
どうも、ガジェット好きの

‘そら’と



‘うみ’です
高性能ノイズキャンセリングやハイレゾ対応でありながら、世界最小・最軽量*のワイヤレスイヤホン「LinkBuds S WF-LS900N」。
本記事をご覧の方は以下の点が気になっている方が多いのではないでしょうか?
- 前機種LinkBudsやWF-1000XM5との違いは?
- デメリットが10個もあるの!?それって何?購入前に知りたい!
- SONYのハイレゾ、音質が気になる!
そこで、後悔なく購入できるように上記を実機レビューで調査し、記事にしました。
先に結論からお伝えすると「LinkBuds S WF-LS900N」は、さすがSONY!2万円出すだけの音質と機能を兼ねそろえた本当に着け心地の素晴らしいイヤホンです!
しかし、気になる点がゼロではないです。
そこで、本記事では「LinkBuds S WF-LS900N」のデメリットも惜しみなく公開します!



実際に利用して感じたレビューや口コミと



もちろんメリットもお伝えするよ


本機を前機種と比較!
製品名 | LinkBuds S WF-LS900N |
---|---|
タイプ | カナル型 |
画像 | ![]() ![]() |
防水規格 | IPX4 |
接続方式 | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / LC3 |
重量(イヤホン両耳/ケース込み) | 約9.6g / 約42g |
バッテリー(イヤホン/ケース込み) | 最大9時間(ANCで6時間)/最大30時間 |
ドライバー | 5mm |
充電端子 | USB-C |
ワイヤレス充電 | × |
急速充電 | 5分で1時間再生可能 |
着脱検知 | 〇 |
ノイズキャンセル(ANC) | 〇 |
外音取り込み | 〇 |
アプリ | 〇 |
マルチポイント | 〇 |
低遅延モード | 〇(LE Audio) |
その他 | ・スピーク・トゥ・チャット ・アダプティブサウンドコントロール ・Sound AR ・360 Reality Audio ・Auto Play |
操作 | タッチコントロール |
定価 | 26,400円 |
- ワイヤレスでハイレゾの高音質を
- ドライバー5mmでこの重低音
- ノイズキャンセリングで没入感◎
- 高性能外音取り込みでながら聴き
- アダプティブサウンドコントロールの精度が高い
- コンパクト・軽量は正義
- コンパクトでも最大30時間再生
- 防水規格IPX4
- 接続はケースを開くだけ
- マルチポイントとマルチペアリング8台
- ワイヤレス充電非対応
- 高音域ノイズキャンセリングはもう少し
- 初期設定では高音質LDACにならない
- LDACが途切れがち
- 外音取り込み時のデジタル感
- 勝手にANC・外音取り込みが変わる
- マイクが拾いすぎて
- 蓋が開きやすい
- 設定が多すぎて混乱
- 説明書が簡素すぎ
安価なワイヤレスイヤホンもチェック!
この記事の登場人物


- スマホ初心者
- 『スマソム』で勉強中
- 楽&お得にスマホを使いたい
- 読者目線で質問
- 家電好き


- スマホの専門家・コンサル
- 「スマートフォン・モバイル実務検定」合格者
- 格安SIMをわかりやすく解説
- ガジェット好き
- 当サイト管理人
本記事は、メーカーよりサンプル提供を受けて作成しています。
*2022年5月9日時点、ソニー調べ。LDAC対応完全ワイヤレス型ノイズキャンセリングヘッドホンにおいて。
SONY LinkBuds S WF-LS900N の評判は悪い?オススメする方/しない方!


n=689件(利用者のアンケート数)
SONY LinkBuds S WF-LS900N をオススメしない方:特に気なる3点!
- 完全なノイズキャンセリングがしたい方
- アプリの設定を手間に感じる方
- いわゆる機能全部入りのイヤホンが欲しい方
完全なノイズキャンセリングがしたい方
「LinkBuds S WF-LS900N」は、とてもノイズキャンセリング(ANC)が良く効きます!が、完璧ではありません。より良い静音をお求めの場合、高価格帯の「WF-1000XM5」などをお買い求めた方が幸せになれます。
アプリの設定を手間に感じる方
また、アプリで様々な設定ができますが、項目が多すぎて目的の機能を探すのが大変です。
いわゆる機能全部入りのイヤホンが欲しい方
さらに、確かに機能は多いのですが、ここ最近のトレンド機能がすべて入っているわけではないので注意が必要です。



上記含むデメリット詳細は後述するね!
SONY LinkBuds S WF-LS900N がオススメな方:特に感じる強み3点!
- 有線並みの高音質ワイヤレスイヤホンが欲しい方
- 軽量で快適な装着感を求める方
- 高性能ノイズキャンセリング・外音取り込みを求める方
有線並みの高音質ワイヤレスイヤホンが欲しい方
「LinkBuds S WF-LS900N」は、2万円台という価格だけあって、音質が非常に良いです。高音域は明瞭で低音域は5mmドライバーと思えないほどしっかりと響きます。
軽量で快適な装着感を求める方
また、なんと言っても軽量。ただ軽いだけでなく、コンパクトで耳から飛び出る部分が少ないため、とても安定して快適な装着感を得られます。
高性能ノイズキャンセリング・外音取り込みを求める方
さらに、個々の機能が高水準で纏まっています。特にノイズキャンセリング・外音取り込み、そしてそれらを環境に合わせて自動で変更してくれるアダプティブサウンドコントロール。一度体験すると感動すると思います!(感動しました)
本機のノイズキャンセリング・外音取り込み・アダプティブサウンドコントロールの詳細はこちら>>



他のメリットはデメリット紹介後に解説しますね
SONY LinkBuds S WF-LS900N のデメリットは?実際の使用感も紹介


ここからは、「LinkBuds S WF-LS900N」のメリット・デメリットを紹介していきます。
まずは「LinkBuds S WF-LS900N」のデメリットから。



みんな絶賛してるけど、デメリットなんてあるの?
- ワイヤレス充電非対応
- 高音域ノイズキャンセリングはもう少し
- 初期設定では高音質LDACにならない
- LDACが途切れがち
- 外音取り込み時のデジタル感
- 勝手にANC・外音取り込みが変わる
- マイクが拾いすぎて
- 蓋が開きやすい
- 設定が多すぎて混乱
- 説明書が簡素すぎ
デメリットを把握したうえで購入すれば、「期待と違った!」と思うことも少ないでしょう。



大事なのは、この2点
①デメリットが許せる内容か
②メリットの方が上回るか
「LinkBuds S WF-LS900N」を購入検討している方はデメリットを必ず確認してください。
忖度抜きで挙げられるだけあげたので、どこのサイトよりも多くのデメリットを多く解説します。
デメリット①:ワイヤレス充電非対応
全部入りと思えるほど機能の多い「LinkBuds S WF-LS900N」。
そんな中、唯一機能として不足しているのが、ワイヤレス充電です。



あとこれだけで全部入り名乗れたのに…
という感じで非常にもったいないですが、個人的にはワイヤレス充電より有線での充電の方が大抵速いので問題ないとも思っています。
充電端子もUSB-Cなので、充電ケーブルには困りません。



iPhoneも15以降はUSB-Cになるので統一できて良いですね
デメリット②:高音域ノイズキャンセリングはもう少し
凄い良いノイズキャンセリングなんですが・・・高音域はあと一歩!
なかなか完全に高音域を消すイヤホンはないですよね。
本機「LinkBuds S WF-LS900N」も例外ではなく、消し切れてはいません。



ただ、凄く良い線は行っているよ!ほとんど気にならないくらいになってる!
2万円以下には届かないレベルにはありますが、完全な静音が手に入るわけではないので、購入前に知っておくべきでしょう。



より良いノイキャンを望むならフラッグシップ機にした方が良いですね
\SONYのフラッグシップ!最高峰を体験するなら/
デメリット③:初期設定では高音質LDACにならない
どうせならハイレゾの高音質で聴きたいですよね?
そしてそれが初期設定になっていてほしいですよね?



残念、なっていないの。。
しかもそれが分かりにくいんですよね。
設定はこちらから▼




ただ、安心してください(?)、iPhoneユーザーはハイレゾ音質(LDAC)が再生できないので、AACのままで大丈夫です。



Androidユーザーは初めにこの設定をしてしまいましょう!
また、本機はiPhoneでもハイレゾ相当の音質を体験できるので次のデメリット④を一読ください。
\ハイレゾの高音質を!/
デメリット④:LDACが途切れがち
デメリット③で挙げたハイレゾの高音質『LDAC』ですが、音質は良いものの接続が途切れがち。
『AAC』だとそんなことはなかったのですが、なぜでしょう?
もしかしたら個体差はあるかもしれませんが、『LDAC』にすることでスマホとの接続が悪くなりました。
この一つの解決策は『AAC』で『DSEE Extreme』を使用すること。



DSEE…?
DSEE Extremeについて
音楽ファイルの高音域を補完するとともに、サンプリング周波数とビットレートを本来の数値より高めることで、MP3などの高圧縮音源もCD以上の高解像になり、よりクリアな躍動感あるサウンドを楽しめます。さらに、周波数特性の補完には、AI(人工知能)技術を用いることで、高音域の補完性能が向上しました。
“Sony | Headphones Connect”アプリで、設定を切り替えることができます。
DSEE Extremeについて(SONY公式)



簡単に言うと、AACでもハイレゾ相当の音質になる、ということ※
「LDAC」には及びませんが、ただの「AAC」よりもわかりやすく、キレイな音にしてくれます。
以下から設定してみてください▼


\AACでもハイレゾ相当!iPhoneも対応/
※実際はハイレゾではなく、音の加工により生演奏・生音源を推測して高音質を再現しています。
デメリット⑤:外音取り込み時のデジタル感
外音取り込みはマイクから行うのですが、使用する場面によってはデジタル感がない…わけではありません。



価格帯的に完全を求めがちだよね笑
例えば、無音の部屋で外音取り込みモードにすると、「サー…ッ」というホワイトノイズが。



普通、無音の状態で外音取り込みモードにしませんけどね
このデジタル感は、音楽を聴きながら電車など乗り物に乗っているときは気になりません。
が、全くの自然な状態とは耳に入る外音が異なるのでご注意ください。



外音取り込みを重視したいなら前作「LinkBuds WF-LS900 」がオススメだよ!外音取り込み用の穴が開いているからね
\外音取り込みが最重要な方へ/
デメリット⑥:勝手にANC・外音取り込みが変わる
本機に備わる機能「アダプティブサウンドコントロール」。
これは、使用者の行動を検知して、音の設定を自動切換えする機能なんですね▼


これ、とても優秀な機能なんですが、不満をあげるとするならば・・・



静止状態で外音取り込みにしていても、いつの間にかノイズキャンセリングになってしまうことがあります
電車で車内アナウンスを聞きたいから外音取り込みモードにすることってありませんか?
さっき外音取り込みモードにしていたのに、いつの間にかノイズキャンセリングになっていて、危うく駅に着いたことに気づかなかったことがありました。



アダプティブサウンドコントロールはオフにもできるよ
ということで、以下の手順で必要に応じてオフにして解決してくださいね▼
- スマホアプリ《Headphones Connect》を起動。
- [ステータス]タブを選択し、[アダプティブサウンドコントロール]の「>」をタップ。
- [アダプティブサウンドコントロール]をOn/Offを切り換え、[行動の検出]メニューにある (設定)をタップ。
- Onの場合、4つの行動シーン(止まっています/歩いています/走っています/乗り物に乗っています)ごとに「ノイズキャンセリング」、「外音取り込み」、「オフ」を設定することが可能です。


SONY公式より
デメリット⑦:マイクが拾いすぎて
性能が良すぎるのはデメリットにもなりますね。



マイクが音を拾いすぎて💦
筆者が本機を会社内・オフィスでリモート会議に使用していた時のことです。
後輩に言われました、「そのイヤホン、マイクめっちゃいいですね。周りの声を拾いまくってましたよ」と。



イヤホンは褒められているけど、自分は注意を受けた印象でしたね
電話するときも、場所によっては相手側に雑踏の音・環境音が聞こえているかもしれません。
普通のスマホでの電話と異なり、ノイキャンの効いた本機で聞いている自分は外音に気づかないこともあるでしょう。
その点は注意して通話した方が良さそうですね。
デメリット⑧:蓋が開きやすい
本機「LinkBuds S WF-LS900N」のケースは、蓋が開きやすいの注意が必要です!
蓋が開きやすい➡イヤホンを落としやすいに繋がります。
実際、適当にカバンに入れていたら、他の物と当たって蓋が開いたのか、イヤホンが出ていました。



というわけで、筆者はケースカバーを購入しました
ケースカバーでどれだけ蓋の開きやすさが軽減されるのかは未知数ですが、何もしないよりは良いと思っています。



汚れや傷も付かないしね
このケースはカラビナ(留め具)もイヤーピースもついて、ブルーなら600円程度だったので、お手頃で良かったです。
後半の実機写真にて、カバー付きケースの見た目・装着感も紹介しますね。
デメリット⑨:設定が多すぎて混乱
アプリの設定項目が多すぎます。
と言うのも機能が多いから。
イヤホンを装着しアプリ起動後は、タブがたくさん。



ステータスにサウンドにシステムに…何をどう設定したらよいの!?
設定に関する情報は全くわかりません。
と言うことでネットで調べることになります。
様々なサイトで設定方法や内容が説明されていますが、筆者が見つけた一番わかりやすい記載がこちら▼
LinkBuds S | 「Headphones Connect」の活用 公式サイト>>
公式サイトが最も正確に、しかもわかりやすく書いてあります。



ぜひ確認して設定してみてください!
デメリット⑩:説明書が簡素すぎ
これはちょっと問題だと思うんですよ、ソニーさん。




これで全部です。



設定が全く載っていない💦
さらに、先ほどデメリット⑨に記載したようなアプリの設定方法・内容のWebページの紹介なども載っていません。
安全上の注意や保証などの説明しかないんですね。
イヤホンの接続方法すら載っていないって本当に凄い。(悪い意味で)



さすがに不親切な気もしますね…
設定方法については色々なサイトを漁って調べるのも良いですが、筆者が調べた限り公式サイトが一番わかりやすいので、公式のWebページを参考にいじってみてください▼
LinkBuds S | 「Headphones Connect」の活用 公式サイト>>
SONY LinkBuds S WF-LS900N の口コミや評判もデメリット多くて最悪?


ここまで「LinkBuds S WF-LS900N」のデメリットを紹介しましたが、筆者以外の利用者からはどのような評価が寄せられているのでしょうか。
ここでは、「LinkBuds S WF-LS900N」の評判・口コミを紹介します。



偏りのない意見を確認するよ
X(旧Twitter)での悪い口コミや評判
まずは悪い口コミからです。
悪い口コミは主に「電池持ちに不満」「通信途切れ・乱れ」といったものが多い印象。
通信については筆者もデメリットに挙げていました。



LDACじゃなくてAACにすることで改善するかもしれませんね※デメリット④参照
ただ、悪い口コミはそもそも少なく、探すのが大変でした。
X(旧Twitter)での良い口コミや評判
続いて良い口コミを見てみましょう。
悪い口コミの一方、良い口コミの方が多数あります。
「安い」「音質も良い」「小さい・軽い・快適」など。



つけ心地は本気でNo.1だと思います!
さらに、SONYのアイソレーションイヤーピースに変えることで、フラッグシップ機「WF-1000XM5」に匹敵するノイズキャンセリングになるという方も。



ぜひ試してみてね✨
\イヤーピースを変えるだけでノイキャン性能が格段に向上!/
\良い口コミが多数!/
SONY LinkBuds S WF-LS900N は全てが高性能!メリットもたくさん



ここからはメリットを紹介するね!
「LinkBuds S WF-LS900N」は、搭載された機能全てが高水準に纏まっているのが特徴です。
ここで、本作のメリットは
- ワイヤレスでハイレゾの高音質を
- ドライバー5mmでこの重低音
- ノイズキャンセリングで没入感◎
- 高性能外音取り込みでながら聴き
- アダプティブサウンドコントロールの精度が高い
- コンパクト・軽量は正義
- コンパクトでも最大30時間再生
- 防水規格IPX4
- 接続はケースを開くだけ
- マルチポイントとマルチペアリング8台


機能を一つひとつ、レビューと共に見てみましょう。
メリット①:ワイヤレスでハイレゾ高音質を
まずはハイレゾ音源再生に対応している件。
2万円以上のイヤホンなので、音質も良くなくては不満ですよね。



これがとても良いの!
さすがはSONY、音質はばっちりです。
- 対応機種の多いLDAC(ハイレゾ音質)に対応!
- iPhoneでもよい音を出せるようにDSEE Extremeに対応!
ハイレゾとは?
CD音質を超える高解像度の音楽ファイルのことを指します。具体的には、44.1kHz/16bitというCDのスペックよりも高いサンプリング周波数やビット深度を持つ音楽ファイルです。「サンプリング周波数」と「ビット深度」が何かというと、生音をデジタル化する際の「質」や「精度」を示す指標です。サンプリング周波数は、1秒間に何回音楽の情報を取り込むかを示し、ビット深度はその音の情報の「詳細度」を示します。これらの数値が高ければ高いほど、音楽は生音に忠実になり、より豊かな音を再現できます。
DSEE Extremeとは?(再掲)
音楽ファイルの高音域を補完するとともに、サンプリング周波数とビットレートを本来の数値より高めることで、MP3などの高圧縮音源もCD以上の高解像になり、よりクリアな躍動感あるサウンドを楽しめます。さらに、周波数特性の補完には、AI(人工知能)技術を用いることで、高音域の補完性能が向上しました。
“Sony | Headphones Connect”アプリで、設定を切り替えることができます。
DSEE Extremeについて(SONY公式)



死角なし!ほとんどの方が満足いく音質だと思います
筆者は静かなところで音楽を聴きながら作業をする機会が多いのですが、このイヤホンで作業していると音が良くて本当に心地よい。
生楽器の微細な振動や、アーティストの息遣い、細かな音のニュアンスまでが再現され、まるでライブのような臨場感を体験できます。
一度この魅力を体感すると、音楽を聴く喜びがさらに深まること間違いなしです!
皆さんも、新しい音楽の世界を「LinkBuds S WF-LS900N」でぜひ体験してみてください。
\最適な音質を提供!/
メリット②:ドライバー5mmでこの重低音
一般的に、ドライバーはサイズが大きければ大きいほど振動板が大きく、低音の再生が有利。
そしてそのため、10mm程度のドライバーを搭載したイヤホンが多く存在します。
しかし、本機「LinkBuds S WF-LS900N」は、たったの5mmで迫力のある重低音・高音質の出るドライバーを新規開発しました。


筆者もこのドライバーには本当に驚きました。
イヤホンを検討する際は必ずチェックする項目で、本機のスペック表を見たときは



たった5mm!?大丈夫なの?
と心配になりましたが、さすがはSONY、5mmとは思えない重低音を頭の中心に響かせてくれます。



ドライバーはサイズだけではないと、良い意味で裏切られました
今後、スペック表だけでなく、どのメーカーが作っているか、というのもちゃんと見なくては、と勉強になりましたね。
ちなみに、重低音が十分であれば、小さいと以下のメリットがあります。
- 本体の小型化=軽量化
- 重心を内側(耳寄り)に=装着感の向上



だから長時間つけていても快適なんだね!
\抜群の重低音/
メリット③:ノイズキャンセリングで没入感◎
本機は小型でありながら、フラッグシップ機「WF-1000XM4」と同じチップ「統合プロセッサーV1」を搭載。
従来の製品と比べ、ノイズに対して低遅延での処理が可能になり特に高音域でのノイズキャンセリング性能が向上しています。
筆者は特にノイズキャンセリング性能を調べる際は、静かな部屋で手を叩いてどれだけ聞こえるかをテストしています。



拍手の音は高音だからね
本機は、確かに2万円未満のイヤホンには真似できないレベルのノイズキャンセリング性能となっていました。
拍手の音は10段階で7~8程度消されています。
もちろん低音はしっかりと消されています。



今は高速バスの中で執筆しているのですが、音楽以外はほぼ聞こえませんね
たまに運転手さんが何か言ってそうな雰囲気を感じ、その時は急いで外音取り込みモードにして車内アナウンスを聞いています。
これ以上ノイズキャンセリングで無音になると、アナウンスが流れているかどうかも全く分からなくなるので危なさそうです。
ぜひこの静寂&没入感を味わってみてください。
\フラッグシップ機同様のチップでノイキャン体験を/
メリット④:高性能外音取り込みでながら聴き


本機はSONYの完全ワイヤレス史上最高の外音取り込みを搭載しています。
もともと、このLinkBudsシリーズは、初代「LinkBuds」から外音取り込みを重視しています。



初代はドーナツ形状だもんね
2代目の本機「LinkBuds S WF-LS900N」では、ドーナツはやめたものの、変わらず外音取り込みには力を入れていています。



従来モデルよりも信号処理における外音取り込み量を増やすことで、より自然な外音取り込みを実現していますよ
実際に外音取り込みモードで聞いてみると「完全に外音と同じ」ではないにせよ、ほぼ同じ。
外を外音取り込みモードで歩きながら、イヤホンを脱着してみると、着けていないときと着けているときで聞こえる環境音はほとんど変わりません。
ここまで変わらなければ、「これ以上高性能な外音取り込みは必要?」と思えるほどにはなっています。
また、外音取り込みはアプリから、そのボリューム調整やモード変更が可能です。
- 外音取り込みレベルを20段階で調整可能
- ボイスフォーカスで人やアナウンス音のみ取り込みやすくすることも可能
- これによりシーンに応じて快適に音楽を楽しめる


自然な外音取り込みを好みのレベルに設定して、快適なイヤホンライフを体験してみてください。
\史上最高の外音取り込みを/
メリット⑤:アダプティブサウンドコントロールの精度が高い
これは本当に感動の機能です。
アダプティブサウンドコントロールとは
ユーザーの行動や場所に連動して事前に登録したノイズキャンセリング/外音取り込み設定やイコライザー設定に自動で切り替わる機能。一度設定しておくと、ヘッドホンが自動でモードを切り替えてくれるので、ヘッドホンもスマートフォンも触ることなく、シーンに応じたお好みのリスニング環境をお楽しみいただけます。


”SONY公式より引用
いやいや、そんな機能使わないでしょ、いらないでしょ。
筆者もそう思っていました、これをつけて外出するまでは。



外で使ってびっくり!本当に凄い!
電車に乗って立ち止まっているときはノイズキャンセリング、電車から降りて歩き出すと途端に外音取り込み、といった具合に、自動的に自然とモード切替を行ってくれます。
これに慣れてしまうと、他のイヤホンを使用した際にいちいち手動で切り替えるのがおっくうに感じてしまいます。



こういう細かいところまで気遣い設計しているのが日本企業・SONYという感じですね
そんなアダプティブサウンドコントロールの設定方法は以下のとおり▼
- スマホアプリ《Headphones Connect》を起動。
- [ステータス]タブを選択し、[アダプティブサウンドコントロール]の「>」をタップ。
- [アダプティブサウンドコントロール]をOn/Offを切り換え、[行動の検出]メニューにある (設定)をタップ。
- Onの場合、4つの行動シーン(止まっています/歩いています/走っています/乗り物に乗っています)ごとに「ノイズキャンセリング」、「外音取り込み」、「オフ」を設定することが可能です。


SONY公式より
一度体験したら戻れないですよ、ぜひ体験してみてください!
\自動でモードが切り替わるって楽!/
メリット⑥:コンパクト・軽量は正義
これは声を大にして伝えたい。
最高です。
イヤホンの形状や重量を正直なめてました。
言うてそんなに形状で快適性変わらないでしょ✋
1g、ましてや、0.1g単位での重量で何か違う?
ごめんなさい。全力で謝ります。
本機「LinkBuds S WF-LS900N」は、ノイズキャンセリング機能とハイレゾワイヤレス対応モデル*1として世界最小最軽量*2を実現しています。
*1 ハイレゾワイヤレス再生(LDAC)を利用するにはAndroidスマートフォンやウォークマンなどLDACに対応した機器が必要です。また、WF-1000XM4でLDACを使用するにはスマートフォンアプリ「Headphones Connect」から操作が必要です。
*2 2022年3月30日時点、ソニー調べ。LDAC対応完全ワイヤレス型ノイズキャンセリングヘッドホンにおいて
また、ただ小さくて軽量なだけでなく、耳からの突出量を減らすことにもこだわっているとのこと。



重心が頭に近づくから装着が安定して、ズレにくいし外れにくい!



装着感も良くなるので、快適性も向上します!
極めつけはエルゴノミック・サーフェース・デザインを採用することで、イヤホン本体を耳との接触面で支え、安定感・フィット感をさらに高めています。


画像はSONY公式より
小型・軽量化のために、デバイス・メイン基板・ドライバーユニット・バッテリーそしてマイクをゼロから設計されています。



技術者の腕やロマンが詰まってますね
その努力は、本機を使用する全ての方に伝わっているでしょう。
少なくとも筆者は、その装着感・快適性に感動しています。
これだけで本製品を選ぶ価値はあるといっても過言ではありません。
\着けて納得!小型・軽量化はSONYの技術の結晶/
メリット⑦:コンパクトでも最大30時間再生
これだけ小型化しているのに、バッテリー持ちにも妥協していません。
SONYのフラッグシップ機「WF-1000XM4」と同じチップ「統合プロセッサーV1」を搭載することで、消費電力を省力化。
ノイズキャンセリングONでも6時間の連続再生を可能にしています。



OFFにすると9時間再生可能です


*1完全ワイヤレスモデルはケース充電を含む。コーデックはAAC。DSEE Extreme/イコライザーの搭載モデルはOFF設定時、またその他機能は全て初期設定時
*2コーデックはAAC、ノイズキャンセリング機能ON時、DSEE Extreme/イコライザー搭載モデルはOFF設定時、またその他機能は全て初期設定時
6時間連続再生する機会はなかなかないと思いますので、十分な連続再生時間だといえますね。



5分の急速充電で60分再生できるのも良い!
メリット⑧:防水規格IPX4
本機は、防水規格IPX4に対応しています。
IPX4とは?
「あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない。(防沫形)」ということであり、濡れた手で触れたり、少々の雨や水しぶきに当たっても大丈夫、と言うこと。


* 本機の音導管(音出口の筒部)、通気孔、マイク穴を除く



屋外で音楽を聴いていたら、雨が降ってきた!



運動しながら聴いていたから汗が気になる
と言う時も安心ですね。
また、形状が小型でシンプルなため、例え濡れてしまっても簡単に拭き取ることができます。
いつでも安心して着けていられますね!
メリット⑨:接続はケースを開くだけ
本機「LinkBuds S WF-LS900N」は、端末との接続に便利なGoogle Fast Pairやクイックペアリングに対応しています。
Google Fast Pairとは
イヤホンをペアリングモードにし接続するAndroid端末に近づけると、端末にポップアップが出てきます。それをタップするだけで簡単にペアリングできる機能がGoogle Fast Pairです。


”SONY公式より引用
ということですが、実体験としてはこの説明よりももっと簡単に接続ができました!
どのように簡単だったかというと、届いた本機を開封してスマホの横でイヤホンケースを開けて取り出しただけ。
それだけでスマホにポップアップが表示され、タップで接続完了。



簡単すぎてびっくりしたよ!



ペアリングモードにもしていなかったので
当然これは初めの一端末のみで、その後のマルチポイント接続端末などはペアリングモードにする必要がありましたが、それでもペアリングモードにするだけで一瞬で接続できるのは楽すぎます。
複数端末を持つ方には本当にうれしい機能です。
\細かいポイントもしっかり押さえている!/
メリット⑩:マルチポイントとマルチペアリング8台
本機「LinkBuds S WF-LS900N」は、マルチポイント機能により、2台の端末とBluetoothの切り替え作業不要で接続できます。
もちろん、切り替えもスムーズ。
例えば、PCでオンライン会議が終わった後に、ただスマホの音楽を再生するだけで切り替わっちゃうんです。


マルチポイントの設定も、以下4ステップで簡単。
- 1台目の端末とBluetoothで接続
- スマホアプリ「Headphones Connect」でマルチポイントを有効に設定
➡[2台の機器と同時に接続]をオンにします - イヤホンを入れたケースを開いたまま、ケースのボタンを3秒長押し
- 2台目の端末とBluetoothで接続
以上です。
これで2台の端末を簡単に切り替えできてしまうんです。



一度設定すると、端末Aの再生停止→端末Bの音声再生させるだけで切り替わります



私用端末 ⇔ 社用端末の切り替えが楽!
一度使用したら手放せない機能になりますよ。
さらにさらに、本機は8台までの端末とペアリングできるマルチペアリングも可能。
マルチポイントとは異なりますが、一度ペアリングしておけば2回目以降の接続でペアリングモードが不要になり、簡単になる機能です。


社用iPhone、私用Android、社用PC、私用PC、音楽再生用端末…など、たくさんの端末を持っていると本当に便利です。
マルチポイントもマルチペアリングも、ぜひ手に取って確認していただきたい機能です。
\安定したマルチポイント機能!/
SONY LinkBuds S WF-LS900N 実機の写真
ここからは実機の写真を見てみましょう。
まずは外箱から▼




この箱から取り出すと、以下のハードケースが出てきます▼


パッケージは全てプラスチックフリー素材で作られており、随所に環境への配慮や想いが感じられますね。






さぁ、それでは内容物全てを並べてみましょう▼


本体にクローズアップしてみましょう▼














イヤーピースは付属のものでも十分ノイズキャンセリングを体験できますが、別売りのものを使用すると最新のフラッグシップ機「WF-1000XM5」並みに性能が上がると言われているので、気になる方は試してみてください▼
\イヤーピースを変えるだけでノイキャン性能が格段に向上!/
また、今回購入したイヤホンケースカバーがこちら▼


シリコンのカバーですが、思ったよりホコリも付かないし、カラビナもイヤーピースの予備も付属するのでお得でオススメです▼




\これで良い、これが良い!/
SONY LinkBuds S WF-LS900N と他機種とのスペック比較
ここでは、SONYの他機種と比較を行いました。
具体的には、本機「LinkBuds S WF-LS900N」とフラッグシップ機「WF-1000XM5」、前作「LinkBuds WF-LS900 」との比較です。
赤字が他製品より良い点
製品名 | LinkBuds S WF-LS900N | WF-1000XM5 | LinkBuds WF-LS900 |
---|---|---|---|
製品画像 | ![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
タイプ | カナル型 | カナル型 | インナーイヤー型 |
防水規格 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
接続方式 | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC / LC3 | SBC / AAC / LDAC / LC3 | SBC / AAC |
重量(イヤホン両耳/ケース込み) | 約9.6g / 約40g | 約11.8g / 約48g | 約8.2g / 約41g |
バッテリー(イヤホン/ケース込み) | 最大9時間(ANCで6時間)/最大30時間 | 最大12時間 (ANCで8時間) / 最大36時間 | 最大5.5時間 / 最大17.5時間 |
ドライバー | 5mm | 8.4mm | 12mm |
充電端子 | USB-C | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電 | × | 〇 | × |
急速充電 | 5分で1時間再生可能 | 3分で1時間再生可能 | 10分で1.5時間再生可能 |
着脱検知 | 〇 | 〇 | 〇 |
ノイズキャンセル(ANC) | ★★★ | ★★★★★ | × |
外音取り込み | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★★★ |
アプリ | 〇 | 〇 | 〇 |
マルチポイント | 〇 | 〇 | 〇 |
低遅延モード | 〇(LE Audio) | 〇(LE Audio) | × |
操作 | タッチコントロール | タッチコントロール | タッチコントロール |
定価 | 26,400円 | 41,800円 | 21,000円 |
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こう並べると、「WF-1000XM5」が強いね
スペックを見ると、やはり最新フラッグシップ機「WF-1000XM5」が突出しています。
本機「LinkBuds S WF-LS900N」が勝っているのは、重量と価格くらい。
あとは個々人がどこまでお金をかけられるか、になってきそうです。
ただ、Bluetoothは5.2から5.3への変化はLE Audio*時の改善なので、ほとんどの方には影響ないですし、バッテリーも12時間連続でイヤホンをケースに入れない方は少数でしょう。
*LE Audioは、より高音質・低遅延の伝送ができ、複数イヤホンに同時接続ができるという次世代のBluetooth規格。まだまだ普及されておらず、現在対応端末は「Xperia 1 IV」「Xperia 5 IV」「Pixel 7 Pro」くらいです。Bluetooth5.3での変更・追加はこちら>>
ワイヤレス充電・急速充電などの充電周りや、使ってみないと分からないノイズキャンセリングや音質などは「WF-1000XM5」が完全に上位になります。
まとめると、



コスパ・十分な性能・快適な装着感を求めるなら「LinkBuds S WF-LS900N」



より高性能なノイズキャンセリング・音質・バッテリー性能を求めるなら「WF-1000XM5」
と思います。
自分の求める性能とかけられる金額を考えて選んでみてくださいね!
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SONY LinkBuds S WF-LS900N のレビュー・評判まとめ
以上、「LinkBuds S WF-LS900N」の実機レビューと評判のまとめでした。
悪い評判は少ないですが、より高価格帯のイヤホンと比べるとノイズキャンセリングが弱めだったり、バッテリーや充電周りの性能が高くないなど、欠点もあるのが事実です。
とはいえ、上を見ればきりがないのもその通りで、本機種はもうそれで十分に完成されていると言えます。
何より軽い・コンパクト・フィット感が抜群など、イヤホンを装着していて本当に快適で、他の機能も高性能であるため、満足度が非常に高いです。



買って後悔しないと思います



最後までお読みいただきありがとうございました!
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- ワイヤレスでハイレゾの高音質を
- ドライバー5mmでこの重低音
- ノイズキャンセリングで没入感◎
- 高性能外音取り込みでながら聴き
- アダプティブサウンドコントロールの精度が高い
- コンパクト・軽量は正義
- コンパクトでも最大30時間再生
- 防水規格IPX4
- 接続はケースを開くだけ
- マルチポイントとマルチペアリング8台
- ワイヤレス充電非対応
- 高音域ノイズキャンセリングはもう少し
- 初期設定では高音質LDACにならない
- LDACが途切れがち
- 外音取り込み時のデジタル感
- 勝手にANC・外音取り込みが変わる
- マイクが拾いすぎて
- 蓋が開きやすい
- 設定が多すぎて混乱
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