を橙で色塗り)
製品名 | イヤホンのみ最大 | ケース込み最大 |
---|---|---|
SOUDPEATS Air3 Deluxe HS | 最大5時間 | 最大20時間 |
LinkBuds WF-LS900 | 最大5.5時間 | 最大17.5時間 |
QCY-Ailypods | 最大5.5時間 | 最大20時間 |
Bose QuietComfort Earbuds II | 最大6時間 | 最大24時間 |
EarFun Free Pro 2 | 最大6時間 | 最大30時間 |
EarFun Air S | 最大6時間 | 最大30時間 |
SOUNDPEATS Air4 | 最大6.5時間 | 最大26時間 |
SOUNDPEATS Air4 Pro | 最大6.5時間 | 最大26時間 |
SOUNDPEATS Air4 Lite | 最大7時間 | 最大30時間 |
EarFun Free Pro 3 | 最大7時間 | 最大33時間 |
EarFun Free Pro 3 | 最大7時間 | 最大33時間 |
EarFun Air Pro 2 | 最大7時間 | 最大34時間 |
DENON PerL Pro(AH-C15PL) | 最大8時間 | 最大24時間 |
Galaxy Buds Live | 最大8時間 | 最大29時間 |
NuraTrue Pro | 最大8時間 | 最大32時間 |
Soundcore Liberty 4 | 最大9時間 | 最大28時間 |
LinksBuds S WF-LS900N | 最大9時間 | 最大30時間 |
SOUNDPEATS GoFree2 | 最大9時間 | 最大35時間 |
EarFun Air Pro 3 | 最大9時間 | 最大45時間 |
Soundcore Liberty 4 NC | 最大10時間 | 最大50時間 |
WF-1000XM5 | 最大12時間 | 最大36時間 |
SOUNDPEATS RunFree | 最大14時間 | 最大14時間 |
SOUNDPEATS RunFree Lite2 | 最大15時間 | 最大15時間 |
\バッテリー持ちも必要十分/
充電周りの確認
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」の充電は、USB-Cケーブルを使って行います。イヤホン本体右耳後ろパーツ上部には充電ケーブルを挿すポートが備わっています。
充電中はオレンジ色のランプが点き、充電が完了すると白色のランプに変わります。
残念ながら、ワイヤレス充電には対応していません。しかし、15時間充電が持つため日中充電することはなく、毎晩充電ケーブルに繋ぐだけなので、有線での充電を行うことにストレスを感じることはほとんどありません。そのため、充電に関して気にするほどのデメリットはないと思います。
\USB-Cケーブルで充電できます/
その他機能の実力をチェック
着脱検知
「着脱検知」とは(タップで確認)
耳からイヤホンを取り外す/装着する動作を検知し、音楽などの再生/停止の操作を自動で行う機能です。片耳のイヤホンを取り外した途端に音楽などが一時停止され、もう一度装着すると一時停止した場所から再生されます。「装着検知」や「自動耳検出」とも呼ばれます。
本機は着脱検知に対応していません。そのため、イヤホンを耳から外しても自動的に音楽が止まらないので、音楽の再生・停止を手動で行う必要があります。
しかし一方で、再生・停止の操作がシンプルでなので、自動停止が無くても大きな問題にはなりません。個人的には、外部の環境音をよく聞いたい場合に片耳だけイヤホンを外すことがあるのですが、その時に勝手に音楽が止まらなくて使い勝手が良いとも感じます。
ノイズキャンセリング(ANC)
「ノイズキャンセリング(ANC)」とは(タップで確認)
外部の環境音・雑音(ノイズ)を低減(キャンセル)させる機能です。これにより、より音楽などへの没入感が高まります。ノイズが聞こえにくくなるため、イヤホンの音量を抑えることができ、難聴になりにくいというメリットもあります。
ANCは Active Noise Cancelling (アクティブ ノイズ キャンセリング)の略ですが、ここではノイズキャンセリングと表記しています。
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」はノイズキャンセリング(ANC)機能が備わっていません。このイヤホンはオープンイヤー型のため、耳との間に隙間があるので外部の音を取り込んでしまいます。そのため、音楽に没入したい方にとっては不向きなイヤホンとなります。しかし、いつもの環境に音楽をプラスして生活したい方にとっては、自分専用のスピーカーとなり、非常に良いものと考えます。
外音取り込み
「外音取り込み」とは(タップで確認)
イヤホンやヘッドホンに内蔵されたマイクで周囲の音を拾い、増幅する機能です。イヤホンを外さずに周囲の音を聞くことができ、買い物中のレジや、電車を乗り換える時のアナウンスなど、周りの音を聞きたい時に役立ちます。「アンビエントモード」、「トークスルー」、「集音モード」とも呼ばれます。
本機は外音取り込みの特別なモードを機能として備えていません。しかし、そもそもオープンイヤー型イヤホンなので外音を自然と取り込むことができます。そのため、カナル型イヤホンと比べて、外出時も安全に音楽を聴くことができます。
アプリの内容
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」はアプリ「PeatsAudio」から各種設定ができます。
PeatsAudio
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「SOUNDPEATS RunFree Lite2」のアプリにおける実際のカスタマイズ画面は次のようになり、ゲームモード・マルチポイント・アダプティプイコライザー・イコライザー(EQ:プリセット・カスタマイズ)があります。(iPhone12miniでテスト)
SOUNDPEATS社の他の機種(イヤホン)は、ほとんどの場合アプリ「SOUNDPEATS」を使用します。そのため、今まで他の機種を使用していた場合、この機種のためにアプリを入れる必要があるので注意が必要です。
肝心のアプリの評価は非常に低かったのですが、使い勝手は上々でした。ゲームモードを有効にすれば、音声の遅延を最小限の0.4ms(ほとんど遅延を感じない)にまで下げられたり、マルチポイント機能をONにして複数の端末からの接続を可能にしたり、必要十分な機能が備わっているので、個人的に不満に思うことはありませんでした。
マルチポイント
「マルチポイント」とは(タップで確認)
1台のワイヤレスイヤホンなどの機器に対して、パソコンやスマートフォンなどの親機となるデバイスを同時に複数台Bluetooth接続できる機能です。
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」はマルチポイント機能を使用することができます。機能を使用するためには、まずアプリでマルチポイントの有効化が必要です。
マルチポイントを有効化したら以下の手順に従ってマルチポイント接続が行えます。この辺は他のイヤホンと同じですね。
- 1台目の端末とBluetoothで接続
- 1台目の端末のBluetoothをOFFにする
- 2台目の端末とBluetoothで接続
- 1代目の端末のBluetoothもONにする
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」のマルチポイント接続数は2台です。筆者は社用スマホと社用PCで接続しています。これにより、社用スマホで電話をし、社用PCでオンライン会議に出るといった使い方が可能です。Bluetooth 切り替えの手間が無いのがメリットですね。
低遅延モード
「低遅延モード」とは(タップで確認)
音と映像のずれを抑える機能です。一般にBluetoothのワイヤレス接続だと、どうしても音と映像にずれが生じます。「低遅延モード」では、スマートフォンやタブレットなどでゲームや動画視聴をする際に、音の遅延を少なくして再生することができます。例えば、リズムゲームをやる時などには重要な機能になります。ただ、電池消費が速くなったり、Bluetooth接続の接続が弱くなったりするので、必要な時に機能を有効化すると良いです。「ゲーミングモード」、「超低遅延モード」などとも呼ばれます。
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」は、低遅延モード(ゲームモード)を搭載しています。このモードでは、なんと40ミリ秒(0.08秒)という低遅延を実現しています。他のイヤホンでは低遅延でも55msまででしたが、ここまで遅延を抑えているものは初めてでした。
実際、遅延はほぼ感じられず、非常に快適に通話が可能です。イヤホンの電源ボタンを素早く3回押すだけで瞬時にゲームモードに切り替わるので、モードの切り替えもしやすいです。
価格とコスパ
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」の定価は4,380円ですが、Amazonで割引されていることが多々あります。その場合、3,000円台で手に入れることが可能です。オープンイヤー型の入門機としては非常に良い出来で、低価格であるため、コストパフォーマンスは非常に良いといえます。セール情報・価格はAmazonよりご確認ください。
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外観のチェック
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」の外観のチェックです。
本体は全体的にプラスチッキーな出来で、チープさは隠せません。手で触ると、「あ~、プラスチックだなぁ」というのが良く分かります。同社の「SOUNDPEATS RunFree」と比べると違いが良く分かります。
ただ、コストが2/3程度に抑えられているため、どこに重点を置くかだと思います。安くオープンイヤー型を試したいなら「SOUNDPEATS RunFree Lite2」、少しチープさを無くしたいなら「SOUNDPEATS RunFree」という感じでしょうか。
タッチ操作の可能なロゴは、黒。質感は良くも悪くもプラスチックです。カラーは1色展開のブラックのみ。学校や仕事でも使いやすい、無難なカラーです。
イヤホンの裏型のスピーカー部です。少し浮き出ているため、耳の穴に音が届きやすく、音漏れしにくい設計となっています。ただ、音漏れはありますので、静かな場所ではスマホの半分以下の音量にすると良いです。
「SOUNDPEATS RunFree Lite2」(本機)と「SOUNDPEATS RunFree」を並べてみました。耳の裏の操作部の形状が特に異なります。筆者はどちらでも問題なく耳にフィットしますが、耳の形状によっては合わない方もいるのでしょう。
実は「SOUNDPEATS RunFree Lite2」(本機)と「SOUNDPEATS RunFree」では首の後ろの接続部の形状が若干異なります。本機が少し楕円、「SOUNDPEATS RunFree」が素直な正円の円弧に近いです。これも好みでしょうが、椅子のネックレストとの干渉が少ないため、筆者は本機の方が好きでした。
まとめ|SOUNDPEATS RunFree Lite2の実機レビュー
本記事では「SOUNDPEATS RunFree Lite2」の実機レビューをしました。
aptXに対応していなかったり、重さはあるものの、実態としては非常に快適な装着感で、オープンイヤー型でも十分な音質を提供し、使いやすいイヤホンです。
特にAmazonで割引を適用した場合は3,000円台で購入できるためコスパが良く、初めてオープンイヤー型のイヤホンを使う方にはとてもオススメできる製品だと思います。
日常使いから、仕事用としてもオススメの逸品です。
特徴
- オープンイヤー型イヤホン、快適な装着感を実現
- 16.2mmドライバーで豊かな音楽表現も◎
- 防水対応、マルチポイントなど機能十分なコスパモデル
こんなあなたに
- 初めてオープンイヤー型のイヤホンを試したい方へ
- 安心して音楽を聴きながら外出したい方へ
価格
Amazonなら3,000円台[税込]~
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